【今日のクラシコム】女性が多い職場で働く、男性スタッフたちの素顔とは?
編集スタッフ 齋藤
今回の「今日のクラシコム」に登場するのは、めずらしく男性スタッフ3名です。
女性に好まれやすいアイテムを扱っているため、どうしても女性スタッフの割合が多い当店。(もちろん採用プロセスでは性別関係なく募集していますよ!)男性スタッフは全体の5分の1しかいないんです。
そんな女性が多い職場で働く男性たちって、一体どんな人?コミュニケーションはどうしてる?などなど、気になるあれこれを聞いてみました。
登場する3名
お客様係山根(写真左)
2016年4月入社。カスタマーチーム唯一の男性。現在夏までに理想のボディラインに近付こうと努力中。
デザイナー佐藤(写真中央)
デザインチーム所属。現在女性3名のマネージャー。デスクのきれいさに定評がある。
プランナー高山(写真右)
「BRAND NOTE」を担当している事業開発チームのマネージャー。事業開発チームには今年初めて女性スタッフが入った。
女性の部下への接し方、どうしてますか?
— 高山さんがマネージャーをしている事業開発チームは男性2名でしたが、新しく女性が1名加わりましたよね。雰囲気など何か変化はあったのでしょうか?
プランナー高山:
「一番変わったのは “会話” が増えたことだと思いますね。男性同士だとどうしても黙々と仕事をしてしまうのですが、『それ素敵だけど、どこのですか?』みたいな、何気ない話をよくするようになりました」
デザイナー佐藤:
「会話でいえば、僕も女性スタッフにはよく話しかけるようにしてます。男性の場合放っておいた方が良いことも多いけど、女性に対しては不安に感じないように『いつも見てるよ』と伝えることも大切かなと思っていて」
プランナー高山:
「あとこれは会社全体でもいえることですが、仕事がうまくいった時に女性陣が『わー!すごい!』って盛り上げてくれるじゃないですか。
あれが僕はいいなと思っていて。男性だけだと各々で『よし!』って納得するだけで終わってしまうので」
▲「わー!!」と歓声をあげる女性陣の真似をする高山と、どこか冷ややかな佐藤。
デザイナー佐藤:
「でもあれは、みんな本当に思ってやってるの?」
一同:
「………!?」
— おそらく、本気でしている人と、空気を読んで合わせている人がいると思いますよ。
デザイナー佐藤:
「そっかぁ」
プランナー高山:
「いやでも、そういう明るさのおかげで僕のチームはより元気になりました!あと新スタッフの方もノリが良いので、いじってもらえるのが嬉しいなと」
デザイナー佐藤:
「高山くんは確かお姉ちゃんがいたよね?だからそういうポジションが落ち着くんじゃないかなぁ」
プランナー高山:
「あぁ!そうかもしれません」
実はみんな「姉か妹がいる」らしい。
— さっきも話題に出ていましたが、クラシコムの男性はみんな兄弟に女性がいると聞いたことがあります。だから女性と接することに慣れているのでは?という説も。実際のところ、どうなんでしょう。
デザイナー佐藤:
「僕は妹がいます」
お客様係山根:
「僕も2個下の妹がいます」
プランナー高山:
「僕は姉が2人」
デザイナー佐藤:
「姉か妹かで、やっぱり関係性は変わってきますよね」
お客様係山根:
「妹で年齢も近いと、喧嘩もするし友達みたいな感覚な気がします」
プランナー高山:
「喧嘩するんですか?僕は年齢も離れているので、姉と喧嘩はなかったですね」
デザイナー佐藤:
「だから高山くんにとっては、女性にかまってもらえるのがごく自然な自分のパターンなんだろうねぇ」
プランナー高山:
「はい、どんどんいじって欲しいです。後輩だからとか関係なく」
お客様係山根:
「僕は以前の職場も女性が多かったです。最初は女性の先輩ばかりでどうしていいかわからず、ただこわくて」
高山・佐藤:
「何があったの!?笑」
お客様係山根:
「いや、本当に自分の立ち位置とか接し方とか、正解がわからなかったんです。なので慣れるのに1年くらいかかりました。妹相手だといじられることもなかったですし。
そこでの経験がなかったら、いま女性だけのチームで働けていないかもと思いますね」
デザイナー佐藤:
「そこから慣れるまでがんばったんだね」
プランナー高山:
「山根さん、いま先輩方に好かれてますもんね」
重いものを「持って」と言われると、うれしい!
— 「縁の下の力持ち」といったポジションが多くなるかと思うのですが、やりがいを感じている点はありますか?
プランナー高山:
「佐藤さんはみんなから頼られている感じがありますよね。『これは佐藤さんでないと』みたいな。そういうのうらやましいなぁ」
お客様係山根:
「頼られたいですねぇ」
プランナー高山:
「ねぇ」
デザイナー佐藤:
「 でも高山くんも『BRAND NOTE』の立ち上げから任されているわけだから、そこにはやっぱり高山くんだからこそできることがあったんだと思うよ」
プランナー高山:
「うーん、もちろん個人差もあると思いますが、僕は感覚的な判断はクラシコムの女性スタッフの方が鋭いんじゃないかなと思うんです。でもその感覚からこぼれてしまったものも、別の視点から見れば実は良いものかもしれない。
どんなクライアントが相手でも『みんな良いところあるよ!』と思ってます。僕は『全部受け止めます』精神ですね」
▲「全部受け止めます精神」を表現する高山。
デザイナー佐藤:
「それに山根くんも女性だけのチームにはじめて男性として加わったわけだから、それは今までとは違うものを求められているんだと思う」
お客様係山根:
「そうなのかぁ。がんばろう!」
プランナー高山:
「僕の場合プランナーというポジションなので、言うなれば調整役なんです。なので性別なんて関係なく、デザイナーにも編集者にもそれぞれ本当に支えられているなと思っています。だからみんなから『頼りにしてもらってる』と思えるだけでやりがいは感じられますね。
『重いから持って』と言われて、テーブルを運ぶだけでも嬉しいですもん」
お客様係山根:
「うん。嬉しいですね」
「北欧、暮らしの道具店」の裏側で。
どうしても表舞台に立つことの少ないクラシコムの男性スタッフたち。でも、仕事のあらゆる場面で彼らの力があってこそできていることがたくさんあります。
これからもこういった読みもので、少しずつ彼らのことをご紹介していけたらと思います。
どうぞお楽しみに。
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