【ゆるりと、熱く】ながら聴きにもオススメ。「女湯トーク」を繰り広げる、当店のラジオ番組のこと
編集スタッフ 岡本
その深みにハマる人、続出……?
実はここ最近、「ラジオをきっかけにお店を知って」「初回まで遡って聴いてみました」というお声をいただくことが増えました。それは私たちにとって大変嬉しいことなんです。
とはいえ「えっ、ラジオをやっている?」「チャポン……? 」とピンと来ないお客さまもきっと多いのではないかな、と思います。
そこで、配信開始から3年を迎えた「チャポンと行こう!」について、まだ聴いたことがないという方に、ラジオならではの雰囲気やおすすめの聴き方をご紹介できたらと思います。
コンセプトの「女湯トーク」って?
▲画面中央:左が店長佐藤、右がよしべことスタッフ青木。
「チャポンと行こう!」は、当店の店長佐藤と、よしべことスタッフの青木がお届けしている、隔週日曜配信のインターネットラジオ。
まだタイトルもなく不定期配信だった頃、リスナーさんから「まるで女湯で話しているようですね」と感想をいただいたことから、コンセプトは「女湯トーク」に。
長さは30分ほど。温泉に浸かっているように気持ちがゆるまったり、トークが白熱しすぎて沸騰気味になったり。テーマだけを決めてあとは二人が自由におしゃべりするスタイルなので、ほとんどがアドリブです。細く長く続けようと密かな目標を掲げ、この春全80回をこえる長寿?番組となりました。
今回、せっかくラジオが主役のコラムなので、第78夜「仕事や勉強をするとき、『妥協点』ってどう見つけてる?」から、印象的だった会話の一部をちらりとご紹介させてください。
第78夜のトークテーマは「妥協点」でした
–佐藤
よしべさんは編集者として商品ページや読みものを作っていると思うんだけど、ひとつの仕事にいろいろな人が関わって、それぞれが違う完成度を目指していたりするじゃない? 『これくらいにしとこう』と仕上げるときに、いい力の抜き具合って見つかった?
–青木
うんっとね、どこまでやっても、ベストには毎回たどり着いてないんだってふと気付いたんですよね。今自分が持っているスキルだったり、みんなの中にあるイメージをこねくると、現状このラインまでしかできなかったというのがその仕事の限界のラインだと思っていて。
そのつど精一杯やってそのラインなので、それ以上のことっていうのは、また次の案件でできるかもって思ったりします。
一番最初にみんなが『この商品いいよね!』と思った気持ちが乗っているか、お客さまにちゃんと伝わる形になっているかというのが自分のなかのジャッジの基準になっているかも。受け取り手あっての仕事なので、伝わっているか? というのが一番大事で、自分が『この仕事、満足にできた!』というのはその次かなあ。だから妥協っていうのとはちがうかもしれないな、手は尽くしているので、ね。
–佐藤
そういう意味で言うと、ひとつポイントとして締め切りというのはあるかもね。
こだわりつくそうとすると締め切りがないとどこまでも行っちゃうけど……やっぱり一定、妥協じゃなくて判断というか。このくらいで十分でしょうという。
よしべさんがさっき、自分自身が満足できていない状態でリリースしなくちゃいけなくてもまたその次の仕事で学びや振り返りを回収できるかもって言っていたけど、その考え方すごくいいなあと。一回一回で区切って考えるというより、人生と一緒でずっと長ーく考えていくと 『ここで妥協したからダメだ!』ってならずに、そういうことも含めて経験として積み重なっていくっていう考え方はありだなあって思いますね。(17:33あたりから抜粋)
–佐藤
妥協の仕方を覚えるためには、ある時こだわってみるっていう逆の振り方が必要だったりするのかなと思って。周囲との関係性がわるくならない程度にやらなきゃっていうのはあると思うけど、両極端にいく時期っていうのがあったなって思うんですよ。仕事だけじゃなく人生において大事にしている考えがあって、昔母から聞いた話が残ってるんだけど。タッキングっていう言葉、知ってます?
–青木
タッキング?
–佐藤
海をはしるヨットの走行法でタッキングって方法があって。向かってくる風に対して、ジグザグに進路をとって前に前に良い進路を見出して進んでいくっていう操縦法をタッキングっていうんだけど。
その言葉を知って以来、またちゃんと逆に振るって覚悟さえあれば、一時期極端になってみるっていうのが悪いことではないって思えるようになって。
だらかこの妥協も、一定の時期、ここはもう一歩踏み込んだほうがいいなと自分だけが気になっているようなことも、突っ込んで言ってみようと舵を切ったことがあって。そういうときってやっぱりやりすぎちゃう。
でも今そういうコンセプトだと思ってやることには意味があって、そこで起きてしまう摩擦や衝突からたくさん反省したり学んだりしてきたなあと。
だけど、それでいいとは思ってなくて、どっかでまた逆方向に舵を切らなきゃって。ここがこだわりの限界だなってところで、力を抜いたり譲る方向にまた舵を戻すと。
そうすると前ほど、妥協するところに戻らないんですよね。
–青木
ん〜、たしかにちょっとずつ上がっていけるかもね。
–佐藤
ちょっとずつ、いい真ん中の進路を取れるようになっていきたいから。昔よりは、こだわりすぎるとか譲りすぎるっていうところから、場合場合で、こだわったり譲ったりするのが前よりはできるようになっているかなあって思うんですけど。
なので今の自分が、こだわる方が勇気のいることなのか、あるいは妥協することの方が勇気のいることなのかっていうのは、ひとつのシグナルかなって。
どっちが “勇敢さ” を求められるかっていうことを結構自分の心に問いながら、こだわったり力を抜いたりしてきたなと思いました。(21:30あたりから抜粋)
******
二人の会話をこっそり覗いているような、はたまた自分もおしゃべりに参加しているような、ゆるくも熱いラジオの空気が伝われば嬉しいです。
最新回については、サイトの新着記事一覧でお知らせしています。
▶︎この会話がきける第78夜はこちら「妥協点ってどう見つけてる?」
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現在、当店のラジオは7ヶ所のプラットフォームで配信しています。日頃から音楽を聴いているなど、使い慣れた方法が見つかれば幸いです。
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まずは一度、チャポンと浸かってみませんか
「今までラジオを聴く習慣がなかったけれど、たまたま流れてきた回を聴いてハマりました」
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そんなおたよりをいただく機会が増え、チャポラーさん(チャポ行こリスナーさんの愛称)の輪の広がりを感じているここ最近。
実は気になっていた、そもそもラジオの存在を初めて知った!という方もまずは試しに、チャポンと浸かってみていただけたら。
ほかほかと心地のよい、湯上り気分を体験してみてくださいね。
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