【スタッフコラム】35年も使い続けている「ミトン」のはなし
お客様係 上山
▲今年はこの4つのミトンが寒い冬のあいだ活躍してくれそうです。
冬の小物たちが活躍する季節になってきましたね。
マフラー、手袋、毛糸の帽子。
冬の小物はひとつプラスするだけで暖かさも違うし、全体のコーディネートも変わって楽しいもの。
寒いこの季節の服装に変化をつけたくて、ひとつまたひとつと毎年小物が増えていっている(増やしている?)ような気がします。
特に手袋は、つけている時も自分の目に触れやすいから、あれこれ欲しくなるもの。(手は2つしかないのに〜。)
10歳からのお付き合い、白いミトン
なかでもこの白いミトンは、持っている手袋の中で最長老ともいえる存在。
私が10歳くらいの頃に、クリスマスプレゼントのひとつとして母からもらったもので、35年も一緒に過ごしてきていることに驚きです。
今では、(年月の経過と手洗いし続けた結果)白っぽい色から生成りに近い色になってしまっているのですが、そんなところにも愛着が湧いていて、また今年もお世話になる予定。
このミトン、実はプレゼントとしてもらった当初、今だから言えますが、そこまでの魅力を感じていなかったんです。母よ本当にごめんなさい…。
「シンプルで地味だなぁ。色も白だしなぁ〜」という具合に。
カラフルな色やデザインにワクワクしていた10歳の女の子にとっては、少し素朴なつくり。見た目に物足りなさを感じていたのかもしれません。
そんな最初の印象とは裏腹に、私の手にはすごくフィットしてつけ心地が良かったし、徐々に愛着も感じていったようです。
普段使いはしないで「お出かけ用に使うんだ!」と、ずーっと大切に扱っていましたしね。
なんでこのミトンが好きなんだろう
手袋は大好きな冬小物なので、リュックやバッグの中にひょいと無造作に入れて持ち歩いています。
長い年月をかけて、色・柄・形さまざまな自分好みの手袋が集まっているけれど、気づいたら持ち歩いているのが白いミトン。
無意識に選んでいることが多いようです。
なんでこの白いミトンがそんなに好きなのかなぁ?
よくよく考えてみると、理由は私の指の長さにあるようなんです。
人並み外れて小さな私の手は、指もそれに伴って短いもので、特に親指と小指の先っぽがけっこう余りがち。
そうなると暖かさと使い勝手の両方を十分に満たしてくれているのが、他の新入りたちを差し置いて自然と「子ども用サイズ」のこのミトンになってくる訳です。
冬になると毎年必ず登場する白いミトン。
35年経った今も不思議とサイズが変わることのない私の手をこれからもずーっと守り続けてくれそうです。
「今年の冬も頼むよ白いミトン!
寒い冬から私の手を守ってね〜。」
ボロボロになったとしてもきっと私は持ち続けているんだと思います。
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