「当店の新作アイテムを、どんなコーデで楽しもう?」
店長佐藤が、スタイリスト・植村美智子さんと一緒に、今の気分に寄り添うコーディネートをシーズンごとにお届けしている特集。
最新回のこの記事では、アウターやレイヤードを楽しむ秋冬のコーディネートをご紹介しつつ、佐藤に今季の新作アイテムについてのこだわりを聞きました。
今回組んだのは、全部で7コーデ。深まる季節に向けて、ワードローブを更新するお買いもののヒントにしていただけたら嬉しいです。
– 2026 Autumn Winter –
店長佐藤 身長160cm
秋冬のトラッドな気分を、
クラシックさを纏ったジャケットで
佐藤:
「昨年はじめてダブルジャケットを作ったとき、どんな反響があるか正直ドキドキしていたのですが、想像以上に好評いただいてとても嬉しかったんです。
そこで今年は、ジャケットの展開を増やしてみたいなと好奇心が湧きました。すでに完売している千鳥柄のノーカラージャケットと、よりオーソドックスなシングルジャケットの2つを同時進行でつくっていきました。どちらも本当に大好きな仕上がりです。
いつかの映画の登場人物のような、どこか懐かしくて、トラディショナルな雰囲気を、今の気分で肩肘張らずに楽しめるものを目指しました。
オーセンティックな形がベースですが、やわらかくて厚すぎないツイード素材を選んで、力を抜いて着られるサイズ感にし、堅苦しくないジャケットに仕上がったのではと思います」
▲エンジ色とグレー、チャコールの組み合わせが秋らしい “ガンクラブチェック”。トラッドな英国の雰囲気を感じる、飽きがこない長く愛せる定番チェックです
▲インナーに合わせたいのは、シンプルな黒のタートルネック。クラシックなショルダーバッグをアクセントに
佐藤:
「こんな感じでラフにブルーデニムに合わせて、日常の中でコート感覚でばさっと羽織りたいなと思っています。逆にきちんと見せたい時は、オールブラックでシックにまとめても。仕事着として会社に着ていくのも個人的にすごくおすすめです!」
・やわらかウールの定番タートルネックニット(ブラック)近日発売予定
「軽くてあったかい!」洗えるショート丈アウター。
白ボトムスで品よくスッキリと
撮影現場のスタッフ間でも「この冬にぜったい欲しい!」と盛り上がったのがこちらの中綿アウター。マフラーいらずで暖かく、ショート丈だからこそ、アクティブに動き回りたい日にもぴったりな一着です。
「メンズライクすぎないから、世代問わず似合う一着」とスタイリストの植村さん。提案してくれたのは、白のパンツとの組み合わせ。インナーやボトムに白を効かせるだけで抜け感が生まれ、こなれた雰囲気で楽しめます。
▲裾は絞れるドロスト仕様。キュッと絞ると、ポワンとした可愛いシルエットに。手を温めるためのポケットもついています
佐藤:
「トレンドであるオーバーサイズのモンスターコートは素敵だなと思いつつも、大人の世代が品よく着こなすのは少し難しい印象があって。今回のこのアウターでは、暖かさは保ちつつ肩周りはスッキリ落ちるようになっていたり、裾をキュッと絞れたりと、大人の女性が照れずに着られる絶妙なバランスになったのではと思います。
なによりとっても軽くて! 肩も凝らないし着心地が本当にラクちん。背面のギャザーもちょっとしたアクセントになっていて、背中がのっぺりせず雰囲気よくみえるのもこだわったポイントです」
佐藤:
「家で洗えるアウターは毎年好評いただいていますが、特にこの新作はより今の気分を反映できたものになっていると思います。着心地も着回しの効くデザインもこだわった自信作なので、子育て世代の方にも、私と同世代の方や少し上の世代の方にも、ぜひ手に取ってみていただけたら嬉しいです」
ラップ仕様のテーパードパンツで、
シンプルコーデに変化を。
佐藤:
「ハイゲージニットやシンプルなトップスと合わせた時に、ちょっと変化をくれて、主役になるパンツが欲しいと思ってつくった一本です。大げさにではなく、さりげなくよく見るとラップデザインになっている、というのがポイントです。
