【ときめく手みやげ】第12話:間違いない名店で選ぶ! 知る人ぞ知るこだわりの手みやげ4選
編集スタッフ 寿山
雑貨コーディネーターのオモムロニ。さんに、えりすぐりのお菓子や雑貨など、手みやげにしたいアイテムをご紹介いただく本連載。
オモムロニ。さん:
「9月は、名前を聞けばおそらく皆さんもご存知の有名店でセレクトしました。いざ手みやげを、という時にパッと浮かぶ信頼あるあのお店、老若男女に愛される老舗、でも『こんなのもあるの!?』というリアクションが貰えるような、ひとヒネリしたアイテムをクローズアップします」
三島食品
「オリジナルギフトFURIKAKE」
▲オリジナルギフトFURIKAKE 3,456円
最初に登場するのは、赤紫蘇のふりかけ “ゆかり®︎” でおなじみ「三島食品」のギフト缶です。
オモムロニ。さん:
「爽やかなブルーのカバーに焼き菓子でも入ってそうなオシャレな缶、渡すとまず最初に『ん?FURIKAKE!?』というツッコミが入ります。
“ゆかり®︎” といえば誰もが知る老舗のメーカーさんですが、そのほかにも色々とユニークな商品を作っていて、その中で今回はこのふりかけギフト缶をセレクトしてみました。開けるとまた『わぁ!』となりますよ」
▲全5種×10袋ずつ入っている
「予想外ですよね、このポップさ(笑)。ちょっと野球チームのような。『ゆかりじゃん!』と盛り上がって貰える珍しいルックスと、それでいて既に多くの人に永く愛されている老舗の味。
50袋とたくさん入っているので会社などへの差し入れにもなれば、お弁当世代のお子さんがいるご家庭でも喜んで貰えると思います」
【三島食品】
https://mishimashop.jp/
ISHIYA
「Saquアソート」
▲Saquサクアソート(18枚入り:6種×各3枚) 1,944円
つづいて北海道みやげの定番「白い恋人」のISHIYAがはじめて北海道外にオープンした直営店「ISHIYA GINZA」のサク ラング・ド・シャです。
オモムロニ。さん:
「『白い恋人』はあまりにも有名ですよね。何回貰っても嬉しいし美味しい。あの人気商品のDNAを受けつぎ、いろんな味のラング・ド・シャを展開しているブランドです。
でもまさか、このパッケージで『白い恋人』と同じメーカーとは想像しないですよね。北海道出身者なら『ISHIYA』という文字でピンと来る人もいるかもしれませんが。フタを開けるとカラフルな包みがズラリと並んでいて高級感が」
▲キャラメル、北海道チーズ、北海道ワイン、ジャンドゥーヤ、ハイミルク、抹茶ミルクの6種が楽しめる
「でも個装の袋をあけるとほら、おなじみの形。どれも食べ始めると止まらない美味しさは、やっぱり『白い恋人』と同じです。これはアソートセットですが、各フレーバーのボックスもまた華やかで素敵ですよ」
【ISHIYA GINZA】
http://www.ishiya.co.jp/ginza/
トラヤカフェ
「ヨウカンアラカルト」
▲ヨウカンアラカルト(コーヒー・ジンジャー・トマト) 897円。※時期によって味が変わります
続いて、言わずと知れた和菓子の老舗ブランド「とらや」が、 “あん” をもっと気軽に楽しめるようにと展開する「トラヤカフェ」のプチ羊羹です。
オモムロニ。さん:
「ふだん茶道の稽古でご一緒する先輩方に、これお渡ししてみたんです。まずこのモダンなパッケージに小さく入ったとらやのロゴに、皆さん『え、なにこれ?』と興味津々で」
「中はこんな感じでひとくちサイズの羊羹が、まるで宇宙食みたいに個装されて入ってるんです。
和菓子と真逆の近未来的なルックス、でも味は信頼あるとらやさんの “あん” 。知識が豊富な先輩方も「さすがにこれは知らなかったわー」と面白がって下さって。
持ち歩きもできて、ちょっと疲れたなって時に糖分をひとくち。洋菓子とは違う、和菓子を食べた時の幸福感ってありますよね。私自身もトラヤカフェに行ったら必ず買ってしまう、手みやげです」
【トラヤカフェ】
https://www.toraya-group.co.jp/onlineshop/toraya-cafe
ホテル椿山荘東京
「フォンド・レザン」
▲フォンド・レザン 1,620円
最後は、かつて椿が自生していた景勝の地に建つ「ホテル椿山荘東京」が、オーストリア・ウィーンの老舗菓子ブランド「DEMEL」と共同開発した焼き菓子です。
オモムロニ。さん:
「手にすると分かるんですが、まずこのずしっと重厚感。ホテル椿山荘東京とDEMEL、どちらも信頼に足る名門同士なので、ちょっとかしこまった場の手みやげや贈答品にもいいですよね。このパッケージのイラストは、ウィーンにあるDEMELの本店だそう」
▲サイズは4号(約12センチ)
「丁寧な包みを外すと、香ばしい香りが広がります。アーモンドがたっぷり使われた贅沢ケーキで、ラム酒レーズンが染み込んだしっとり生地にバタークリームとラムレーズン、その上からサクサクのダックワーズでサンドした、上品な大人の味です。食べてみると、意外と重たくなくてペロっと食べられてしまうんです」
【ホテル椿山荘東京】
http://www2.enekoshop.jp/shop/hotel-chinzanso-tokyo-selections/
※アイテム・金額は2019年9月時点の情報です。
(つづく)
【写真】市原慶子
オモムロニ。
雑貨コーディネーター。東京生まれ、横浜在住。2003年に開始した、気になるモノ・コト・ヒトを発信する「オモムロニ。」がブログ黎明期に人気となり、以降、雑誌やWEBでの執筆、雑貨やギフトなどのセレクトやコーディネートなど幅広く活動。現在雑誌『CREA』『LaLa Begin』『&Premium』で連載中。2019年1月、初の著書となる『DAILY GIFT BOOK 気持ちが伝わる贈りものアイデア』(文藝春秋)を上梓。Instagramアカウントは @omomuroni 。
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