【スタッフコラム】買うなら今だと思ったのだ。
編集スタッフ 青木
空は青く、太陽は力いっぱい輝いてて、スーパーでは赤い切り口のスイカがにっこり笑ってた。そんな夏の始まりに、私はお鍋を買いました。staubのココットラウンドというお鍋です。
料理上手な方が愛用していて、ちょっとしたものが美味しく出来上がるというイメージがあり、ずーっと気になっていたお鍋。いつか欲しいなと思いながら、後回しにしてきたものの一つでした。
後回しにしてきた1番の理由は「重たいから」。
ヘトヘトな夕方に、重たい鍋を使えるかしら。使ったら洗わなきゃいけないのよね、重いのに。
キッチンではくのいちのように俊敏でいたいから、道具の取り回しやすさは譲れない、毎日のことだもの。だから買うのは今じゃない、またいつかねと、気軽に使えるお鍋を選んできました。
でもふと思ったんです。じゃぁ一体、いつになったら使えるんだろう?って。
今の私が、これからの人生の中で一番若くて力持ちなのに。今使わないと、もう使うことはないのかもしれない。
ということは、鋳鉄の使い心地も経験できず、「美味しくできちゃった!」という感想も自分のものにはならないのかな。
美味しく作れて嬉しいという思い出が欲しいな……
そう思ったらすごくもったいないような気持ちが込み上げてきて、すぐに購入してしまいました。
サイズは、私が一番使うことの多い24cmを選択。
色は、キッチンに馴染み、いい意味で存在感のうすい色がいいと思えたカンパーニュ。
重さ4.5kg、満水時は3.8L、我が家は3人暮らしだけど4〜6人分の容量です。
長いこと後回しにしてきたのに、買ったその日から、煮物、炒め物、スープなどにフル回転。
お鍋と早く仲良くなりたいし、馴染みの献立がこのお鍋でどんなふうに変わるのか、早く体験してみたくてたまらないのだ。
蓋を開けるたび、食材がいい汗かいてるのを見るのが楽しいとか、野菜がジューシーに感じられるとか、新しい体験をいつものキッチンで味わえるのも嬉しい気付き。
もっと早く使っていたらという考えもよぎるけど、私には今が仲良くなるためのベストタイミングだったのかもしれません。
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