【ポーチと、仕事。】冬の乾燥に負けないポーチ(ヘアメイク・草場妙子さん)
商品プランナー 斉木
メイクポーチには、「人柄」と「仕事柄」がでる。そんなふうに思います。
人と会うことが多いひと、肌の乾燥しがちなデスクワークのひと、自宅で過ごす時間が多いひと……それぞれのTPOに合わせつつ、そこにほんのすこしの自分らしさを加えて。だからこそ、人のポーチを見せてもらうとき、ワクワクするのかもしれません。
不定期連載「ポーチと、仕事。」では、ポーチの中身をみながら、そんな「その人らしさ」や仕事について紐といていきたいと思います。
初回に登場するのは、ヘアメイクアップアーティストの草場 妙子(くさば たえこ)さん。多くの雑誌やCMでモデルや女優のヘアメイクを担当している草場さん。その凛とした佇まいに憧れている方も多いのではないでしょうか。
そんなメイクのプロである草場さんのポーチの中身をご紹介します。
ポーチの中身、見せてください!
草場さんのポーチに入っているのは、こちらの12アイテム。
(左から)
・WELINA/アーキ ムーンインハンド(ハンドクリーム)
・ARGITAL/インテンシブ エキナセアクリーム ミニ
・MiMC/ビオモイスチュアスティック
・YON-KA/アルファ コントゥール(アイジェル)
・COSKICHI/リップクリーム
(左から)
・DIOR/ディオール アディクト リップ グロウ
・ADDICTION/パーフェクト モバイルタッチアップ(コンシーラー)
・TOM FORD BEAUTY/ブロー スカルプター(アイブロウペンシル)
・nahrin/ハーブオイル33+7 ロールオン
・made of Organics/マヌカハニー+アズレンスプレー
(左から)
・スコッティ カシミヤ/ポケットティッシュ
・無印良品/ハンドミラー
ヘアメイクさんが、自分にメイクをするとき気をつけるのは?
草場さん:
「ヘアメイクという仕事柄、日々多くのスキンケアアイテムやコスメと出会うのですが、自分が使っていいと思ったものだけをモデルさんに使うようにしています。
なので、自分のメイクをするときには、できるだけ丁寧に自分の顔と、化粧品に向き合いたいと思っていて。メイクがまったく同じルーティンにならないよう、その日のコーディネートにあわせて、何かひとつでも小さな変化を加えています。新しいものも積極的に取り入れます。
ポーチの中に、保湿系のグッズが多いのは、肌が乾燥して、敏感になりやすいので、それを予防するためですね」
MY定番!のこだわりの保湿アイテムは?
草場さん:
「なかでも特に気に入っている保湿アイテムがこのふたつ。ヨンカのアイジェル(左)と、MiMCのビオモイスチュアスティック(右)は日中の乾燥対策に欠かせません。
アイジェルは、目元の小じわ対策のアイテムなのですが、目元はもちろん、口元などにも使ってます。朝晩のケアで足りないと感じるときは、日中のケアをこまめに。これなら内側にしっかり潤いを届けられます。
このリップクリームのようなMiMCのスティックは、メイクの上から『潤いのお直し』ができる優れもの。乾燥がひどくなって敏感になっているときや、メイク直しのときには気になる箇所に塗って、指でなじませまるように使っています」
プロがおすすめ!メイク直し最適アイテムは?
草場さん:
「メイク直しに使っているのはこの3アイテム。できるだけコンパクトに、最小限を心がけています。
左にあるのが、Diorのリップグロウ。唇の水分量とPH値によって発色するんです。これは今シーズンの限定色(マットピンク・101)なんですが、リップクリームのように潤って、ピタッと密着します。落ちにくいのもうれしいですね。
真ん中が、アディクションの筆コンシーラー(ハニーベージュ・005)。わたしは目のまわりのくすみをカバーするために使っているんですが、そのときコンシーラーの色が明るすぎると逆にくすみが目立つこともあるんです。
これはちゃんとベージュが効いていて、気になる部分をカバーしつつ、厚塗り感もない、頼れるアイテムです。
右はトム フォード ビューティのアイブロウ(トープ・02)。素早く、簡単に、手抜きっぽさなしに眉を仕上げられます。
細くしっかりも描けて、パウダーのようにふんわりとも描ける。スクリューブラシを使ってぼかすこともできるし、眉毛の流れを整えて眉頭を立ち上がらせることもできる。これひとつで、いろんな眉を楽しめるんです」
信頼できて、使いやすい。そんなアイテムの詰まったプロのポーチ
雑誌で見ては、「素敵だなぁ」と感じていた草場さんのヘアメイク。それは「自分の顔と道具にていねいに向き合う」という言葉にあらわれるように、日々のちいさな積み重ねから生まれているのでしょう。
しっかりと素肌を守る保湿アイテムと、プロならではの審美眼で選んだアイテムの詰まったコスメポーチでした。
(つづく)
【写真】草場妙子
もくじ
草場 妙子(くさば たえこ)
ヘア&メイクアップアーティスト。1979年熊本生まれ。雑誌や広告、CMなどでモデルや女優のヘアメイクを手掛ける。女性がメイクを楽しむヒントになればと、Instagram(@kusabataeko)ではおすすめの美容アイテムを紹介している。
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