【スタッフのアイデア帖】常備菜、断捨離、子育て。「フィットする暮らし」の見つけかた

編集スタッフ 二本柳 編集スタッフ 二本柳

心地よいと思える生き方は、ひとつのモノサシでは計れない。私たちは、それぞれ違ったモノサシを持っていて、暮らしかたの選択肢も、きっとひとつじゃない……。

北欧、暮らしの道具店がずっと大切にしてきた「フィットする暮らし、つくろう」のコンセプトをもとに、お届けしてきた連載「フィットする暮らしの作りかた」。

これまで16名の方に取材をし、その人が持つ自分だけのモノサシを伺ってきました。

今回、そんな連載から暮らしの支えとなるようなメッセージを3つ、抜粋してご紹介したいと思います。

 

ただ切ってある、ただ茹でてある。それだけで気持ちがラクに。
− 料理家 飛田和緒さん

飛田和緒さん:
「夕方の電車のなかで『ああ、今夜はなにを作ろう』とどんよりしているよりは、冷蔵庫にあれがある!と思える方が嬉しいですよね。常備菜って、そんな存在だと思うんです」

そんな飛田さんが常備菜を作るタイミングはというと「お弁当作りや夕飯作り、いつもの料理の延長」とのこと。

「だってね、人参を1/4本切るのと1本まるごと切るのって大して手間は変わらないんですよね。例えば今朝も娘のお弁当用に、キャベツを一部使ったんです。だからそのまままるごと切っちゃって、残りは軽く塩揉みしておきました。

常備菜って、最後まで総仕上げしないものもあっていいと思うんです。ただ切ってある、ただ茹でてある。後は味付けするだけ!という状態。

そんなものだって、冷蔵庫にあると気持ちが軽くなりませんか?

今はここまでしかできない!と途中で調理をやめたものだって良いんです」

  INTERVIEW  
「フィットする暮らしの作りかた」 vol.08
飛田和緒さんの記事はこちら>>

 

ルールがあるから、自由になる。
− 著述家 イェンス・イェンセンさん

「ルールをつくることで自由が生まれる」と話すイェンセンさん。その考え方は、家事や子育てにも通じるひとつの指標となっていました。

イェンス・イェンセンさん:
「これは、夕食の当番表ですね。FARが僕で、MORがマリコ。隣に書いてあるのは、仮のメニューです。

1週間の献立と分担を、仮で決めておいたんです。火曜はオムライス、木曜は手巻き寿司……という具合にね。

晩御飯のメニューって毎日のことだから大変。

でもこの『仮の献立』があるだけで、悩む時間がなくなるでしょう。これだけで、ものすごく気持ちが軽いです」

「この紙は、子供たちの放課後の予定表。この日は家で過ごすとか、外で友達と遊ぶとか、ざっくりでいいから予定を書いています。

Gはゲーム、事は家事を手伝う、Fは映画。子供ってどうしても、今ゲームしていい?とか、聞いてくるでしょ。だからゲームの時間もあらかじめ作っておいてます。

そうすると、子供もいちいち確認しなくてもいいし、子供は子供で『火曜日はゲームの日!』と楽しみに帰ってきます。みんながハッピーに過ごすための、ルールです」

  INTERVIEW  
「フィットする暮らしの作りかた」 vol.16
イェンス・イェンセンさんの記事はこちら>>

 

断捨離は「欲ばり」を捨てるところから。
− イラストレーター/アートディレクター 兎村彩野さん

引っ越しを機に、「断捨離」をはじめたという兎村さん。

「物があふれて床の見えない、映画のセットのような部屋で暮らしていた」と話す以前の暮らしは想像ができないほど、兎村さんのご自宅は、すっきり整理整頓された空間でした。

兎村彩野さん:
「わたしの考える断捨離って、まず欲ばりを捨てる事だと思うんです。それを目に見える形にするために、物を減らします。

最初の1年はとにかく苦痛でした。欲ばりは人間の本性のようなものだから、修行のような毎日で……、楽しいものではなかったです。

でも徐々に、衝動買いというものが無くなり、今ではいらないものは全く買わなくなりました」

「わたしたちは物を全く持たない訳ではないんです。ですが、自分たちでルールをつくり、持つ量を決めました。

例えば食器は、この棚に入る分だけを持つようにしています。一個買ったら一個手放す。ずっと一定の量で暮らすようにしています。

食器棚は無印良品のユニットシェルフ。そしてお皿の高さに合うように、棚の仕切りをカスタマイズしています」

  INTERVIEW  
「フィットする暮らしの作りかた」 vol.12
兎村彩野さんの記事はこちら>>

*****

常備菜、家事分担、断捨離……。暮らしのなかに散りばめられた要素ひとつとっても、「心地よさ」の基準はそれぞれ。

画一的なモノサシにどこか居心地の悪さを感じたとき、私たちはそれぞれ違ったモノサシで選択できることを忘れないでいたいなと思います。

他の誰でもない、自分にとっての「フィットする暮らし」ってなんだろう?

お客さまと一緒に、これからも考えつづけていきたいテーマです。

【写真】
・鈴木静華(1枚目、飛田和緒さんパート)
・木村文平(イェンス・イェンセンさん、兎村彩野さんパート)


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