【秋色プラン】第2話:ポイントは「素肌見せ」のバランス?サンダルやスニーカー、大人が似合う靴下合わせの法則
編集スタッフ 岡本
靴下選びって案外むずかしい。
ふと鏡に映った自分を見て、あれ?なんだか今日の靴下、変!
そう気づいてしまってからはその日1日中、足元が気になって仕方ないですよね。面積が小さい割に、靴下選びを失敗したときの代償はとても大きい……!と感じています。
そこで、装いは夏仕様のまま、小物で徐々に秋モードへシフトしていくポイントをお届けしているこの特集、第2話となる今回は「靴下が主役の秋色プラン」をスタイリストの植村美智子さんに伺いましたよ。
身軽な素足もいいけれど、選択肢がたくさんある靴下ってやっぱり楽しい。きっとそう感じるはずです。
サンダル × シルク素材のリブソックス
ともすると、子どもっぽく見えてしまうサンダルと靴下の組み合わせ。
王道のリブソックスと相性がよく、素材にこだわることで大人っぽく履けるのだとか。おすすめは、シルク素材の薄手タイプ。細めのリブを選ぶと上品な印象になるそうです。
コットン素材の靴下とこうして比べてみると、印象がちがうことがよく分かります。
スニーカー × ツートーンカラーソックス
やんちゃな印象になりがちなスニーカーとの組み合わせは「素肌を見せないこと」「靴下とボトムスの色と揃えること」の2つが大人らしく履きこなすコツ。
あえて素肌を見せることでかわいく見せるコーディネートもあるけれど、なんだか垢抜けないなと思ったら、靴下と素肌のバランスをチェックしてみて、とのこと。
ツートーンカラーソックスは横から見たときや座ったときにちらりと見えて、さりげないアクセントに。グリーンのスカートに合わせたことで、足元の色合いが統一され、カジュアルに寄りすぎない工夫を。
※こちらの商品は、予想を上回る売れ行きにより、追加生産中となります。気になった方は、「入荷お知らせメール」をご活用いただけますと幸いです。
きれいめ靴 × 線図デザインソックス
秋の足元といえば、レザーシューズなどのきれいめ靴。定番アイテムに合わせる靴下は、柄物にチャレンジするのもいいかもしれません。
デザインで迷ったときは、「線図デザイン」がおすすめだとか。主張しすぎず、それでいてほどよい個性を発揮してくれるので柄物初心者さんにとっても取り入れやすいそうです。
線図デザインと言っても、シンプルなボーダーから一癖あるものまで種類はさまざま。モノトーンを選べば、どんな靴とも相性ばっちり。
どことなく足元が子どもっぽく見えてしまう気がする。そんなふうに思うことがたびたびあったので、「素肌を見せない」というポイントは個人的に大きな発見でした。
そして線図デザインとの出合いも。植村さんいわく、靴下専門ブランドや百貨店の靴下売り場で種類豊富に取り揃えていることが多いそう。秋服を見るのもワクワクするけれど、まずは理想の靴下探しを始めてみようかなと思っています。
さて続く第3話のテーマは、バッグ。バッグ次第でコーディネートの印象が変わる様子をお届けします。
(つづく)
photo:川村恵理
もくじ
植村美智子
スタイリスト。雑誌や広告などで活躍し、2010年より個人向けファッションコーディネートサービス「Liltin’(リルティン)」もスタート。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、『「今の自分」に似合う服』(天然生活ブックス)などがある。
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