【ときめく手みやげ】お祝いの気持ちをさりげなく。縁起のよい手みやげ4つ
編集スタッフ 松田
かわいいものは、見るだけでも気持ちを明るくしてくれる。そんなパワーを信じて、可愛いお菓子や雑貨など、手みやげにしたいアイテムを雑貨コーディネーターのオモムロニ。さんにご紹介いただく本連載。
今回のテーマは「ちょっとしたお祝いにもぴったりな、縁起のよい手みやげ」です。
オモムロニ。さん:
「かしこまったお祝いというほどでもないけれど、相手に何かちょっと嬉しいことがあったときに、さりげなくお祝いの気持ちを添えられる、“縁起のよい手みやげ” をセレクトしました。
色でおめでたさを伝えたり、縁起のいいモチーフや語呂あわせだったり。相手に気を使わせない程度でさりげなく、というのが今回のポイントです。また、直接渡せなくなったときにも郵送できるものや、日を選ばず渡せる日持ちのするお菓子、しまいこまずに日常の中で食べやすい乾麺や調味料をピックアップしてみましたよ」
縁を結んで花がひらく
おいしい紅白麺
オモムロニ。さん:
「お祝いの気持ちを贈りたい。そんなときは、紅白ものや金銀など、色でお祝い感を出すのもいいですよね。でもあまり仰々しくならないように、日持ちがして日常的に食べられるものがいいなぁと思います。
こちらは、一本が赤と白になった乾麺です。着色は自然由来。ツルンと喉ごしのよい味わいでした。桜の花が咲いているようにみえる愛らしい姿には、“良縁をたぐり寄せて、出会った人たちに感謝し、未来が花開きますように” という思いが込められていますよ」
【柿里】
・縁(ENISHI)のむすび 6袋入 3888円
https://kakizato.jp/
料理好きの方へ
花束のようなオレガノブーケ
オモムロニ。さん:
「花束のように贈ることができて素敵なのが、セドリック・カサノヴァの “ニーノのオレガノブーケ”。オレガノはギリシャ語で「山の喜び」とも言われ、幸運の象徴と考えられてきたハーブなのだそうです。花をほぐすと、ふわーっと爽やかな香りが広がります。キッチンに飾るのもよさそう。
トマトソースに入れたり、ハンバーグなどの肉料理に使ったり。同じブランドのオリーブオイルもとても美味しく、一緒にギフト包装で配送もできるので、料理好きな方への新生活祝いなどにいかがでしょうか」
【セドリック・カサノヴァ】
・ニーノのオレガノブーケ 1058円
https://cedriccasanova.jp/?pid=111454216
オモムロニ。さんもリピート!
祝のごま油と横濱ぶぶあられ
オモムロニ。さん:
「友人にお祝いごとがあったとき、わたしが実際よく贈っているのが、こちらの胡麻油。社名の岩井(いわい)を祝(いわい)に変えた、ネーミングの語呂合わせが◎ 華やかでレトロな雰囲気のラベルも素敵です。
創業160年の老舗メーカーで独自のこだわりの製法でつくられた胡麻油は、香りがとてもよく、ほんの少し入れるだけで料理にコクがでます。誰かに贈るときは、胡麻油と一緒にぶぶあられを添えて」
▲お茶漬けにかけたり、おやつとしてそのまま食べたり
「ぶぶあられは、香ばしく焼き上げた小粒のあられに、胡麻油をまぶして、濃口醤油で味つけをしたもの。つまみ食いが止まらなくなる、やみつき必須なおいしさです」
【岩井の胡麻油】
・祝の胡麻油140g 464円
・横濱ぶぶあられ50g 540円
・祝ノラー油 324円
https://www.iwainogomaabura.co.jp/
とぼけ顔がかわいい
福を呼ぶ「ふくろうキャラメルサブレ」
オモムロニ。さん:
「巴裡 小川軒といえば、元祖レイズン・ウィッチが有名ですが、動物モチーフのかわいいお菓子もあるんです。こちらのキャラメルサブレは、ふくろうがモチーフ。ふくろうは福を呼ぶ、苦労をしない(不苦労)ともいわれている鳥。
ちょっととぼけた顔がなんとも愛らしいですよね。賞味期限が2週間程度と日持ちするのもうれしいポイント」
「縁起のよいモチーフといえば、同じ巴裡 小川軒に、季節限定でつくられている鯛パイも。和栗とマロンのペーストがたっぷりとお腹に詰まっていて、食べ応えもありますよ。
鯛パイは季節限定商品なので、出会えたらラッキーなお菓子でもあります(こちらの消費期限は20℃以下で2日間)。事前にお電話で確認してみてくださいね」
【巴裡 小川軒新橋店】
・ふくろうキャラメルサブレ 1080円
・鯛パイ 小 1728円
※商品は店頭のみの販売となります
※鯛パイはご予約必須
https://ogawaken.co.jp/product/owl/
※アイテム・金額は2020年3月時点の情報です。
(つづく)
【写真】市原慶子
オモムロニ。
雑貨コーディネーター。東京生まれ、横浜在住。2003年に開始した、気になるモノ・コト・ヒトを発信する「オモムロニ。」がブログ黎明期に人気となり、以降、雑誌やWEBでの執筆、雑貨やギフトなどのセレクトやコーディネートなど幅広く活動。現在雑誌『CREA』『&Premium』で連載中。著書に『DAILY GIFT BOOK 気持ちが伝わる贈りものアイデア』(文藝春秋)。Instagramアカウントは@omomuroni 。
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