もともと丈感はフルレングスにするかも検討していましたが、試作を重ねるなかで『あえて少し短めにするのが一番使いやすい!』という結論に。靴下のチラ見せを楽しんだり、ブーツもばっちり似合う丈感になったかと思います。
フルレングスのもの、ゆるっと着られるシルエットのもの、そして今回のように丈が長すぎずキレイめにも穿けるもの。パンツのラインナップもバランスよく揃えたいと思っているので、このラップパンツも貴重な一本になりました。
黒に近い深めのネイビーの色合いも気に入っていて、でも真っ黒とは違った軽やかな印象で装いをまとめられるのがいいなと思っています」
ボアベスト×デニムブラウスでつくる、
大人カジュアルなレイヤード
つづいては、ボアベストを重ねたコーディネート。ボアベストは初チャレンジ!という佐藤。これまで合わせ方がわからなくて手に取らなかったアイテムだそうですが、これなら着たいと思える一着ができたそう。V開きの衿ぐりや、ブラックでまとめた合皮のパイピングやボタンなど、ちょっとした女性らしいニュアンスを感じるデザインを散りばめています。
佐藤:
「特に今回、スタイリストの植村さんが提案してくれたデニムブラウスと合わせる重ね着スタイルは、なかなか自分では思いつかないけれど誰でも気軽に試せるテクニックが詰まったコーディネート! 下にはクルーネックのベーシックニット(グレージュ)を着用しています。ぜひこの秋冬に真似してトライしたいスタイルです。
ちなみにこのボアベスト、裾をきゅっと絞ると表情が変わってすごくかわいいんです。軽いうえに、腰まわりまで隠れるくらいの丈感だからあったかくて。オシャレに体温調整を助けてくれるアイテムだと思いました」
▲足元はフロントジップのショートブーツを。「手間いらずでさっと履けて、履き心地も柔らかくて普段使いにとてもおすすめなブーツです!」と佐藤
冬のプレーンなニットと。
クラシックなチェック柄ボトムス

▲癖のないストンとしたストレートシルエット。ウエストゴムでラクなのにキレイ見えし、どんなトップスとも合わせやすい形です。靴はスエードのTストラップシューズを合わせました
佐藤:
「冬は無地のニットを着ることが増えるので、いつもの装いに少しだけ変化や楽しさを添えられる、それでいてクラシックなテイストの柄パンツが欲しいなと思って企画したものです。遠目からは無地感覚で使えるくらい落ち着いた柄なので、手に取っていただきやすいかと思います。
実は尾州の上質な生地を使っていて、自宅の洗濯機でお手入れができるんです。裾がダブル仕様になっていて、折り返すと靴下がチラッと見えるのもいいなと。
トップスは、冬の装いの軸になってくれるよう、一枚でもインナーとしても重宝するフィット感にこだわったタートルニットです。特にこのベージュは赤みを抑えた白っぽい柔らかな発色で、顔周りをパッと明るく見せてくれるので、つい黒ばかり選んでしまう自分もぜひ着たいと思った色です」
▲「襟の後ろに小さなスリットが入っていて折ったときもキレイに決まるんです」と佐藤
・「きちんとしながら、リラックス」ミニチェック柄のイージーウールパンツ 12月発売予定
・やわらかウールの定番タートルネックニット(グレージュ)近日発売予定
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佐藤:
「今シーズン、わたしたちが改めて目指したのは、時が経っても変わらない『王道』や『クラシック』な雰囲気を纏った服です。
オーソドックスでクラシックな佇まいや、甘さを抑えたマニッシュな格好よさ。そんなオーセンティックな魅力をベースに、今のわたしたちが無理なく着られる『リラックス感』を大事にしながら、それぞれの企画を考えていきました。
手持ちの服にすっと馴染んで何年経っても『やっぱりこれだ』と思えるような、長く大切に愛せるラインナップを目指せたらと。日常にそっと寄り添う新しい定番たちを、楽しんでいただけたら嬉しいです」
photo:滝沢育絵
styling:植村美智子
hair&make:吉川陽子
– 衣装協力 –
coordinate 03:ラップパンツのコーディネート
ニット¥30,800(プレインピープル青山)
問い合わせ先|03-6419-0978
※税込価格で記載