【ときめく常備菜】第4話:味の決め手は、たっぷりの粒マスタード。「春キャベツのスパイシーコールスロー」
編集スタッフ 藤波
冷蔵庫にあると心強い、常備菜。あれば助かると分かっていても、なかなか定着しないのが悩みでした。
でももしも、見た目にも味付けにも心がときめく常備菜があったなら。毎日の食卓を助け、ぐっと彩ってくれるはず。
そんな常備菜のレシピを、料理家 / 国際中医薬膳師の齋藤菜々子(さいとう ななこ)さんに伺っています。
第4話は、ちょっぴりスパイシーなキャベツのコールスロー。豚ひき肉とルーがあれば、なんと10分でカレーができてしまう簡単アレンジもご紹介します。
食欲をそそる、ほんのりカレー風味
「春キャベツのスパイシーコールスロー」
材料(作りやすい量)
キャベツ…1/4個(250g)
紫玉ねぎ…1/4個(25g) ※新玉ねぎ、普通の玉ねぎでもOK
塩…小さじ1/2
A 粒マスタード…大さじ2
A オリーブオイル…大さじ1
A 酢…小さじ1
A カレー粉…小さじ1/2
保存期間:冷蔵庫で4日
作り方
1. キャベツは繊維を断つように1cm幅に切り、塩を揉んで15分おき、水気をしぼる。
▲全体に塩がなじむよう、ギュッギュッと揉んでいきます
2. 紫玉ねぎは薄切りにして5分ほど水に晒し、水気を切る。
3. ボウルにキャベツ、紫玉ねぎ、Aを合わせて和えたら完成。
齋藤さん:
「キャベツは消化促進や便秘解消の効能がある食材。カレー粉に含まれるスパイスは体を温めてくれます。
お腹の調子がなんとなく悪いとき、ぜひ取り入れたい常備菜です」
このコールスローがあれば。
スパイシーな本格カレーが10分で完成
【材料(カレー2人分)】
春キャベツのスパイシーコルスロー…100g
豚ひき肉…200g ※お好みのひき肉でOK
カレールー…60g
オリーブオイル…大さじ1/2
水…400ml
1. フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、豚ひき肉を加えて色が変わるまで炒める。スパイシーコールスローと水を加え、煮立ったら弱めの中火で3分煮る。
2. 火を止めてカレールーを加える。溶けたらとろみがつくまで再び煮立てる。
齋藤さん:
「カレーにするとコールスローの酸味が飛んで違った味わいになるので、残ったコールスローをそのまま付け合わせとして添えるのもおすすめですよ」
▲こんな風にパンとソーセージと一緒にワンプレートに盛ったら、カフェみたいなランチだってできてしまいます
全4話でお届けしてきたこちらの特集。どれもあっという間にできてしまうのに、冷蔵庫にあったら思わず手を伸ばしたくなる、日々の食卓を彩ってくれる常備菜ばかりでした。
そのまま美味しいのはもちろん、アレンジしたり、お弁当やサンドイッチの具にしたりと大活躍の予感です。
春に浮き立つ心と、ときめくおかずを携えて。今年こそは、桜を見ながら近所の公園でピクニックをしたいと思っています。
(おわり)
【写真】木村文平
もくじ
齋藤さんのスープレシピはこちらから
齋藤菜々子
料理家、国際中医薬膳師。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材で作る親しみやすい家庭料理のレシピを雑誌やwebで提案している。近著に『からだがよろこぶ副菜 「あと1皿」がすぐできる 野菜をいただく76品』(誠文堂新光社)、『体にいい食材帳 心身整う12の食材とおいしいおかずのレシピ』(主婦と生活社)など。Instagramは@nanako.yakuzenから。
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