【キッチン収納】05:種類は少ないほど使いやすい?保存容器の収納のコツ
保存容器って、形もサイズも違うから収納しづらいもの。必要なものを取ろうとして、雪崩がおきたたんて経験はありませんか?「すっきり収納」を叶えるコツは、種類もサイズを絞ることにあるよう。さらにワンアクションで取り出せる整理術もご紹介します。
編集スタッフ 齋藤
保存容器は「サイズ」をしぼって選ぶと、収納しやすい
常備菜、作り置き、余りものの保存など、使うシーンが多いために、いつの間にか数が膨れ上がってしまう保存容器。
すっきりと収納するには、まず「選ぶとき」にコツが必要です。
基本は同じシリーズのサイズ違いなど、大・小の2種類があれば十分。できる限り、最低限の種類を持つことを心がけましょう。
2つのサイズがあれば、大抵の量はおさめられるもの。いろいろなサイズがあると、スタッキングもしにくく、その分収納が大変になります。
買い足すタイミングが、収納を見直すチャンス!
保存容器を買い足すタイミングは、今の収納状況を見直すチャンスです。
・容器の種類が増えそうだったら、いっそ全て見直して同じシリーズで統一する
・サイズがいろいろあるのだったら、厳選してみる
こんなふうに、ご自宅の保存容器のラインナップについて考えてみましょう。
むやみにアイテムを増やさないために、「この引き出しに入る分量しか持たない」と自分のなかでルールを決めてみても良いかもしれません。
暮らしに合った素材を選んでみましょう
保存容器は、材質ひとつとっても個性がさまざま。レンジやオーブンが使える耐熱ガラス製、直火にもかけられるホーロー素材、冷凍も食洗機もOKなもの。
冷蔵庫から出したらそのまま食卓に置きたい。密閉できるものでお弁当箱としても使いたい。直火にかけて再調理したい……など、保存容器に求める機能も、暮らしのスタイルで異なります。
せっかく様々な種類があるので、自分の生活に合ったものを選びたいですね。そんなときにも、種類を増やしすぎず、サイズを限定することがポイントになっていきます。
ワンアクションで取れて、雪崩がおきない収納を
サイズや種類が厳選されていると、カゴなどにまとめるのもラクチン。仕切りがないと、ひとつ取り出したタイミングで他の容器が転がって崩れてしまうことも。雪崩が起きないようにするためにも、ケースに入れることはおすすめです。
そして、ワンアクションで使いたいときにすぐに取り出せることも大事。だからこそ、手の届きやすい引き出しの中や吊り戸棚など、キッチンでの動きを止めない場所を選びましょう。
キッチン収納のコツについて、5回に渡りアイデアをお届けしました。こうして見ていくと、どのアイテムの収納も「使用頻度」や「使う場所」をもとに収納を考えていくことが大切だということが分かりました。このシンプルな共通ポイントを覚えておけば、キッチンの「なんだか使いにくい」の理由がすっと解決できるように思います。
「キッチン収納のコツ」の記事は、
vol.01 狭くても賃貸でも。キッチン収納の考え方
vol.02 フライパン・鍋の収納アイデア
vol.03 菜箸・お玉…キッチンツールの収納
vol.04 残数管理がポイント、調味料の収納
vol.05 種類を絞ろう、保存容器収納のポイント
【写真】鈴木静華
【協力】
村上直子(整理収納アドバイザー)http://kiki-uchi-reset.com
能登屋英里(整理収納アドバイザー)Instagram:@eiriyyy_interior
やまぐちせいこ(整理収納・ライフオーガナイザー® / ミニマリスト)http://yamasan0521.hatenablog.com/
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