
リップに手帳、お財布、ポーチ。お出かけに欠かせないものとして選び集めてきた「バッグの中身」には、そこかしこにその人らしさが詰まっているように感じます。
「あの人のバッグ」は、気になるあの人のバッグやポーチの中身を見せてもらう連載。
今回ご登場いただくのは、北海道長沼町のプライベートカフェ「koyamame roastery」で、珈琲豆の焙煎や販売を手がける、おきぬさんです。
▲焙煎した珈琲豆「koyamame」のほか、タンブラーや手ぬぐい、マグカップなど、オリジナルグッズの企画も手がけられています
ほっかむりを被った9歳のマスター(娘)と2歳のミスター(息子)がキッチンに立って、コーヒーを淹れたり、大人顔負けの手際の良さでお菓子や季節の料理を作っていったり。おきぬさんはアシスタントとして二人を見守ります。
そんなあたたかな瞬間を発信されているおきぬさんご家族のインスタグラムのアカウント。長年拝見していると、キッチンの設えやインテリア、キッチン道具のひとつひとつやその配置にまで、たしかなこだわりが垣間見えます。
そこで今回はおきぬさんの普段のもの選びについて、「バッグの中身」を中心にお伺いさせていただきました。
ー バッグとその中身 ー
お手製カードに、動物モチーフのアイテム。
この先もずっと使い続けたい小物たち

左上から時計回りに
焙煎ノート / ノーブルノート
マスターお手製ショップカード
馬のポーチ/ Käsityö putiikki / KÄSI
マスタータンブラー / KINTO
柿渋染めの道具入れ / キクチジュンコ
エコバッグ / koyamame
タオルハンカチ / 松尾ミユキ
名刺入れ / safuji
パソコン / MacBook Neo
パソコンケース / Standard Products
カメラ / 富士フイルム
カメラバッグ/ koyamame
おきぬさん:
「通勤の時のバッグの中身はこんな感じです。
企画して作ったオリジナルアイテムは、自分でも実際に使いながら使い心地を確かめています。タンブラーもその日の気分で種類を変え、いつも持ち歩いています。
革製品ブランド『safuji』さんの名刺入れや、作家のキクチジュンコさんの柿渋染めの道具入れは、実際にお会いして、その人柄や作品に惹かれてお迎えしたもの。使い込むほどに風合いが増してきて、お気に入りです。
仕事用の焙煎ノートと一緒に写っているのは、マスター(娘)お手製のショップカード。今ピアノのレッスンに励んでいる彼女は、いつかピアノ喫茶を開くのが夢らしく、その日のために楽しみながら作っていて。そんな姿に私も励みをもらっていて、いつもノートと共に持ち歩いています。
ちなみに休日、子どもたちと出かける日は、財布とオムツセット、タンブラー!という感じで、荷物は少なめに出かけることが多いです」
ー ポーチの中身 ー
私の「小さなおまもり」。
すぐ使える保湿を忍ばせて

おきぬさん:
「ポーチやハンカチは、友人やファンの方からいただいたプレゼントです。いただいたものを、長く大切に使わせていただいています。
普段、メイク用品はほぼ持ち歩いていませんが、バッグの中に『すぐ使える保湿』を忍ばせたくて、手軽に保湿できるものを持ち歩いています。外の風にあたったあとや、ほっと一息つく時にさっと使えるので、私にとって小さなお守りのような存在です」
▲「すぐ使える保湿」の中でもお気に入りは、『みつあみ美容店』×『yes.』のアロマスキンクリーム
お気に入りのバッグは?

トートバッグ / fabrica.
おきぬさん:
「『fabrica.』のバッグは、使い始めて7年。洞爺湖の畔にある焼き菓子屋『しまりすや』をたまたま訪ねた時に展示会が開かれていて、その場でビビッときたトートバッグをお迎えしました。
クタクタになることもなく、使い込むほどにヴィンテージ感が増して、自分らしく育っていくところがお気に入りです。仕事柄、書類や文具、カメラなど重いものを入れて持ち歩くことが多いのですが、しっかりとした帆布生地と丈夫なつくりで、とても重宝しています。
こう振り返ると、自分のまわりにあるものは『使うことで育っていくもの』が多いように思います。
革の風合いが変わっていったり、布が少しずつ馴染んできたり、日々使うことで自分の暮らしに溶け込んでいく。その変化を楽しみながら、気づけば長く付き合っているものばかりですね」
お気に入りのアクセサリーは?

イヤーカフ / yukikomatsui
おきぬさん:
「よく身につけるアクセサリーは、植物を模したボタニカルジュエリーを手がけているyukikomatsuiさんのイヤーカフです。
普段ピアスをつけないので、イヤーカフが重宝しています。片耳だけにつけることが多く、さりげないアクセントとして楽しんでいます」
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大切に使い込まれた作家もののアイテムや、ほっと気持ちがほどけるような動物モチーフのポーチ、お子さんお手製のショップカード……。眺めるだけで、おきぬさん一家のあたたかな空気感が伝わってくるようなバッグの中身でした。
次回はどんな方のバッグが登場するでしょうか。お楽しみに。
【写真】おきぬさん


おきぬ
北海道長沼町のプライベートカフェ「koyamame roastery」で、珈琲豆の焙煎や販売を手がける。9歳のマスター(娘)、2歳のミスター(息子)との日々をSNSにて投稿中。
Instagram:@___okinu