【キッチン収納】01:狭くても大丈夫。キッチン収納を快適に叶えるコツ
賃貸の狭いキッチン・台所の収納やレイアウトのポイントをご紹介します。調理や洗い物、調味料や食材を管理するキッチンは狭くても機能性を求められるもの。そこで、使用頻度やコンロやシンクなどの使う場所を考慮した、キッチン道具を使いやすく収納するためのアイデアをお届けします。吊り戸棚や引き出しなどへ入れる前に、考えるべきことが実はいろいろありそうです。
編集スタッフ 齋藤
キッチンは「収納」次第でもっと心地よくなる。
毎日立つキッチンは、調理、洗い物、そして道具・食材を管理するコックピットのような場所。
狭さや賃貸か否かには関係なく、機能性が求められるのがキッチンではないでしょうか。だからこそ、動きやすく、かつ使いたいものをすぐに取り出せる「収納方法」を知りたいもの。
そのためには「道具を使いやすく収納する」ことが一番の近道。そのコツを探ります。
1)使用頻度を考える
キッチンの収納を考えるとき、重要となるのが「使用頻度」。
よく使うものは、手の届きやすいところへ。使用頻度が低いものは、吊り戸棚や引き出しの奥など、多少取り出しにくくてもOK。
毎日使うもの、週末しか使わないもの、数ヶ月に一度しか使わないもの……。まずは一つ一つのアイテムに向き合ってみましょう。
2)使う場所に沿った「レイアウト」を決める
次に考えたいのが、動線にあわせた配置。フライパンや鍋類は「コンロの近く」、ザルやボウル・洗剤類は「シンク下」など、使う場所に近いレイアウトがおすすめです。
一回の動作でパッとキッチンツールが取れるとストレスがありません。「動きが少ないこと」は台所仕事をスムーズにするコツになります。
3)収納の方法を考える
よく使うものは、キッチンラックや壁面にS字フックをつけて収納してみましょう。「見せる収納」のため、自分が好きなデザインのアイテムを選ぶことも、快適な台所を作るためのポイントになります。
また、カトラリーやお弁当グッズ、来客セット(コースター・箸置き・割り箸)など、同じシーンや用途で使うものは、トレーやカゴを使ってまとめるのが収納のコツ。
お菓子づくりのアイテムや、限られた季節にしか使わないものは、吊り戸棚の上段といった「隠す収納」でも良いかもしれません。
明日からは、これらの考え方を念頭においたうえでの、キッチン道具の収納グッズやアイデアについてお届けしていきます。
次の記事はこちら
vol.02 フライパン・鍋の収納
「キッチン収納のコツ」次回以降の予定
vol.03 菜箸・お玉…キッチンツールの収納
vol.04 残数管理がポイント、調味料の収納
vol.05 種類を絞ろう、保存容器収納のポイント
【写真】鈴木静華
【協力】
村上直子(整理収納アドバイザー)http://kiki-uchi-reset.com
能登屋英里(整理収納アドバイザー)Instagram:@eiriyyy_interior
やまぐちせいこ(整理収納・ライフオーガナイザー® / ミニマリスト)http://yamasan0521.hatenablog.com/
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