ベビー用品の収納にカゴごを使うアイデアをご紹介。絵本やおむつ、おもちゃの収納にぴったりなかごの選び方。取っ手付きで持ち運びに便利な籠や、おしゃれな見た目の北欧やアジア・ベトナムのかごバッグ、スペイン・バスクのものを使った収納アイデアが満載です。たくさんのアイデアを、カゴ好きな料理家・植松良枝さんに伺いました。

生活感がでるベビー用品は「かご収納」がおすすめ

ベビー用品は、赤ちゃんと多くの時間を過ごすリビングに置いておきたい。けれど、ケア用品やおもちゃなど、そのまま置いておくと、どうしても生活感が出てしまいます。

そんな時こそ「かご収納」が頼れると話す植松さん。前回の北欧のかご紹介に続き、2話目では、1歳になるお子さんを育てる植松さんの、ベビー用品の収納アイデアをお伺いしました。

 

スタイ、ベビーオイルは、
バスクの大きなかごにざっくりと

植松さん：
「スタイ、ベビーオイル、お尻拭き、ゴム手袋は、バスクの栗のかごに入れています。

大きなかごは、一度に中身が見渡せて、必要なものがさっと取り出せるんです。

スタイは、洗ったらこの中にざっくり収納しています。畳まなくても、かごの上から布を被せておけば、中が見えず、生活感も消せるなと。

お尻拭きとゴム手袋は、使う頻度が高いので、すぐに取り出せるように、『IKEA』の布製の仕切りの中に入れています」

 

おむつは、白樺のかごに

植松さん：
「おむつも、かご収納がおすすめです。

この北欧の白樺のかごは、30cm四方程度の大きさで、おむつが12~16枚ほど入ります。

袋から詰め替えておくと、すぐに取り出せますし、リビングにもインテリアのように置いておけるんです」

 

おもちゃには、丈夫な漁師かご

植松さん：
「子どもがよく遊ぶおもちゃは、西荻窪の『松庵文庫』で購入した、大きくて丈夫な漁師かごにざっくり収納しています。

色やサイズがバラバラのおもちゃは、生活感が出やすいですが、かごに入れれば、色味を抑えて、おしゃれな見せる収納に。

取っ手がついているので、おもちゃを出すのも、別の場所へ動かすのも楽々です」

 

組み立て式おもちゃは、
カラフルなベトナムかごに

植松さん：
「組み立て式のおもちゃは、他のものとは分けて収納しています。

漁師かごでは色味を隠しましたが、あえてカラフルなベトナムのかごに入れれば、ビビットなおもちゃもかわいく収納できます」

 

お風呂用おもちゃは、
丸洗いできるベトナムのかごバック

植松さん：
「ベトナムのかごは、水に濡れてもいいテープ素材なので、小さめサイズにお風呂用におもちゃを入れています。

汚れても洗うことができるので、いつでも清潔。ベビー用品を入れて持ち運ぶのはもちろん、普段の買い物にも大活躍です」

 

本棚はいらない、絵本もかごに入れれば大丈夫

植松さん：
「絵本を入れているのもベトナムのかごです。

本棚に入れずに、かごに入れておくことでスペースを取らないですし、インテリアの統一感も出ます。

本を持っての移動も楽々です」

 

生活感の出やすいものを、おしゃれに収納できるのがかごの最大の魅力と話す植松さん。人目に付くリビングでも、ベビー用品をおしゃれに収納されていました。

次回は、キッチンのかごを使った収納アイデアをご紹介します。

 

👉次の記事はこちら
■キッチンで活躍するかご収納

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■北欧のおしゃれなかご大集合
■野菜、食品ストックのかご収納

 

【写真】佐々木孝憲

植松良枝

料理研究家。野菜を使った季節を感じさせる料理が得意。旅好きで、料理には各国のエッセンスがセンス良く取り入れられている。料理教室を主宰するほか、代々木八幡にあるベトナム料理店「ヨヨナム」をプロデュースする。旅先で見つけたかごを中心に、自宅には100個以上のかごがある、大のかご好き。Instagram：@uematsuyoshie

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