【今日のクラシコム】実はゆるくない?「ネコかるた」の裏側に密着!
編集スタッフ 岡本
オフィスの様子やスタッフの働く姿をお届けしている「今日のクラシコム」。
本日お届けするのは、LINEスタンプにもなった「ネコかるた」の裏側です。
イラスト・文章ともに、編集チームの青木が担当しており、クラシコムスタッフも更新が待ち遠しいコラムです。
ネコたちの愛らしい表情に、くすっと笑えるエピソード。一体どんな風に生まれているのでしょうか?
気ままに、ゆるくと思っていたら
私岡本と青木の席は、今隣り同士です。
ゆるくて癒されるイラストを描く姿を見ては勝手に、絵を描くのが趣味で、ひとつの気分転換になっているのかな?と思っていました。
でも実際は全く逆。
ネコかるたが更新される日が近付くと、「よし!今日こそ描かないと」と気合を入れてペンを握るのだそうです。
「実は絵を描くのが苦手」とまで話す青木の言葉に、驚きを隠せません。
たまに見かけるペンの運びはためらいがなく、思いついたままにネコたちを描いていると思っていましたが、どうやら違ったようです。
でもやっぱり、ネコかるたを書いている時間は楽しいそう。
実はこんなことを考えていたりして?会話はこんな感じかな?とネコたちの日常に思いを巡らせることは、息抜きにもなっていました。
ネタ探しのヒントは、家族やスタッフから
「あ」から始まり、「ま」まで描いてきた、ネコかるた。
ひらがな一文字から考えつくワードはたくさんありますが、月に2回ほどの更新となると、毎回ネコにまつわるネタを考えるのはなかなか難しいもの。
そこで、困ったときは家族やスタッフにアドバイスをもらうこともあるそうです。
「た」の文字のときは、小学5年生の息子から「たんぽぽになりたい」っていうのはどう?と提案されたとか。
綿毛をつかんでぷかぷか浮いているネコが頭に浮かびましたが、文章の作成に至らず、このネタはお蔵入り。
そう、ネコかるたはまずはじめに文章から作るのだそうです。
描きたいワードが決まったら、ポーズを考えます。ここでも活躍するのが家族やスタッフ。
▲バイヤー佐藤(左)と、編集チーム田中(右)。ポーズも笑顔もばっちり!
この写真を参考に描いたというのが「は(ハイタッチ)」の回。
足のあげ具合や手の振り方、とても忠実に描かれていますよね。
絵が苦手、という自覚があるからこそ周りの人を巻き込んで、ネタや絵作りをすることで、多くの人が楽しめるコラムになっているのかもしれません。
野望は大きく!いつか叶えたいものは…
これまでのお気に入り文字を聞いたところ、「し」と返ってきました。
このときもどんなエピソードにするか迷っていたところ、編集チームの塩川から「新婚さん」というワードが提案されたのだそう。
みんながネコの様子を想像して考えるから、ひとりでは思いつかないようなエピソードが生まれたりする。
それを実感した文字だからこそ、きっと思い出深いんですね。
ちなみに一番考えるのが難しかった文字は?と聞くと「ち」以外は全部難しかった!とのこと。「ちからこぶ」に並々ならぬ情熱を感じずにいられません。
LINEスタンプにもなったけれど、次なる野望はありますか?と聞くと、「いつかネコかるたのぬいぐるみが作れたら……」とこっそり教えてくれました。
もう生地も決まっていて、人間の赤ちゃんくらいの大きさがいい、とサイズ感もバッチリ考えているようです。
ネコかるたにまつわる話を聞いていると、塩川が通りかかりました。
青木がイラストを描いているときに横を通るスタッフは、もれなく笑顔に。
▲イラスト制作アプリの機能に感動して、お絵かきがスタート。覗いてみると、ネコたちが三毛猫になっていました
書き手である青木は毎回汗をかきつつも、和気あいあいとした現場から、ネコかるたが生まれているのですね〜。
ちなみに!私のお気に入り文字は、「ほ」。
皆さんの心には、どの文字のネコが残っていますか?
▲ネコのほっぺが赤いんですよ〜。まんまる顔も、やさしい眉毛もぜんぶに癒されます
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