【スタッフコラム】大晦日の夜に、どうしても食べたい
編集スタッフ 小林
一年で一番楽しみな日はいつだろう。
誕生日、クリスマス、お花見にゴールデンウィーク、結婚記念日や夏休み。
こればかりは人それぞれだと思いますが、わたしにとっては「大晦日」が一年で一番楽しみな日です。
大掃除を終えたさっぱりした心持ちで、「今年もおつかれさま」なんて言いながら一年をなんとなく振り返り、きたる来年をどう過ごすのかに思いを馳せる。
美味しいものを食べつつ、紅白歌合戦やジャニーズカウントダウンなど、普段とは違うお楽しみテレビを眺めながら、暖かい部屋でぬくぬくする。
やっていることは意外と大したことないのですが、なんだか特別な気持ちになる、特別な日。
かなり気がはやいけれど、そんな大晦日が今から楽しみで楽しみで。もう今からすでに頭の中は、大晦日をどう過ごすか、でいっぱいです。
とりわけその中でも一番悩ましいのが、夕食の献立。一体何が食べたいのか・飲みたいのか。今年一年の締めくくりに相応しいメニューは何か。
そう、「大晦日に何を食べるのか問題」に、ここのところ直面しているのです。
▲今年の参考図書はツレヅレハナコさんのレシピ本。さっとできるのに、とっても美味しい、酒飲みに嬉しいレシピが盛りだくさんです!
毎年大晦日は自宅で過ごすことを決めているので、基本は夫と私の2人分の献立。
ふたりともお酒が好きだし、テレビ番組を見ながらゆっくり食事を楽しみたいから、おつまみをいくつか食べつつ最後に〆を出す、居酒屋スタイルがよさそう。
クリスマスで洋食やワインを満喫していることが予想されるのと、大晦日に必須の年越しそばのことを考慮すると、日本酒に合う和風の献立がよさそう。でも、おせちとは違った趣がいいな。それにもしかしたら、ちょこっとワインも飲みたくなるかも?
などと考えつつ、最近は暇さえあれば、レシピ本をつらつらとめくっています。どれも美味しそうなので、本にどんどん折り目がついていくばかりで、一向に決まる気配はありません……。
けれど、これだけは絶対食べる!とすでに決めているものもあるのです。
きらきらひかる、宝石のようなつぶつぶ。艶のある透き通った赤色。その佇まいから放たれる、神々しいオーラ。
まさに特別な日にぴったりの食材。もう存在自体がおめでたい。
そう「いくら」です!
小さな頃は「いくら」の魅力を知らなかったので、お寿司を食べるときはいつも姉に献上していた私。(姉はうに・いくらが好物だったので、即回収されていました)
気づけば25歳くらいまで、きちんと「いくら」を食べたことがありませんでした。
大人になってから、誰にも献上せず、初めてちゃんと「いくら」を頬張ったとき。ぷちっと弾けたあとの、なんとも言えないまろやかさ。そして口の中に「いくら」があるうちに、日本酒をくいっと一杯飲んで、食の快楽に横頬を殴られたあの夜。
今までなんて勿体無いことをしていたんだ!と、真実に気づいてしまったのです。
▲昨年の大晦日に、初めて「家いくら」を楽しんだときの写真。シンプルに白米とともにいただきました。
去年の大晦日は、なんとラッキーなことに、友人の結婚式の引き出物でいただいた「冷凍いくら」が家にありました。
勿体なくて、なかなか食べる勇気が出なかったのですが、大晦日だし……!ということで、思い切って初めての「家いくら」(自宅でいくらを食べる行為)にチャレンジ。
スタンダードな「いくら」ご飯を〆に食べたのですが、控えめに言って最高でございました。
ぜひ今年も、絶対に「いくら」を食べたい。とすると、今年はどう「いくら」を楽しむか。そもそもどこで「いくら」を手に入れるか。なんなら筋子を手に入れて自分で仕込むべきなのか。これは非常に悩ましい問題です。
あれから「家いくら」をしていないので、まだまだ「家いくら」については初心者。残り約2ヶ月、しっかり情報収集をしなければなりません。
▲今年行ったレストランで出てきた、衝撃の一皿。硬めのパンの上に、たっぷりのバターと「いくら」をのせて。こんな食べ方が!と感動 & 尊さがすごい(泣)
まだまだ秋の空気が漂う気候ですが、気づけば今年もあとわずか。この調子だと、あっという間に師走を迎えてしまいそうです。
他にも考えるべきことは山のようにあるけれど。
ひとまず「大晦日に何を食べよう?」なんて、幸せな悩みを楽しみつつ、残りの2019年を精一杯駆け抜けたいと思います。
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