【ひと味違う、夏そうめん】第4話:普通に食べるのに飽きたら。爽やかな塩味の「カリカリ梅と大葉の焼きそうめん」
編集スタッフ 小林
夏に食べる「そうめん」が、大好きです。
ささっと調理ができて、つるっと食べられる。そんな食卓のお助けマンには、毎年夏の間、頼りになりっぱなしです。
そこでこの特集では、いつものそうめんとはひと味違う、新しいお助けレシピをご紹介。
そうめんの魅力・手軽さを活かすため、スーパーで買える食材で、簡単に調理ができる一皿を教えていただいています。
レシピを伺うのは、東京・国立にて、ご夫婦で「food common」を営む戸村沙絵さん。
沙絵さんの考えるお料理は、シンプルで日常に馴染みながらも、どこか新鮮な味わいです。
最終回であるこの第4話では、夏のお昼に食べたくなるような爽やかさの、「カリカリ梅と大葉の焼きそうめん」をご紹介します。
塩気と爽やかさが、夏らしい
「カリカリ梅と大葉の焼きそうめん」
沙絵さん:
「これはそうめんを普通のおつゆで食べるのに飽きたら、ぜひ試していただきたいレシピ。
カリカリ梅とじゃこの塩気に、大葉の爽やかさがマッチした、和風パスタに近い味わいの一皿です。
そうめんを使うことで、より夏らしい、軽やかな食べ応えに。調理時間もパスタを作るより短く、あっという間にできるのも魅力です」
材料(2人前)
そうめん…200g(メーカーによるが、おおよそ2把)
カリカリ梅…2個(柔らかい梅干しでもOK)
にんにく…1片
白だし…小さじ2
ごま油…大さじ2
黒コショウ…適量
じゃこ…適量
大葉…適量
白ごま…適量
ここではカリカリ梅を使用していますが、柔らかい梅干しでもOK。また大葉やじゃこなど、適量となっているものは、お好みの量を使用してください。たっぷり入れても美味しかったですよ。
作り方
1. そうめんを茹で、ごま油を絡める
そうめんはパッケージの表示の半分の時間で茹で、
水気を切ったら、そうめん全体に、ごま油大さじ1を絡めておく。こうすることで、べたつきにくくなります。
2. にんにく・梅干し・大葉を用意する
にんにくは潰し、梅干しは種を除き荒く刻む。大葉は千切りにする。
3.フライパンでさっと焼きつける
ごま油大さじ1をひいたフライパンに、潰したにんにくを入れ、弱火で薄く焼き色がつくまで熱する。
油に香りが移ったら、にんにくを取り除いて中火に。
そうめんと梅干しを入れ、1分ほどさっと焼き付けたら、白だしと黒コショウを加え、軽く和える。
このとき混ぜすぎると、そうめんに粘りが出てしまうので、なるべく触りすぎないように。
4.器に盛り付ける
焼いたそうめんを器に盛り、大葉・じゃこ・白ごまをのせて、完成です。
沙絵さん:
「このレシピのコツは、なるべくいじらないこと。炒めようとしてフライパンの中で触り過ぎてしまうと、そうめんに粘りが出てくっついてしまうので、さっと焼き付けるくらいのイメージで調理すると上手にできるかなと思います。
また、今回白だしは風味をだすために加えているので、普段使用しない方は鰹節を散らしたり、ご自身でとった出汁を加えたりしてもいいと思いますよ」
そうめんを食べたら、夏がくる
この取材の際、改めて「そうめんって、どんな食材なんだろう?」というお話をfood commonのお二人としていました。
そのとき一番印象に残ったのは、幼い頃はお腹が空いたときにささっと食べる食材のイメージだったけれど、大人になった今はいい意味で、季節感を感じる食材になったよね、ということ。
なんども繰り返してきた夏の中で、なんども食べてきた記憶。ちょっぴりノスタルジーのある、どこか懐かしい食材。
今回のレシピはそんな「そうめん」の、また新たな一面を引き出していただいたような気がします。
どの一皿も、きっとこの夏、大活躍間違いなし。
皆さまにとっても、新しい夏の思い出を彩るレシピとなりますように。
【写真】food common
もくじ
food common
みんなそれぞれに異なる「普通」があるけれど、自分たちの「普通」を表現するなら何だろう。そんな想いから、シンプルさを基幹に置き、夫婦2人で東京・国立にてお店を営んでいる。出来るだけ、目の届く範囲でつくられた食材を使用し、 昼は定食とデザート・夜は餃子とビールと日本酒を提供。現在はオリジナルのグラノーラやエプロンなども、オンラインストアで販売中。
東京都国立市中1-9-37 KKビル3階
※現在のお店の営業状況はinstagramなどでも適宜情報を更新していますので、ご確認ください。
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