【バイヤーのコラム】京都移住して1年、知らない土地に馴染めてきたきっかけ。

商品プランナー 加藤

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京都に住んで、1年が経ちました。

GWが明けた昨年の今ごろに、京都へ引っ越してきました。

つい先日、友人に「もう京都に来て1年経ったんじゃない?」と言われてはじめて気づき、月日が流れるのはあっという間だなぁと驚いています。

普段は自宅でリモートワークをしていて、月に1〜2回のペースで東京出張へ。国立のオフィスで撮影や打ち合わせをしたり、都内で開催される展示会に行っています。この働き方のリズムにも、最近だいぶ慣れてきました。

 

地元のお祭りが楽しい。

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京都に住んで感じているのが、神社仏閣や観光スポットが多いこともさることながら、お祭りが多いこと。これからだと夏になると祇園祭など有名なお祭りもあるのですが、そういったのとはまた違った、地元の人が参加する祭りも多いのが特徴です。

たとえば2月の節分祭では、近所の神社で巨大なお焚き上げが出現する「火炉祭」というのがありました。夜11時頃から大きな火炉がつくられていて、参拝者はそれに向かって、古いお札やお守りを投げ納めます。

寒い時期だったので、みんなで身を寄せ合いながら巨大な焚き火に当たるような感覚が楽しかったです。

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またつい最近だと、行列・剣鉾・神輿が地域をまわって行く祭りの様子を自宅から見学。家の目の前を馬が練り歩いていました。

こういう地元の神社のお祭りで、近所や知り合いの方にお会いして挨拶する機会になって、新参者の私でも地元なんだと感じられてどこか誇らしい気持ちでした。

 

移り住んだ地に馴染めてきた実感。

地元といえば、普段の交通手段も変わってきて、よくバスを利用するようになりました。自宅の最寄りのバス停行きの路線番号は暗記済み。京都はバスが便利なので、使いこなせると結構便利なんです。

それから中心地までは自転車で行ける距離なので、よく乗っています。足は疲れるけど、風をきって走るのが爽快感があって、これからの季節はさらに気持ち良いです。

バスも自転車も、地形を頭に入れながらあちこち行くので、土地に詳しくなれたような感覚になります。

京都に移ってからはじめは知り合いも少ない土地で、自分の居場所がないような寂しい気持ちがあったのですが、1年を通して関西の知り合いが少しずつ増えて、地元らしい楽しみも見つけられて自然と馴染めてきたように感じます。

じわじわながらも、京都という地に自分の根を張り始められたかな・・・。

30歳を過ぎてからも、新鮮な体験や習慣を身につけるきっかけがあることに、ありがたいなと感じます。来年の今頃には、より心地いい場所と思えるように、これから1年また京都を楽しみたいです。


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