【インテリア特集】第2話:ネットでお買いもの。福岡、名古屋、静岡はヴィンテージの宝庫でした。

編集スタッフ 二本柳

interior_asada_A-197写真 米谷享

ヴィンテージ好き、浅田夫妻のインテリア。

インテリア連載vol.07は、浅田拓郎さん、ちひろさん夫妻のご自宅を訪れています。

アパレル会社でMDを務める拓郎さんは、学生時代から大のヴィンテージ好き。暇さえあればインターネットをチェックしているというほど、家具選びには余念がありません。

そんなご主人に感化されたと話す奥さんのちひろさんは、結婚後にヴィンテージ雑貨のウェブショップ『サルトリア ライフ』を運営。笑顔が素敵な、ふんわりとした印象のちひろさんですが、セレクトする雑貨はどこかシャープでかっこいいものばかりです。

第2話では、前回に引き続き、ヴィンテージ好き夫妻のリビングルームをお届けします。

interior_asada_A-13この日は娘さんと、愛猫のポルちゃんも一緒にお出迎え。とっても仲のいいファミリーです。

(※登場するアイテムは、全て私物です。過去に購入したものを紹介しているので、現在手に入らないものもございます。どうぞご理解、ご了承いただけると幸いです)

 


第2話
リビングルーム(後編)


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子供の細々オモチャはざっくり収納、大物はデザインも重視して。

浅田家は、拓郎さん、ちひろさん、そして1歳の娘さんの3人家族。

今まさに遊び盛り、散らかし盛りなはずの娘さんですが、インテリアは夫婦の好みであるシンプルでシャープな大人の雰囲気を保っていました。

「元々リビングのセンターテーブルは大理石のものを愛用していたんです。でも娘ができてから、それをどけて、テレビボードだった木製の台をテーブルがわりにしています。

テレビボードだっただけあって横幅も広く、スペースがたっぷりあるので、ここが娘の良い遊び場なんです」(浅田さん)

interior_asada_A-121初めて会う私たちにもなついてくれた、人見知り皆無の娘さん。

interior_asada_A-67センターテーブル:名古屋のアンティークショップ「パームスプリングス」で購入したデンマーク製。

ちなみに沢山あるオモチャはどこに収納しているのかというと、まとめてIKEAのボックス内にありました。

これもカッコいいデザインで、フタを閉じてしまうと浅田家のインテリアにぴったり馴染んでいます。

また、インテリア小物としても存在感のある子ども用スツールは、Vitra社のイームズエレファント。象をモチーフにしたデザインが素敵で、「子どもができたら欲しいね」と以前より話していたものだそうです。

interior_asada_A-88オモチャはまとめてIKEAのボックスに。

interior_asada_A-71愛猫ポルちゃんが乗っているのが、上のオモチャ入れ。フタをしてしまえば、たちまちかっこいいボックスです。

interior_asada_A-247子どもができる前からチェックしていたイームズエレファント。

静岡、福岡、名古屋あたりは家具の宝庫!

前回の第1話でもご紹介したとおり、浅田家には夫婦そろって蒐集してきたヴィンテージ雑貨がたくさん並んでいました。

どこで見つけいるのかというと、主に骨董市や蚤の市など国内のマーケットが多いそう。

さらに福生のフリーマーケットや、飲食店で不要になったカトラリーを販売するリサイクルショップも穴場なのだそうです。

でもソファやダイニングテーブル、仕事机など大物の家具類は、ネットで購入することが多いというから驚き。

「静岡、福岡、名古屋あたりは良いものが置いてあることが多いですよ。東京よりも倉庫が広いですし、在庫もたくさんあるんです。暇さえあればネットをチェックしてますね(笑)」(浅田さん)

interior_asada_A-50ソファ:アンティーク家具ショップ「ロイズアンティークス」で出合った、60〜70年代のデンマークのソファ。その後ろにあるスタンレーのサイドボードには、蒐集したヴィンテージ雑貨が並んでいます。

interior_asada_A-112リビングの一角にある仕事机:福岡のアンティークショップ「krank」で見つけたフランスのデスク。3本足なところがお気に入り。チェアはアアルト。

interior_asada_A-93仕事机の上に取り付けたシェルフ:オランダ TOMADO社のもの。差し色のオレンジがポイント。

interior_asada_A-222テーブル:福岡のアンティーク家具ショップ「eel(イール)」、イス:Harry Bertoia(ハリー・ベルトイア)。ともにネットで購入。

壁は「絵」で飾る。

ファッションをファッション雑誌から学ぶように、インテリアも海外のインテリア雑誌からインスピレーションを得てきた浅田さん夫妻。

さまざまなインテリアをチェックしていた二人が気になった景色のひとつに、“絵を取り入れる” というアイデアがありました。

だから浅田家には廊下やリビングの壁、いたるところにヴィンテージの絵が飾られています。そして、どの絵も色が1色しか使われておらず、そのためインテリア全体の雰囲気に溶け込んでいました。

「まだまだ絵は増やしたい。リビングの窓の上スペースを絵で埋め、他にも壁一面に飾れる大きな絵を一枚探してるんです」(浅田さん)

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interior_asada_A-330フレームに入った絵はすべて、ご友人が営むウェブショップ「Dawson Linton & Co」で購入。

大好きなヴィンテージを上手に取り入れ、自分たちらしいインテリアを作る浅田さん夫妻のリビング(後編)をお届けしました。

絵を飾るのは憧れもありつつ、なかなかハードルが高かったり、いざ飾ってみると絵だけが浮いてしまってたり……と難しい印象でした。

でも浅田さんのご自宅を拝見した後は、やっぱり絵を飾るってステキ!とインテリア欲がムクムクわいてきています。

次回は、私も惚れ惚れしてしまったキッチンの様子をお届けします。どうぞお楽しみに。

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(つづく)


もくじ


 

こちらも合わせてご覧ください

▽よしいちひろさんの、ナチュラルでガーリーなインテリアinterior_cate_yoshiichihiro

▽引田かおりさん夫妻の、ホテルみたいな心地良いインテリアinterior_cate_hikita

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浅田拓郎さん、ちひろさん

ともにアパレル会社で働いていた拓郎さん、ちひろさんご夫妻。ちひろさんは2007年にファッションの仕事を辞め、現在はヴィンテージ雑貨を扱うウェブショップ『SARTORIA LIFE(サルトリア ライフ)』を運営。日常をspecialなものにしてくれるような雑貨、アクセサリー、家具などを紹介している。http://sartoria-life.com/(Instagramアカウント:@sartoria_life)


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