【スタッフコラム】いつから着てるんだろう?買い換えられない「おさがりパジャマ」
編集スタッフ 岡本
パジャマって、いつ買い換えていますか?
先日、ふと気付いたことがあります。
夜、お風呂から上がってパジャマに着替えようとした時、
「これ、高校生のときから着てる……?」
しかもそのパジャマは、母からのおさがり。
ということは、もう何十年?我が家のリラックスタイムの定番服になっていたようです。
皆さん、パジャマってどんなタイミングで買い換えるのでしょうか?
急に気になってきました。
洋服のように流行りがないし、出かけるわけでもないからそこまで汚れない。
このままいくともしかしたら、私の子どもまでこのパジャマに袖を通すことになりそうです。
私なりの、よい眠りへの決めごと。
▼母のおさがりはかわいらしいデザインがほとんど。自分では手にしなそうな柄でも、パジャマだと自然と袖を通したくなるから不思議です。
そんな寝間着へのこだわりがない私ですが、ひとつだけ決めていることがあります。
それは、寝るときは必ず「パジャマ」を着るということ。
学生時代、なぜかかっこいい気がして、着なくなった体操服で寝ていた時期がありました。
不自由なく睡眠は取れていましたが、ある時洗濯が間に合わなかったかなにかの理由で、母のパジャマを借りて眠ることに。
着てみるとなんだかふわふわとした手触り、肌と触れた時の心地よさ、不思議と暖かさも違うような気がしたんです。
「寝るときにパジャマだと気持ち良いんだなあ」
そのとき素直にそう感じてから、自然と体操服ブームは終わりを告げました。
かと言ってパジャマ探しに目覚めたというわけでもなく、以前着ていたものを引っ張り出してきたり、母のおさがりをもらったりする日々。
だからこそ、何年選手だ?と思うようなラインナップになっているんですね。
親の心、今知る。
最近になって気付いたことですが、母が選ぶパジャマは綿100%などの肌に優しいものが多かったようです。
子どもの頃から自分で選んだことはほとんどなかったので、母はきっと私のものもそういった素材面まで気にして選んでいたのだろうと思います。
離れて気付く親の心遣い、とはまさにこのこと。
一段と寒くなってきた最近、おさがりのパジャマを着て毛布にくるまりながら、ホッと心まで暖かさに解けていくようでした。
甘えてばかりの時代はとうに過ぎましたが、季節の変わり目にパジャマを入れ替えるときはいつも思い出してしまいます。
布団が落ちていないか、明かりを消し忘れていないか、毎晩そっと扉を開けて見に来てくれていたことを。
いつか自分もそうできるよう、いつまでも優しい思い出を忘れずにいたいです。
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