かごをおしゃれな北欧製で揃えたら、部屋が少し明るく。そんな天然素材のカゴを使ったインテリアや、おしゃれな収納アイデアをご紹介します。定番の白樺やラタンの籠は、見せる収納にぴったり。カラフルなアイテムは、壁掛けのインテリアとしても楽しめます。真似したくなるアイデアを、かご好きな料理家・植松良枝さんに伺いました。

編集スタッフ 栗村

かわいいかごの収納アイデアが、もっと知りたい

見ているだけでキュンとするかごは、素材やサイズがたくさん。持っている人によっても使い方は様々です。

そんな中、当店スタッフに人気が高いのが、かごを使った収納です。見た目がかわいくスッキリ片付けられるかごは、収納アイデアの宝庫。新しい使い方を見つけるとワクワクします。

今回は、ご自宅に100個以上カゴがあるという大のカゴ好き、料理家の植松良枝さんのお宅におじゃまして「こんなかごには、これを入れる」のアイデアをたくさん見せてもらいました。

まず第1話では、どんなかごがあるのか、私たちも大好きな北欧のかごをご紹介いただきます。

 

北欧といえば、白樺のかご！

北欧のかごでまず揃えたいのが、白樺のかご。網目が大きい白樺は風合いたっぷり。白っぽい色合いから、どんどん飴色になっていき、レザーのような手触りが楽しめます。

植松さん：
「これは北欧のフリーマーケットで購入しました。かごは新品よりも使われていた物の方が、味わいがあって好きなんです。

幅と高さがちょうどよく、自宅に届いたハガキやダイレクトメールを入れています。また長方形なので、家にある小さなグリーンをまとめてもかわいく飾れそうです。

もう一つある正方形の白樺のかごには、おむつを。リビングに置いていても生活感が出ず、インテリアのように収納できるのが、かごのいい点です」

 

蓋つきの白樺のピクニックかご

定番の白樺には、こんな蓋つきの形も。ピクニックかごと呼ばれるもので、幅広い白樺の編み目に一目惚れ。旅先で思わず買ってしまったのだそう。

植松さん：
「このかごは、蓋つきなので清潔に保ちたいものを収納しておくのにぴったり。中が綺麗に保てるだけなく、かごだから通気性も良いんです。今は空き瓶をしまっています。

もちろんピクニックにも。上部がフラットなので、薄い板を乗せるだけで簡易テーブルとして使えるんです」

 

丈夫で、使いやすいラタンのかご

北欧のかごで、もう一つの定番がラタンのかご。とにかく丈夫で、何十年も使うことができます。使うほどツヤが出てくるのも特徴です。

植松さん：
「取っ手付きのラタンのかごは、かっちりと編まれた頑丈な作りがお気に入り。

通気性がいいから、焼きたてのパンや食材を上に乗せてそのまま食卓に出すことも。取っ手付きで持ち運びがしやすいので、お盆のようにも使えます。

程よい背の高さで、食卓に馴染んでくれるので、来客時に数人分のカトラリーを運んだり、まとめたりしておくのにも便利です」

 

使っていないときも、インテリアになるかご

植松さん：
「カラフルなかごも北欧のもの。色付けされているわけではなく、猫柳の自然なグラデーションを活かして作られています。

かご専門店の『カゴアミドリ』で、つい買い過ぎてしまった際に、おまけでいただきました。このかごはパンを置くと美味しそうに見えるんです。

使っていない時には、壁にかけてインテリアとして楽しむこともあります。何もしない時もかわいいのは、かごの魅力のひとつですね」

北欧のかご以外にも、植松さんの家にはインテリアとして、たくさんのかごが飾られていました。

北欧のかごと、その使い方を中心にお届けした今回。次回は、1歳のお子さんを育てられている植松さんの、かごを使ったベビー用品収納をご紹介します。

 

👉次の記事はこちら
■ベビー用品のかご収納

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【写真】佐々木孝憲

植松良枝

料理研究家。野菜を使った季節を感じさせる料理が得意。旅好きで、料理には各国のエッセンスがセンス良く取り入れられている。料理教室を主宰するほか、代々木八幡にあるベトナム料理店「ヨヨナム」をプロデュースする。旅先で見つけたかごを中心に、自宅には100個以上のかごがある、大のかご好き。Instagram：@uematsuyoshie

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