【僕のおやつ日記】いつも小さいカメラを持ち歩く理由。GRとの8年。
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
普段、出かけるときはなるべくカメラを持ち歩くようにしています。
僕が持ち歩いているのはRICOHから出ているGRというコンパクトデジタルカメラ。コートのポケットに入るくらいの小さくて軽いカメラです。
▲こちらが今現在僕が使っている「GRII」。見ての通り、手のひらにすっと収まるサイズです。
僕とGRの付き合いは案外長く、かれこれ8年くらい。
もともと、好きな写真家の方が使っていたこともあり、いつか手に入れたいと憧れを持っていた機種でした。最初は、オークションで型落ちの古いもの(2005年発売)を手に入れて使っていました。
まだ、ズームはできないですし、背面の液晶も今の最新機種と比べれば小さく暗い。でも抜群の描写と、無骨な見た目の格好良さにすっかり惚れ込んでしまいました。
その後、マイナーチェンジしたGRII(2015年発売)に買い替え、愛用しています。
▲こちらがオークションで買った2005年発売のGR。こうして見ると昔から見た目が全然変わってませんね。そういう硬派なところも好きです。
GRのいいところは、遠目で見るとただの黒い塊なので(褒めてます)、人を撮るときにカメラだと意識されにくいところだと思います。
友達や知り合いを撮るときに圧迫感を与えないので、今のこの空気感残したいなあ、と思ったそのままのリラックスした雰囲気を写すことができます。
自分自身も大きな一眼レフだと身構えてしまいますが、GRくらい小さいカメラやスマートフォンだと緊張しないで取られていることが多いです。
あとは、街中でカメラを構えていても、GRだとあまり注目されません。
目立たず迷惑かけないようにスッと撮りたい、そんなユーザーの気持ちに寄り添ってくれます。
▲先日は妻が持ち歩いて写真を撮っていました。
以前、「思い出づくりだから」と言って写真を撮るようにしている、というコラムを書きました。
そういう、作り込んでいない、日々の記録、ありふれた日常を写すのにぴったりなのが、GRをはじめとした小さいカメラだと思います。
ポケットにいつもカメラを。
デジカメだとハードルが高いときは「写ルンです」でも良いんです。簡単にフィルム独特の質感のある写真が撮れて、今見ると新鮮です。個人的に写ルンですは、室内や夜、フラッシュを焚いて撮るのが雰囲気があって僕は好きです。
今、この瞬間がどんなにありふれたものであっても、あとで振り返るとかけがえのない時間だった、ということがたくさんあるような気がします。
これから先も、そういう「ありふれたかけがえのない瞬間」を撮り続けていきたいと思います。
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