【僕のおやつ日記】冬の新作!「和の素材」をテーマに、クッキーボックスを作りました!
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
本日より「和を感じる特別なおやつ」クッキーボックスを販売開始しました。
ご好評いただいているクッキーボックスの第4弾となります。
今回のコラムは、そんな新作クッキーの制作秘話・裏話を書いてみようと思います。
アイデアはどこから?
使ってみたい素材や材料からアイデアを膨らませて、その結果新しい商品が生まれることがあります。
今回のクッキーボックスで言えば「黒ごま」。
焙煎された黒ごまの香ばしさをうまくお菓子にできたらおいしいだろうなあ、というところからスタートしています。
そこから、きな粉のものを合わせたら良さそう、生姜の絞り汁で何かできたらアクセントになるかも、とアイデアが転がって、「黒ごま」「きな粉の絞り出し」「ココアジンジャー」の3種を詰め合わせた一箱をつくることができました。
食べたらおいしくて楽しい。かわいい箱が残るから食べ終わっても嬉しい気持ちが続く。
ふと触れ合ったお茶や畳、和室の匂いが心を穏やかに落ち着けてくれるように、いつもの日常の中にふと心が落ち着く瞬間を作ってくれる「和を感じるおやつ」を目指しました。
3種類入っているうちの1種「ココアジンジャークッキー」は、ココアの生地に生姜を入れたもの。
あまり馴染みがない組み合わせかもしれませんが、発想の大もとはジンジャークッキー。欧米ではメジャーな、クリスマスに食べる人の形をしたクッキーで、シナモンやナツメグなどのスパイスにジンジャーを入れて焼いています。
そんなジンジャーを、和の素材ととらえて、編集し直したのがこの「ココアジンジャークッキー」です。
ココアのしっとりとした生地感と風味に、ジンジャーの爽やかさをどうバランスよく配合するか。なんども試作をした結果、パウダー状の生姜と、生の生姜をすりおろして入れることでベストなバランスにたどり着きました。
▲粉糖を丁寧に振るっているところ。3回繰り返すのですが、こういう一手間が微妙な差になって現れてきます。
こんな苦労も…
「黒ごまのクッキー」「きな粉の絞り出し」の2種も、それぞれ厳選した素材と製法で作り上げています。
なかでも、きな粉の絞り出しクッキーは、きな粉が入ることで通常のクッキー生地よりも硬さがでてしまい、手で絞るのに一苦労。外気温が寒いこともあって、バターの温度管理がいつもよりシビアでした。
▲撮影に使った和の食器たち。作家さんから直接譲っていただいたものや、お土産でもらったもの、一目惚れで衝動買いしたものなど、どれも思い入れのあるものばかりです。
こんなふうに、素材の良さを活かすべく、自分たちの技術をアップデートしながら、少しでもおいしいと思っていただけるようギリギリまでクオリティを追求した一箱となっています。
和の素材の新鮮さに改めて驚いたり、なんだかほっとするな、とお家でお茶の時間を楽しんでいただけたら嬉しいです。
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