編集スタッフ　中村

本格的にリモートワークが始まってから約半年が経過しました。

始業とともにこのコラムを書き始めてふと思ったのは、いつの間にか何も考えずに、そしてスッキリとした気持ちで仕事を始められるようになっていたことでした。

リモートワークが始まった頃を思い返してみると、今まで通勤時間だった時間をまるごと自宅で使えるようになったことで、あれやこれやと欲張りすぎていた気がします。

「洗濯物を回してみようかな。あれれ、床も汚い……掃除機かけなくちゃ。余裕があるならしっかり朝ごはんも食べたほうがいいよね」

どれもこれもしっかりとこなせたら気持ちよく朝をスタートできる気がしつつも、今まで毎日やらずに困らなかったということもたしか。

自分にとって、そしてこの家にとって最適なペースなどお構いなしに徹底して始めてしまった結果、始業前にどっと疲れが溜まるようになりました。

そこで始めたのは、始業前の行動を習慣化すること。疲れの原因を考えてみると、ペースがわからず頑張りすぎること、やること決まっていないので常に何をするか考えなくてはならないことでした。

残念ながら習慣化されることなくお蔵入りしたものもたくさんあるのですが……最近習慣化されたマイルールを紹介させてください。

 

①家事は気になったことを1つだけする

あらゆる家事のノウハウ本を読み、鼻息荒く頑張りはじめ疲れてしまった家事。そこで、仕事前にする家事は、気になったことを1つだけと決めました。例えば洗面台が汚れていたら、ぱぱっと拭き掃除をするだけなど、その程度で終了。

毎日できる家事習慣を身に付けたいのですが、まずは今の私にベストなペースを模索することから始めました。

 

②朝ごはんはアイスラテ

朝ごはんのメニューは大好きだけれど、起き抜けの頭ではぱぱっとレシピが浮かばない。顔を洗いながら、メイクをしながら、着替えながら……。ずっと何を食べようと考えて、ようやく食べ始める。この考える作業を仕事で使いたいと思い、始めたのは朝ごはんの固定化でした。

以前はパンかごはんを食べていましたが、家で仕事をするようになってからどうもスッキリお腹が空かないので、朝は軽めにアイスラテに。

もっとバランスのいい朝ごはんを食べた方が身体に良さそうだけれども、固定化された朝ごはんのおかげで時間を有効活用することができるようになりました。

 

③PCを開く前の3分日記

ステイホーム期間、人との会話がぐっと減り、自分の考えをアウトプットする機会が少なくなったことをきっかけに始めた3分日記。

仕事を始めるために席に着いたら、その流れで手帳を開くことで無理なく続けられています。日記を継続できなかった大きな理由は、「デスクで日記を書くために、今心地よく座っているソファーから動くなんて。無理無理」と思っていたことが原因でした。お恥ずかしいですが……。

 

自分にとって心地の良い習慣を見つけるのは簡単なことではないですが、少しずつ試していくのも楽しいものです。今以上に習慣化できることが増えれば、迷う時間や考える時間が減り、新しいことに時間を使えるようになると思うとなんだかワクワクしてきました。

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