
今日からスタートした新番組「夜ふけの絵本ラジオ」。
東京・高円寺にある絵本のお店「えほんやるすばんばんするかいしゃ」を営む荒木健太さんに、ちょっと不思議で、どこかホッとするお話を選んでもらい、声でお届けするポッドキャストです。
せわしない毎日を心地よくしめくくる、夜じかんのおともにでもなればうれしいです。
(当店のアプリや、Spotify、Apple Podcast、Amazon Music、sound cloudでお聞きいただけます)
今夜のお話は
『すてきなサーカス』
今夜は、平塚武二作、長野ひろかず絵『すてきな サーカス』というお話をお届けします。
おおきな、おおきな
きんいろで ぴかぴかな
ひこうきが、まちの
うえに、とんできました。
「うわあーっ、すごい ひこうきだ。」
まちの ひとたちが、
びっくりして みていると
その ひこうきは
たくさんの いろがみを
パッと、まちの うえに
まきちらしました。......
『すてきな サーカス』p.3より
荒木さん:
「何十年も生きていますが、眠る方法がわかりません。といっても、不眠症という意味ではありません。布団に入って、目を瞑る。ここまでは意識してやれてるのですが、あとは正体不明の何かに身を委ねるだけ。眠りに入る瞬間は、いつまで経っても曖昧なままです。ご飯を食べるとか、歩くとか、声を出すとか、とは違います。
このお話を読んでいると、日常の世界に居たはずなのに、曖昧なまますーっと幻想的な世界へ入り込んでしまいます。そのさまが、眠りと夢の関係に似ているような気がしました。そしてなにより、このお話自体が『物語』の中に入る体験を表現してくれています。まさにこの連載の一話目にふさわしい内容かもしれません」
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photo:本多康司
荒木健太
東京・高円寺にある絵本専門の本屋「えほんやるすばんばんするかいしゃ」店主。店頭には古本・新本の絵本があり、作家の原画展示も行うほか、「果林社」の屋号で絵本も出版している。
166-0003 東京都杉並区高円寺南3-44-18
14:00-20:00 ※火・水定休
Instagram: @ehonya_rusuban
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