【あの人のデスク事情】ものは多くてもデスク上はすっきり。刺繍作家のワークスペース(atsumiさん)
編集スタッフ 糸井
自宅の一角で、デスクワークをするならば。仕事がはかどるように、かつインテリアとしても素敵にしたいです。
デスクやチェアは? 書類の管理はどうしてる? 気分のON/OFFの仕方も知りたいところ。
この連載では、気になるあの人の「デスク事情」について伺います。今回はご紹介するのは、刺繍作家・atsumiさんのデスクです。
atsumiさん:
「机は、元々物件に備え付けられていたものをかれこれ5年ほど使っています。
この椅子は、帝国ホテルで使われていたものでかなり古く、使い込んでいるのに変わらぬ座り心地が気に入っています。程よい存在感を醸し出してくれるのも魅力です。主に、パソコン作業や絵を描くときに使用しています。
もうひとつはアンティークの椅子で、こちらは刺繍をするとき専用。低めの座面と肘掛けがついているところが、刺繍をするときの姿勢に合っているので気に入っています。一度刺繍をはじめると長時間座っていることが多いせいか、クッションがヘタってきてしまったので、そろそろ張り替えの時期ですね」
atsumiさん:
「机の横のスペースに合うものがなかなか見つからず、自分で作った本棚です。
サイズを測り、自分でデザインを考え、近くの木材屋さんに加工(カットとやすりがけ)をお願いしました。
塗装と組み立ては自分で。少し前に見た、フィリップ・ワイズ・ベッカーさんのアトリエや家具に憧れて作ってみたら、とても良い感じにできたので気に入っています。
本が多いのでアトリエの色々な場所に本棚がありますが、自分で作ったのはこれだけですね」
▲引出しには刺繍糸を。中の仕切り板だけ自分で追加して作り、色ごとに分けて収納
atsumiさん:
「収納には、刺繍糸を入れる引き出しと、少し書類を立てられるスペースのある古い棚を使っています。
備え付けの机とぴったりの幅だったことと、他のインテリアにも合う雰囲気だったので即決でした。
書類立ての方は進行中の仕事の書類や、よく使う糸や生地などの見本帳を入れるのに使用しています。書類関係は、どんどん増えてしまうので、終わったものはプロジェクトごとにファイルにしまうようにしています」
atsumiさん:
「ビーズやリボン、鋏や定規などの道具や材料は、IKEAで購入した白い引き出しにしまっています。机の上が散らかっているのが好きではないので、作業が終わったらすぐに片づけるようにしています」
atsumiさん:
「仕事の始めには、ラジオや音楽を聴くためにスピーカーのスイッチを入れるようにしています。『BOSE』のコンパクトなスピーカーを使用していますが、音質もよく、小さいので主張しすぎないところが気に入っています。
仕事の途中で、あまり気分が乗らないときには知人に教えてもらった『Yohaku』のボタニカルアロマミストをシュッとひとふき。香りの強いものはあまり得意ではないのですが、これは、自然の原料からできているのでとても優しい心地よい香りで気に入っています」
atsumi:
「刺繍を仕事にしているからか、『働いている』よりも『没頭している』という言葉がぴたりと当てはまります。とはいえ、目や肩の疲れは気になってしまうので、そんなときに自分で作った小豆の入ったアイピローで目を休めると、目や肩、頭が軽くなります。
レンジで少し温めてのせると、血行がよくなるのを感じられます」
***
そんな、atsumiさんのデスク事情でした。次回も楽しみにお待ちくださいませ。
多摩美術大学卒業後、アパレルメーカー、同大学に勤務ののち刺繍作家としての活動をはじめる。刺繍をベースとした作品づくりで個展を開催するほか、異素材を扱う作家・企業とのコラボレーションワークや、アニメーションへの素材提供・装画制作・ワークショップなどの活動をしている。Instagramは@itosigoto から。
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