【本棚を主役に】DIYでとことん自分仕様! 一人暮らしスタッフのマイペースな本棚インテリア
一人暮らしの部屋で本棚をおしゃれに使うのは至難の業。省スペースでも理想の本棚インテリアを叶えるには、DIYがおすすめです。当店スタッフの自宅にお邪魔し、そのアイデアやレイアウトについても聞いてみました。
編集スタッフ 岡本
一人暮らしの部屋で本棚のあるインテリアを楽しむには?
コンパクトな空間ゆえ、選ぶ家具が厳選され、置く場所も限られる一人暮らしのインテリア。
スペースを有効活用したいからこそ、理想の本棚を見つけるのが難しいと聞きます。
だからこそ、実際に本棚のあるインテリアを楽しんでいる暮らしを見てみたい!
そこで第4話では、当店スタッフのなかでも本好きで知られる、スタッフ田中の自宅にお邪魔してきました。
約30平米の1Kに一人暮らしをはじめて3年。リビングに通じるドアを開けて一番に目に入るのはDIYで作ったという本棚です。
自分好みのインテリアについてはまだ試行錯誤中とのことですが、少しずつ手を加えて、これまで2つの本棚を作ったのだとか。
スペースが限られているからこそ生まれた工夫や、使いやすさとおしゃれさを叶えるためのアイデアについて、聞いてみました。
ぴったりサイズを求めてDIY!
省スペースが活きる一人暮らしの本棚インテリア
平日夜の2時間で完成。
初心者でも簡単なDIY本棚
▲使用したDIYパーツ材は、「LABRICO(ラブリコ)」
スタッフ 田中:
「2×4材とDIYパーツ材を使って、ベッドの足元に鑑賞用本棚を作りました。
もともと着色された木材をちょうどいい長さにカットして送ってもらったので、作業は本当に簡単。平日夜の2時間で完成しました。
この本棚の奥行きは8cm。省スペースでありながらも文庫本が置けるようにとこの幅にしました。
白壁がなんとなく寂しいなと思っていて、絵を飾ることもあったのですが、本棚にできたら収納も増やせて一石二鳥でしたね」
面出しは1冊まで。気分や季節を表すものを
▲取材時に面出しで飾っていたのは、東山魁夷・著『白夜の旅』。デンマークから始まる北欧の旅をイラスト付きで綴るエッセイでした。
スタッフ 田中:
「この本棚は手放したくない本を中心に置いています。ジャンルは色々で、好きな時代小説やビジネス本、エッセイ集など。
その中から一冊を面出しで飾っています。
面出しするとコンパクトな空間に対しての影響力がつよいので、自然と一冊だけになりました。
選ぶのは、今の自分の気持ちに一番フィットしている作品や、季節感が出るものなど。模様替え気分で楽しんでいます」
余白を意識して、詰め込みすぎない
スタッフ 田中:
「ここは目に入りやすい場所であるうえに、すぐ下がメイクスペースでもあるので、あまり窮屈に感じないよう意識しました。
材料を注文する前にまず考えたのは、棚の配置について。
天井からメイクスペースまでの距離を考えると、だいたい3段くらいになることが分かったので、次にそれぞれの棚の高さを決めました。
1段目はフリースペース、2段目は文庫本の高さに合わせ、3段目はA5サイズのハードカバーや単行本が入るようにしようと。
なので、3段目は本のジャンルがバラバラなのですが、高さが揃っているとすっきりするので、ここは見た目を優先しています。
本以外にも雑貨や時計を置いて余白のバランスを調整しました」
手持ちの古道具に合わせて。
テレビ台、小物収納、本棚と一台三役の万能家具
スタッフ 田中:
「この本棚兼テレビ台も、1年ほど前にDIYしました。
右側にある4段引き出しの棚は数年前に古道具店で購入したもの。以前住んでいた家から使っているのでなんとなく愛着があって、これを活かしてもう少し収納を増やしたいと思ったんです。
手持ちの古道具の色や高さにぴったり合うことが前提だったので、既製品で探すのは難しいだろうと思ったのがDIYのきっかけ。
作ったのは、天板と、天板の脚となるコの字型の箱(左側)です。
たとえ手作り感満載だとしても、その場所にちょうどよく収まっている方が自分としては心地よいことに気付きました」
ワイヤーラックですきまを有効活用!
▲ワイヤーラックはIKEAで購入。
スタッフ 田中:
「本の上の空間がもったいないなあ……と思い、つい最近ワイヤーラックを追加しました。
左側は、集めているZINEをざっくりと収納。こういった小冊子は雑貨屋さんなどで買ったり、TAKE FREEで見つけたり、すぐ増えてしまうんです。
手に取れる場所に置いておかないと開くタイミングを逃すので、今はここがちょうど良さそう。
右側には、裁縫箱やポストカードを。でも、収納するものはそのうちまた変わるかもと思っています。
使いながら暮らすことで生まれるランダムさを活かして、整えすぎず気楽に、本棚のあるインテリアをこれからも模索していきたいですね」
第1話〜第3話で成重さん、第4話ではスタッフ田中の本棚インテリアをお届けしたこちらの特集。
本棚もインテリアを作る重要な要素と考えていたけれど、今回の取材をきっかけに、イスやテーブルと違い、本が増えるたびにアップデートし続ける家具であることに気づきました。
だからこそ、そこに住む人の文化やらしさを感じられるのかもしれません。
そう思うと、本棚インテリアをのぞいてみたい、あの人やこの人が次々に思い浮かびます。本棚のあるインテリアは、まだまだ奥深く、これからも私たちを楽しませてくれそうです。
(おわり)
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