【スタッフコラム】静かで穏やかな時間をつくるジグソーパズル。
商品プランナー 市川
最近、趣味ができました。
それは、静かな部屋でジグソーパズルをつくること。
ピースが組み合わされていく感覚が、なんだか日頃のモヤモヤも消してくれるような気がするんです。
「趣味はなんですか?」という質問が苦手で、「これといった趣味がないです……。」とよく答えていた私ですが、ジグソーパズルという趣味ができて、なんだか嬉しさを感じています。
一人で黙々と完成に向かうのもいいのですが、最近では娘と一緒につくる事も増えました。
ひたすら夢中な娘と、それを眺めながら、ゆっくりカフェラテを飲み一息ついている私。
休日の昼下がり、夫と下の娘たちが公園へ遊びに行っている間に、二人でパズルに向き合います。
「この部分がないよ〜」「このへん作っといて!」とおしゃべりしながら流れる、穏やかな時間です。
中々そういう時間がつくれないので、たまに訪れるこの時を楽しみにしています。
ジグソーパズルをつくると同時に、多感な娘とも向き合える貴重な時間。
お互いに目の向く先はパズルのピースなのに、きちんと正直におしゃべりができる、不思議な時間が流れます。
「最近どう?」と聞くと、「ふつ〜」とか「まぁまぁかな〜」とそっけない回答。
でも、「つまんない」よりは良い。
もうすぐ1年生が終わり、また新しい階段を登っていく娘を気に留めながら、自分についても考えをめぐらせる事ができる時間。
公園から戻った末っ子も挑戦です。
そういえば私も小学生の頃、ジグソーパズルに夢中だった事を思い出しました。
いきなり1000ピース程の大きさに挑戦した私。
森の中にキャラクターが集まっている絵だったのですが、森のピースがどれも同じに見える……。山盛りになった緑色のピースは、しばらくそのままでした。
私も多感な時期を過ごしていたのでしょう。娘に重ね合わせて思い出を振り返ってしまいます。
最近、なかなか会えていない友人にジグソーパズルが楽しいという話をしたら、「私も興味をもっていたところ!」と言うからびっくり。
かれこれ20年ほどの付き合いの友人。昔は恋愛やファッションなどいろんな話をしていたけど、最近は昔では考えつかないような話をすることも。
住む場所や環境が変わり、頻繁に連絡をとることは減ってきたけれど、集まれば当時に戻る不思議な “友” という関係。私にとってはかけがえのない存在です。
そんな中、離れた場所でジグソーパズルという共通点ができたことが、なんだか面白くって、昔に戻ったような気がしました。
これから先も、楽しむこと、落ち着いて物思いにふけっていられる時間があることを、大事にしたいと思っています。
出来上がった作品は、玄関でお出迎え。
ふぅ〜!帰ってきた!と、ほっとできる瞬間です。
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