【肌と髪の夏バテ対策】04:ゴワゴワ、パサつく髪のダメージをすくう「ケア方法」とは?
髪も乾燥してダメージを受けやすい。トリートメントやマッサージなど、自宅でも出来るケア方法プロがご紹介。紫外線や汗などでダメージを受け、パサパサして広がる、ゴワゴワと手触りが気になる、頭皮がベタつくなどの悩みは夏ならでは。ダメージで傷んだ髪の毛を改善するおすすめのシャンプーや、乾燥した髪のケア、ドライヤーでのヘアケアなどをご紹介します。
編集スタッフ 田中
夏にうけた髪のダメージを救うには?
夏はお肌同様、髪もダメージを受けています。しかし肌より優先順位が低く、ダメージが気になっても、そのうち直っていくかな?と様子をみていたのが、これまでの私でした。
髪のケアについても、そろそろきちんと知っておきたい。今回は美容室・Double店長の高田さんに夏のダメージヘアを救う方法を、ゴワゴワ・パサパサしてしまった髪と、逆にベタつきが気になる髪の2つのパターン別に聞きました。
ゴワゴワ・パサつく髪には「洗った後」が大事
1)乾かす前に、トリートメントをつける
髪を洗った後、乾かす前に「洗い流さないトリートメント」をつけると、髪を保護して、乾燥などでパサつく髪をまとまりやすくしてくれるそう。
ゴワゴワとした手触りになってしまう原因は、主に乾燥や水分不足でうけたダメージ。そして、髪のパサつきは、紫外線、洗浄力の強すぎるシャンプー、自然乾燥などで起こるのだとか。
どちらの状態でも、まずはうるおいを足すことが必要です。
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2)自然乾燥はNG!
髪の自然乾燥は、じつは雑菌が繁殖して臭いやかゆみの原因になることも。さらに、濡れたまま寝ると、枕と髪の毛の摩擦でキューティクルが剥がれ、傷む原因になるのだとか。
気温がなかなか下がらない夜は、ドライヤーの熱風が嫌でしばらく濡れたままでいることもありましたが、これは見直した方が良さそう。髪はしっかりと根元から乾かす。これがダメージを防ぐ基本なんですね!
ベタつく髪がすっきりする、3つの方法
1)入浴前の頭皮マッサージ
髪の毛のダメージとは逆に、頭皮や髪がベタつくという人もいるはず。そんな方は入浴前に頭皮のマッサージ習慣を足すと効果が期待できます。
痛気持ちいいくらいの指圧で、両手のひらでゆっくり頭皮を押してみましょう。頭皮につまった皮脂汚れがとれやすい状態になり、頭皮環境を健やかに保ってくれるのだとか。1日の終わりにコリをほぐすと、お風呂タイムでリラックスできそうですね。
2)スキャルプケアを始める
頭皮の状態を健康に保つ「スキャプルケア」効果のあるシャンプーに変えることもおすすめです。頭皮の毛穴に詰まった皮脂を落としやすくし、皮脂のある状態を正常に保って、抜け毛を防ぎ、健康な髪に育つそうです。シャンプーって、じつは何年も変えないことが多いもの。けれど、一時的に髪の状態にあわせるのもいいことなんですね。
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3)スタイリング剤は「頭皮」を避けてつける
ワックスやムース、ヘアオイルなど、毎日髪につけるスタイリング剤の選び方や付け方も、夏は変えてみましょう。「油分を多く含むものは避けたり、頭皮自体にスタイリング剤がつかないようにするのも大事」とDouble・高田さん。地肌につくと、ベタつきや匂いの原因になるからだそう。
夏のダメージヘアは、日々の習慣を見直すことや、髪質にあわせた方法でケアしていくことができそうですね。次回は日焼けした髪や頭皮を、健康な状態へ戻していくケアをご紹介します。
次の記事はこちら
vol.05 健康な髪のための習慣づくり
「夏バテ肌と髪」の記事はこちら
vol.01 夏バテした肌を救う3つの方法
vol.02 朝のメイクのひと工夫
vol.03 肌タイプ別・化粧直しのコツ
【写真】松元絵里子
【監修】美容室Double 店長・高田昌宏 http://www.hearts-hair.jp/Double/index.html
※ご紹介した商品は、記事公開当時の名称・値段となりますため、後ほど取り扱いがなくなる可能性もございます。何卒ご理解くださいませ。
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