BARBAR / バーバー / 波佐見焼の茶碗
広めの口で小どんぶりにも◎
ごはんの美味しさが引き立つ「茶碗」
味わいのある器に、艶やかに盛られたごはん。
和食器の表情はどうしてこんなに「美味しそう!」と私たちの心をぐっと掴むのでしょう。
茶碗は毎日使うものだからこそ、美味しさの引き立つ器を食卓に迎えてみませんか。
ごはんを引き立てる、土ものの温もり
砂や鉄粉が混じった土で作られた、温かみを感じる陶器の茶碗。
炊き立てのご飯を一層美味しそうに引き立ててくれるこの素朴な質感が、土ものの器の魅力です。
中でも、バイヤーが「これはぜひ手元に迎えたい!」と魅了されたのが、この「BARBAR(バーバー)」の茶碗なんです。
この茶碗の特徴は、腰の部分に丸みを帯びた形。そのおかげで、片手で持ちやすい大きさに収まっているのに、しっかり盛り付けることができます。
たっぷりの一人前、200gほどのご飯が程よく収まり、こんもり盛れば更に入ります。
つゆを注いだり、ご飯の上に具材を盛り付けたりしても、余裕を持って楽しめる使い勝手の良い茶碗なんです。
たくさん盛り付けられる茶碗ですが、日常で使うのに負担にならない重みです。
日常的に使うものだから、片手で持っていて疲れない重さというのも嬉しいポイントですね。
「のっけごはん」にも使える、広めの口径
口が広がった形が特徴的で、ごはんの上におかずを盛り付けた「のっけごはん」にも最適。
小さめのどんぶりやお茶漬けなど、手軽に済ませたいランチにぴったりです。
大きめの具材も乗せやすい大きさなので、じゅわっと焼いた目玉焼きを乗せて、朝ごはんにも。
茶碗だけで洗い物も少なく済み、それでいて満足感あるごはんが作れる心強い味方です。
洋食器にも馴染む、モダンな柄
丼ぶりの外側に施されているのは、日本古来の「十草(とくさ)」という柄。
手書きで引かれた線は一本一本に強弱が見え、やや赤みを帯びた色で、優しさを感じる素朴な風合いです。
鉄分の多い絵具が使われており、角度によって線が鈍く光る様子がうかがえます。
温かみがありながら、この焦茶色の絵柄が食卓をぐっと引き締める絶妙のバランス。
洗練された色柄なので洋食器とも馴染みやすく、ふだんの食卓に取り入れやすい茶碗です。
洋食器の軽やかさに温もりのある茶碗を組み合わせると、いつもの食器もまた違った印象に。
新たに広がる、食卓のコーディネートもぜひ楽しんでみてくださいね。
使うほどに味わい増す「育てる器」
陶器ならではの質感にあたたかさを感じるこの器。
器の内側のほんのり染まったオレンジ色は、「御本手」という安土桃山時代から愛される技法によるもの。
生地には鉄粉が混ぜ込まれ、黒い斑点が所々に現れています。
こうした一つひとつ異なる和食器ならではの風合いが、豊かな表情をつくっています。
釉薬の下に白色のやわらかな土の層をもつ、「粉引(こひき)」という技法で作られています。
釉薬とこの土の間に小さな貫入やピンホール(小さな穴)が入ることで、経年変化が現れやすいという特徴が。
使うほどに味わいが増していくのが、粉引の器ならではの魅力。じっくりと自分だけの器に育てる楽しみがあります。
電子レンジOK。そのまま温め直しても
この茶碗は電子レンジもOKなのが、嬉しいところ。
ごはんが冷めてしまっても、そのまま温め直して食卓へ出せるから、毎日気楽に使えます。
食器洗浄機のご使用は器が傷ついてしまう可能性があり、おすすめしておりませんのでご注意ください。
▲こちらは同シリーズの「どんぶり」です
大切な方のお祝い事にもおすすめ
▲左:どんぶり、右:茶碗
このどんぶりの「十草柄」は、成長や繁栄を願う験担ぎとして江戸時代から愛されている文様なのだそう。
だから、自分用に迎えるのはもちろん、幸せを願う大切な方へのお祝い事の贈り物にもぴったりです。
同じデザインのどんぶりもご用意しましたので、こちらもどうぞご覧ください。
【商品について】
・経年変化について
▲こちらは同シリーズの「どんぶり」です
料理を入れたり、水で洗ったりすることで、全体的にじんわりと色合いが濃く変化していきます。こうした経年変化も味わいの一つとしてお楽しみください。
・風合いについて
▲こちらは同シリーズの「どんぶり」です
風合いを出す為に、生地に砂が入っています。表面に小さな石の粒の突起等がございますので予めご了承ください。
釉薬表面の細かなヒビ模様は貫入(かんにゅう)といい、陶土と釉薬の収縮率の違いから生じるもので、人為的にできたヒビではありません。年数をかけ少しずつ貫入が生じますが、割れる心配はありません。ヒビ模様には個体差があります。
器全体に薄ピンク〜オレンジ色の斑点が出る場合があります。これを御本手(御本)と呼び、安土桃山時代から多くの茶人に愛されてきた技法のひとつです。商品の風合いとしてお楽しみ下さい。
【使い始める前に】
商品をご購入後、初めて使用される前に 「目止め」 処理されるのがおすすめです。
そうすることで、器にできる染みをある程度防ぐことができます(器の特性上、完璧に防ぐことはできません)。
用意するもの:鍋、米のとぎ汁、炊いたご飯スプーン1〜2杯
1. 器が浸かるサイズの鍋に、米のとぎ汁(なければ水)と炊いたご飯スプーン1〜2杯ほどを入れてください。
2. 鍋に器を入れ、弱火から中火の火加減でゆっくり温度を上げます。沸騰する少し手前で弱火にし、ゆるいお粥のような状態になったら火を止めます。
※火加減が強すぎる場合、器の一部だけが高温となりヒビや割れが生じることがあります。ゆっくり温度を上げてください。
※沸騰すると鍋や器同士があたり、欠けなどが生じる場合がありますのでご注意ください。
※複数の器を同時に目止めする場合、器の間にキッチンペーパーを挟むと器同士が直接ぶつからず安心です。
3. 火を止めて鍋が冷めるのを待ちます(半日ほど漬け置きの状態にしてください)。
その後、器を取り出しよく洗い、乾いた布で拭いて自然乾燥させます。
※熱い器を急冷させないでください。
【使用時のポイント】
料理を盛り付ける前に、器を水に浸して吸水させ、軽く拭いてからのご使用がおすすめです。
煮汁や油が器に染み込みにくくなります。
インフォメーション
ブランド | BARBAR / バーバー |
材質 | 陶器 |
サイズmm(約) | 直径130 × 高さ60 容量:約300ml ※手作業で作られているため、若干の誤差がございます。 |
重量g(約) | 209 |
電子機器 | ○:電子レンジ ×:オーブン、食洗機 |
生産地 | 長崎県波佐見町 - 波佐見焼 |
注意事項 | ※お使いのPCモニター、スマートフォンの機種によって、実際の色味と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。
※1点ずつ手作りされているため、サイズや重量には個体差があります。 ※不安定な重ね方で食器棚に収納すると食器に負担がかかりヒビや欠けの原因となってしまうので、似た形で重ねるようにしてください。 その他のお取り扱い方法につきましては、ご使用前にパッケージに記載してある説明文をご覧ください。 |