【メイキング裏話】本日公開『青葉家のテーブル』撮影の舞台裏をお届けします!

編集スタッフ 二本柳

本日公開の短編ドラマ。撮影の舞台裏をお届けします!

本日公開のオリジナル短編ドラマ『青葉家のテーブル』は、お楽しみいただけましたでしょうか!?

北欧、暮らしの道具店を訪れてくださるお客様に、本当の意味で「フィットする」ドラマを作りたい。そんな思いからはじまった、新たなチャレンジ。

ついに皆さんにお届けする日がやって来て、ドキドキそわそわしている私たちです。

▲ドラマ本編 (17分)

 
松本壮史監督、制作会社THINKRとの取り組みがスタートしたのが、昨年の秋。

お客様が心から楽しめるドラマには、どんな仕掛けが必要なんだろう?そもそも、私たちはドラマや映画を観るとき、何にグッとくる……!?

初体験だらけの現場で、真剣に頭を抱えながら、ドラマと向き合う約半年間。

それは、嵐のように時が過ぎていく、怒涛の日々でした。

そして同時に、私たち自身が胸をワクワクさせながら、心から楽しんで製作に臨んだ日々でもあります。

わたし二本柳からは、その撮影の舞台裏を、一部ご紹介させてください。

 

お気づきでしょうか?青葉家の舞台は、あの家でした。

「青葉家、どうしましょうか……」

脚本の方向性が決まり、さっそく問題となったのが青葉家の舞台。

三度の飯より雑貨が好き!というスタッフも多いクラシコムとしては、主人公が暮らす「家」は妥協できない超重要ポイントです。

ここは気合を入れねば〜!と、早くも鼻息を荒くする店長佐藤。悩みに悩んで、ピンときました。

佐藤:「あの、ちょちょっと変な提案してもいいですか?」

監督:「どうぞ、どうぞ」

佐藤:「実は、我が家、今月引っ越しなんです」

監督:「はい」

佐藤:「うちが舞台だったら、、面白くないですか……?

お客さまも親近感を持って楽しんでいただけると思うんです」

監督:「おお、佐藤さん家?いいかもしれませんね。ロケハンしましょう」

そう、すでにドラマをご覧になってお気づきの方も多いかもしれません。

青葉家の舞台は「店長佐藤の新居」だったんです。

 

妄想フル回転で家づくり。深夜まで迷走はつづき……

そうと決まったら、次は佐藤宅を青葉家バージョンに大改造です。

春子(西田尚美)は、どんな性格で、どんな人生で、どんなモノ選びをしてきたか?妄想フル回転で、インテリアを模索しました。

その大仕事に協力くださったのが、スタイリストの福田春美さん。

まる1ヶ月もの間、東京中を走りまわり、「まだ見ぬワクワクの世界」をつくる小道具をかき集めてくれました。

▲撮影中も美術を見守る福田さん(左)と店長佐藤(右)

撮影前日。福田さんの自宅を占領しつつあった山積みの小道具!

それをすべて佐藤宅へ運び、いざ青葉家づくりがはじまりました。

「この壺、どう思う?」「いいですね!」「花器はこっちとそっちで悩んでるの」「う〜ん……春子はカゴだと思うなあ」

▲撮影前日、ドタバタの準備がひと段落したところ

そんなやりとりを経ながら、リビングとキッチンだけでも、まる一日かけて作り込んでいきました。

ドラマならではといえるでしょうか。何より難しかったのは「春子には春子の人生がある」ということでした。

どんなにおしゃれで可愛くても、春子の「匂い」を感じなくっちゃ真実味がない……。

「完成してから後悔するのは絶対に嫌なんだよね」と粘る佐藤は、福田さんや私が帰宅した後も、飾っては眺め、飾っては眺め、を繰り返し。

結局そのまま深夜まで配置を変えたり戻したり、迷走をつづけていたとか……。

 

うわ〜こんな少年時代、過ごしたかった!(by青木)

一方、そんな佐藤の苦労を知ってか知らずか、代表青木は大興奮。

何にはしゃいでいるのかと思ったら、リビングの一角に完成した「リク役の部屋」でした。

ここは、福田さんが最も頭を悩ませた難所。なにせ未知だらけの中学生男子の部屋なのです。

でもそんなリク部屋は、監督やプロデューサーも自らの少年時代を重ねた、こだわりの空間。

監督が小学生の頃から大切にしていて、今回わざわざ実家から取り寄せたという毛布、プロデューサー持参のギター、ポスターやこまかな張り紙は手づくりです。

青木:「いや〜〜!この部屋、最高!子供のときにこんな部屋で暮らせてたらなぁ〜!!」

オフィスでは滅多に見ないはしゃぎっぷりの青木に、びびる私。

でもせっかくなので、そんな姿をパシャリ。本編では、そんな憧れの子供部屋にもご注目を♪

 

お弁当のおかずには秘められた工夫も。

ドラマの中でも重要な役割を担うのが、印象的な料理の数々。

クラシコムにもファンが多い、料理家・冷水希三子さんに作っていただきました。

なかでも打ち合わせで白熱トークが繰り広げられたのは、お弁当のおかず。

そのあまりに美味しそうなお弁当には、冷水さんならではの「ひと工夫」が秘められているんです。

ドラマでは明かされていない秘密のこだわりについては、後日あらためてご紹介しますね!

 

私たち自身、本当にワクワクしながら製作に携わりました。

▲自ら演出指導に入るプロデューサー

準備期間は数ヶ月に及んだものの、撮影期間は2日間。

ぎゅっと濃縮したスケジュールのため、撮影は早朝深夜におよび……。慣れない私たち3人、体はすでに1日目でへとへとです。

でも、不思議なくらいに心はずっとワクワクしていました。

それは、監督、制作会社、カメラマン、スタイリスト、ヘアメイク、そしてキャストの皆さん……現場にいるすべての人が「面白いドラマを作りたい」ただそれだけに、向かっていたからだと思います。

▲佐藤宅に15名近くが集まって(!)密度もかなり高めでした

▲2日目で既にへとへと。血流をよくしようと踊る人たち

▲細かいところまで目を光らせる佐藤

終始、和やかな空気。自分のもつ分野で、最大限のクオリティを発揮しようとする集中力。

お客様に「楽しんでいただく」ためのドラマだからこそ、製作側の私たち自身が、最高にときめいていたい。

そんな現場の雰囲気が、ドラマの仕上がりにも反映されていたら嬉しいです。

 

心から「好きだ」と思えるドラマができました!

▲ドラマ本編 (17分)

私たちが心から「好き!」と思えるオリジナル短編ドラマが出来上がりました。

当店のお客様が「ああ、自分はこういう世界が好きだったなぁ」と、好きの軸を取り戻したような健やかな気持ちを体験していただけるものであれたなら……。

そう本気で願いながら、今日まで準備を進めてきました。

私たちのチャレンジ第一弾となる『青葉家のテーブル』。ひとりでも多くの人の心に届きますように!

▼私たちが短編ドラマを作った理由。

【写真】 1枚目:後藤武浩


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