【メルマガ限定】心の春じたくも少しずつ。「あたらしい日常料理 ふじわら」店主・藤原奈緒さんのエッセイが始まります。
お客様係 望月
こんにちは。お客さま係の望月です。
「明日がちょっといい日になりますように」とお手紙を届けるように、火曜20時にメルマガ限定で配信しているエッセイ。
1月28日(火)から「あたらしい日常料理 ふじわら」店主の藤原奈緒さんが綴るエッセイをお届けします。
藤原さんは東京・東小金井で「あたらしい日常料理 ふじわら」という食堂を営みながら、調味料のびん詰めづくりも手がけている料理家さんです。
「家庭のごはんをより手軽に、さらにおいしく」。そんな思いが込められたびん詰めは当店スタッフにもファンが多く、特集「わが家のびん詰め」では、家庭ですぐに作れるおいしい調理料をご紹介いただきました。
びん詰めを愛用している私にとっても、それは毎日の料理を支えてくれるお守りのような存在です。
テーマは「私らしく、春じたく」
2020年という響きはなんだか特別。いつもより良い年にできたらと願いを込めてスタートした新年。やりたいことリストを握りしめながらも、まだ寒い冬を言い訳にしたりと心が少し騒がしいこの頃です。
新しいことを始めようとする前のめりな気持ちと、理想通りにいかない自分へのギャップに戸惑ってしまうのは、冬と春が混じるこの季節だからでしょうか。
そんなとき、藤原さんのお店のインスタグラムで見かけた、昨年2月頃のある言葉を思い出しました。
「三寒四温 しずかに春を待ちましょう」
いつもせっかちで、とにかく進まねばと思ってしまう私にとって、料理を通じて今しかない「旬」を楽しみながら、毎日を大切に重ねているように見える言葉は、とても心に響くものでした。
今回エッセイのためにお話を伺うと、昨年、仕事中心だった日々を大きく見直したのだとか。そこで自分の暮らしを整えることが大切だと気づいたのだそうです。
気ぜわしいと自分自身を後回しにしがちですが、「自分の暮らしを整えると、人の気持ちを理解することにつながる」と藤原さんは言います。
そうか、自分を大切にするって大事なことだったんだ。それは藤原さんのお店ではじめて料理を食べた時の気持ちと一緒で、騒がしい心が少し落ち着くのを感じました。
今しかない旬を楽しみながら、私らしいペースで、あたたかな春を楽しみにする気持ちに繋がったらと思いを込めて、これからエッセイをお届けさせていただきます。
初回配信は明日1月28日(火)夜20時。ご登録お待ちしています!
藤原さんのエッセイは、1月28日(火)16時までのご登録で、初回からお届けします。
第1話はプロローグとして料理を仕事にしたきっかけについて、2話目以降、「いっそ揺らいでみる」という自分との付き合い方や暮らしと仕事のバランスなどについてお届けしていく予定です。
※16時以降のご登録になりますと、エッセイの配信は次回からとなります。ご了承ください。
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【写真】鍵岡龍門
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