雨に、恋して
靴も濡れるし洗濯物もかわかない、暮らしの中で雨はちょっとこまった存在。でも詩や文芸の世界では、どしゃぶりも霧雨もどこかに美しさを秘めているように思うのです。視点を変えれば、憂鬱な想いも少しはやわらぐかもしれません。そこで今回の特集では、雨の多い日本だからこそ培われた雨にまつわる文化の数々を、詩人の高橋順子さんに聞いてみました。
カルチャー
【雨に恋して】第3話:暮らしがちょっぴり楽しくなる。詩の中の雨の音。
「雨」をテーマにした特集を、全3話でお届けしています。第2話では「雨の名前」をご紹介しましたが、第3話でお届けするのは「雨の音の表現」。聞いた音をどう表現するかは人それぞれ。そのた...
カルチャー
【雨に恋して】第2話:あなたはどれが好きですか?愛しい雨の名前たち。
先週、雨が降ったのは覚えている。でも「それはどんな雨だった?」と聞かれたら、わたしはたぶん、こたえることができません。自然は好きなはずなのに、忙しい毎日で気づけば日々は過ぎ去って、...
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【雨に恋して】第1話:日本人の中に生きつづける、美しき雨の世界。
「あぁ、今日も雨か」梅雨時など毎日のように降りつづける様子につい気持ちがふさぎこんで、そう思ってしまったことは数しれません。けれどわたしが高校生の時、そんなどんよりした思いをさっと...