【春夏ワードローブ計画】第3話:夏の足元は「革」素材がカギ!ラフすぎない大人のサンダル使い
編集スタッフ 田中
エッセイストの柳沢小実さんに「春夏ワードローブ計画」を全4話でお聞きしています。
第3話は靴に注目。今日はサンダルと革靴の2種、着まわしもしやすい靴は次のお買い物リストにいれたくなります!
また、夏はサンダルがいちばん過ごしやすく楽ですが、一方でラフすぎてしまうんですよね。柳沢さんの場合は素材がポイントのようです。
靴 編
01_サンダル
サンダル:TEVA
SELECT Point!
サンダルでも「革素材」を選ぶ
柳沢さん:
「今季あたらしく取り入れたのがこのサンダルです。昨年から引き続き流行していて、履きやすいと聞いていたので欲しかったのですが、ストラップ部分が布タイプで自分にはカジュアルすぎるのかも……と手が出せなかったんです。
ですが、今年”革”のストラップになっているものを見つけて、これなら履ける!と購入しました。
実際に履き心地もよく、旅行にも日常でも既によく使っていますね。
あと、わたしは靴下を組み合わせることも。夏の足もとは冷えやすいし、薄手でシフォン素材のものや、すこしラメが入ったものを取り入れています。あえて服とは素材を変えているのが、わたしなりの工夫かな」
02_レースアップシューズ
靴:F-TROUPE
SELECT Point!
白い靴は、カンタンに「抜け感」をつくってくれる
柳沢さん:
「白いカラーはやはり印象が軽やか。だから、足元にもってくると夏らしい抜け感をつくってくれます。
サンダルよりもカチッとした印象なので、リネンやコットン素材のラフな夏らしい服を引き締めてくれますし、革素材だからきちんと感もあるんです。この靴はもう二年くらい履いていますね」
夏の涼やか、足もとコーデ
01_夏らしいサンダルコーデ
(トップス:無印良品、ボトム:nest Robe、靴:TEVA、バッグ:kate spade SATURDAY、ネックレス:台湾で購入)
夏らしいコーデにあわせたいのはラフなサンダル。このままリゾート地へ行きたくなります!
柳沢さん:
「真夏になったら靴下なしで履きますね。このサンダルは本当に歩きやすいので、一度履くと虜になってしまい、ついつい玄関で取り出してしまいます(笑)
“革”素材でバッグとサンダルがリンクしていて、カジュアルすぎないようにしていますね」
02_白い革靴でフォーマルな印象
(トップス:無印良品、ボトム:trict COMME des GARÇONS、靴:F-TROUPE、バッグ:kate spade SATURDAY、バングル:ブランド不明、ネックレス:柳沢さんのハンドメイド)
白いレースアップシューズで足元をまとめると、お仕事のお打ち合わせにも出かけられそうな雰囲気ですね。
柳沢さん:
「ボトムに濃い色がきたとき、白い色が足元にあるとパッと明るくなるんです。これは紺のパンツだから、よりキリッとフォーマル感がでますよね」
取材こぼれ話
今日のこぼれ話は、ワードローブの軸となる考え方について。ちょっぴり真面目に柳沢さんと話しこんでしまいました。
わたしもクローゼットの中を見渡して、じっくり考えるきっかけになりましたよ。
柳沢さん:
「わたし今、40歳なんです。そこで服装も自分の『核』となるようなものを見つけたい、そういう考えが生まれていて。
流行もほどよく取り入れて、服の量が少なくても、自分なりに似合うスタイルを見つけたいなと思っていたんです。
そんなことを考えながら振り返ると、毎シーズン服を新調してしまう理由は、髪型をよく変えているからかも?!と発見しました。
髪の長さやボリューム感、スタイルなどが変わってしまうと服も似合わなくなってしまうことってありませんか?これを打開するべく、耳にかけられるかどうかのボブと、少し長めでちょこんと結べるくらいのボブの間で髪型を固定してみることにしました。
ヘアスタイルを軸にして、自分のワードローブのスタイルがどうなっていくか、ちょっと楽しみですね」
今日のまとめ
・サンダルも革素材をえらぶとカジュアルすぎない
・白い靴は革でもさわやかな印象
・体温調節はかわいい靴下で
▽ちょうど昨日から「革のフラットサンダル」を発売しています!ぜひご覧くださいね!
第3話は、靴えらびについてお届けしました。
サンダル選びって、そういえば年々難しくなってきていたんです。上にきている服は年齢を経ていくうち徐々に変わっていくのに、足元っておざなりになってきていました。
柳沢さんは「革」を選んでいましたが、革に限らず素材感を気をつけてみよう!と思いました。
次回の最終話は、着まわし上手になれるポイント、アクセやバッグ使いについてお聞きしましたよ。
(つづく)
もくじ
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柳沢小実(エッセイスト・整理収納アドバイザー)
ファッションと美味しいものが好き。エッセイストとして暮らしにまつわる著書、雑誌への連載など多数。収納好きが高じて、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。手間をかけずにすっきり見える収納に定評がある。また台湾好きが高じて、初の旅行本「わたしの台北案内」、その経験豊富な旅行についての「大人の旅じたく」も上梓。また今年は第二弾の台湾本の製作も進行中。
↓柳沢さんの著書はこちら
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