【スタッフコラム】なんでもない日の幸福。
お客様係 市原
朝出勤のために家をでて駅まで歩く時間、ぼんやりと色々なことが頭に浮かびます。それは今日の仕事の段取りや、夕飯に食べたいものなどさまざま。
先週のある日、こんなことを思いました。
「あぁ、私の毎日はなんと平凡なんだろう」と。
そしてそのまま最近の朝から晩までの平日の過ごし方を振り返ってみました。
朝はスマホの目覚ましを4回ほどセットしてようやく起き上がる。顔を洗って、コンタクトを装着する。寝癖をとりあえず直す。
化粧をして、パジャマから着替えて、髪をセットする。身支度を整える片手間に、水やオレンジジュースなどを飲む。
準備ができたら、戸締りをして家をでる。ゴミの日にはゴミも出す。
駅までの道で、反対側からやってくるたくさんの人たちとすれ違う。毎日同じ時間のことだから、名も知らないあの人が今日もいるなと思いながら歩く。
会社についたら早速業務スタート。残業しないクラシコムではノンストップで仕事に臨む。お昼は気分転換もかねて、だいたい外で食べる。たまに夕飯の残りでお弁当という日もある。1時間の休憩を終えて、また業務開始。そこからまた18時まで駆け抜ける。
18時になったら業務を終えて、よ〜し今日も1日とりあえず無事に終わったと思いながら家路に着く。
家に食材がなければスーパーに寄り道して、家についたらすぐに夕飯を作って、食べて、片付けて、ソファで一息つく。お茶を飲みながらテレビやSNSを見たり、本を読んでフリータイムを楽しむ。
お風呂に入って、スキンケアをして髪を乾かして、まだまだ自由時間を楽しみたいと思いながら、ベッドに入る。以上。
これがここ最近の私一人を追った時の、平日の行動パターン。
ドラマチックなことが起こるわけでもない、とても塞ぎ込んだり落ち込んだりするでもない。毎日平均したらそれなりにご機嫌に日々が送れている。
そんな日が続いていたからこそ、「あぁ、私の毎日はなんと平凡なんだろう」と思ったのでしょう。
でも、これは私にとっては花マルな証拠。
なぜか小さい頃から「日々穏やかに生きて生きたい」という思いが強く、大きな向上心やメラメラと燃える気持ちとは、ほぼ無縁でした。
「普通だな、平凡だな」と思えることが、心地よく過ごせているひとつの証であり、自分にとっての良いバロメーター。
1日を引いて見ればおおむねマルですが、もちろん完璧ということではありません。1日をクローズアップして見れば、大変だなと思うことも、焦ることも、少し怒ったり悲しんだり、落ち込んだりする場面も、もちろん存在しています。
でもそういった諸々は過ぎ去れば忘れたり、消化されて、だいたい調子良く過ごせている。リラックスしている。
そう思える何でもないこの日々が、とてもありがたい。
と、ここまで書きながら、明日ドラマチックなことが起こったらどうしよう……と思ってしまう小心者でもあります。もしかしたら来週は、一転して気分が変わってしまうことだってあるかもしれない。
まぁその時は、また平凡な日々だと思えるように、少しずつ前に進んでいくしかないのか。そうも思うのです。
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