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【こころの香りが立つ頃に】vol.02 | 「あきらめる」は悪いことじゃない。 いい着地点を見つけて、機嫌よく生きる。井出綾さん

【こころの香りが立つ頃に】vol.02 | 「あきらめる」は悪いことじゃない。 いい着地点を見つけて、機嫌よく生きる。井出綾さん

プランナー 清水

珈琲の香りが立つように、ふわりと立ちのぼるこころの声。

それは他の誰でもない、自分自身がそっと抱えているささやかな願いや気づきです。その小さな声に気づけたとき、明日を少し軽やかに歩けるのかもしれません。

「ちょっと贅沢な珈琲店®︎」がお届けしたいのは、そんな声に耳を傾ける、ささやかで豊かなひととき。ドキュメンタリー番組『こころの香りが立つ頃に』では、こころの声に耳を傾けながら年齢を重ねても自分らしく、新しい挑戦を続けるあの人を訪ねました。

第2回目に登場するのは、プランツスタイリスト・花手の井出綾(いで あや)さんです。

(この記事は、味の素AGF株式会社の提供でお届けする広告コンテンツです)


ゴールがずれても素敵になる方がいい、と思えるようになって

現在はプランツスタイリスト・花手として、雑誌、広告、イベント、商業施設でのアレンジやスタイリングと、ご自宅で「花あわせレッスン」や「野山の花の会」、 ワークショップを主宰されている井出さん。

50歳をすぎた頃に「野山の花」と出会ったことで、長年続けてきたお花の仕事での行き詰まり感や自身の気持ちに変化が起きたと言います。

笑顔でお話しされる様子は自然体で、まさに植物のようなしなやかさや力強さが伝わってきます。

井出さん :
「ちょうど息子が2人とも成人した頃で、自分一人の井出綾としてどういう人生を送るのかを考える時期にまたなったのかなと思いました。

野山の花は癖のあるものが多いので、全く思うように生けられないんですね。一本一本が違うしそれぞれ魅力があって、そういうものを見て活かす。思うようにいかないので少し諦める。

『諦めるというのは明らかに極めるということ』『ちゃんと見るということ』だと教えてもらったことがあって。私は『諦める』というのに悪いイメージはないですね。

完成形は思い描いてるんですけれども、少しゴールがずれても素敵になる方がいいじゃないかと、『野山の花の会』をはじめてから思うようになりました」

そんな風におおらかに話す井出さんには自分を知る時間として、「何もしない時間」や「太極拳の時間」があるんだそう。

井出さん :
「年齢とともに大事なものだけを見極められるようになっていて。

自分のこころの声を聴いて、我慢をするよりいい着地点を見つけて機嫌良く楽しくやれることの方が、自分にとっても周りにとっても一番いいと思うようになってきたのはあるかな」

動画では、井出さんが “こころの声” に耳を傾ける瞬間や、これからの夢についてお話を伺いました。

ぜひ本編でご覧ください。


「ちょっと贅沢な珈琲店®︎」
詳細はこちら

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井出綾

花手・プランツスタイリスト。輸入雑貨店、デザイン事務所を経て、アレンジメント教室勤務。フリースタイルのフラワーアレンジメント、ランドスケープデザインを学び1994年よりフリーランス。雑誌、広告、イベント、商業施設でのアレンジやスタイリングと、「花あわせレッスン」「野山の花の会」やワークショップなどのスクーリングを主に、自然と暮らしをつなぐ花を提案している。ブケ ド ソレイユ http://soleil-net.com/

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