【わたしのお気に入り】朝食は好きなものをパターン化。ラク&きちんとを両立させる食事の工夫
ライター 小野民
食事に限らず、前向きな気持ちでことにあたるには、「無理はしない」「気楽に」ということが大切。家ごはんの機会が多くなったここ1年、毎度のごはんは「無理なく、満足できるおいしいものを作りたい」と願っているかたが多いのではないでしょうか。
今まで以上に、家で食べることにアンテナを張っている私たちが知りたいのは、誰かの「頼れる食材」でもあります。
今回お取り組みするのは、スタッフにも利用者の多い「生活クラブ」。それぞれ「これがおいしい!」と太鼓判を押すお気に入りがあって、同時に頼れる存在でもあります。
「生活クラブ」は、国産・無添加・減農薬の安心食材を、自宅まで届けてくれる宅配サービス中心の生活協同組合。
「安心」は前提でありながら、利用している人に聞くと、いの一番に返ってくるのは「何よりおいしい!」という声。
利用者である城素穂(じょう・もとほ)さんのお宅を訪ねて、生活クラブの魅力と暮らしの変化について聞きました。
(この記事は、生活クラブの提供でお届けする広告コンテンツです)
生活クラブ歴4年、スタイリストの城素穂さん宅を訪ねました
スタイリストとして活躍する城素穂さんは、夫と娘と都内で3人暮らし。城さんは、食まわりのスタイリングを専門にするだけあって、食べることも大好きです。
生活クラブとの出会いは、生活クラブのお店「デポー*」から。4年前から通うようになり、1年半前に子どもが生まれて宅配を利用するようになりました。
城さん:
「基本の食材は生活クラブの宅配が中心です。食材にこだわりがあると値段が高くなりがちですが、生活クラブは質がいいのに意外とお手頃。そして、初めて食べたときに感動した豚のひき肉をはじめ、どれもすごくおいしいことが続いている理由です」
*デポー … 東京、神奈川、埼玉、千葉で展開する生活クラブの店舗。
毎日に欠かせない、城さんのスタメン
城さんが欠かさず買ったり、常備したりしているお気に入りのアイテムを教えてもらいました。
カゴに入っているラインナップは毎日の朝食に欠かせないもので、ブロッコリーが旬の野菜に変わる以外は、毎日ほぼ同じ。だからこそ食べ続けたいと思える生活クラブの食材から選んでいます。
朝食に使うもの以外に、城さんの中でのマストアイテムは? と尋ねて教えてもらったのが、「冷凍牛肉くるっと切り落とし」と「ホットケーキミックス」。
城さん:
「初めて生活クラブの豚肉で餃子を作ったら、他は何も変えていないのに、うまみたっぷりに仕上がって感動したんです。以来、肉類はよく買います。解凍する手間いらずな切り落としはお気に入りで、我が家の定番のビーフストロガノフ、細切りにして青椒肉絲、細かく刻んでミートソース……とアレンジもきいて便利です。
ホットケーキミックスは、国産小麦100%やアルミニウムフリーのベーキングパウダーにひかれましたが、シンプルに素材の味が楽しめる良さも。ときどき卵や牛乳が余ったらホットケーキを焼いて、小腹が空いたとき用に冷凍しておきます」
朝食はワンパターンでも、とびきりおいしい
家族3人、毎朝ほぼ同じものを食べているという食卓のメニューは、パン、野菜、ゆで卵、フルーツやシリアルをトッピングしたヨーグルト、コールドプレスジュースに牛乳です。
城さん:
「朝は、なるべく考えないで出せるものを作ることにしたら、気が楽。それでも一つひとつの素材がいいので、シンプルな調理でも飽きることなく続いていますね。
コールドプレスジュースは無農薬のにんじんを皮ごと使っていて、果物もたっぷり。娘があまり食べてくれない朝だって、これさえ飲んでいればきっと栄養はとれているぞ、という安心感があります」
▲栽培期間中、化学合成農薬と化学肥料を使用しない『あっぱれ育ちにんじん』と果物をスロージューサーに入れて、丸ごとの栄養を。3日分を一度に作ることにして継続しています
城さん:
「最近、調味料も試してみようとトマトケチャップを買ってみたら、すごく濃厚な風味で、単体でも味わいたくなります。 それでピザトースト率が高いんですよ。ケチャップもこれからリピートするようになりそうです」
安心して選びたい、子どものおやつ
▲娘さんが好きな「たまごボーロ」と「どうぶつビスケット」
まだ1歳の子どもが食べられるおやつの種類は限られるうえ、たくさんの中から安心なものを「選ぶ」のも、なかなか大変です。
そこで城さんは、娘用のおやつは生活クラブで買うと決めて、選択肢をシンプルに。合成着色料や保存料を使っていないなど、しっかりとした基準で選んでいることを知っているので、そこから選ぶ理由は「見た目がかわいい」だっていいのです。
城さん:
「家でおやつを渡すときも、お皿にただのせるだけより、蓋付きの容器に入れると喜びます。おでかけのときにはちょうどいい大きさの缶にお菓子を詰め替えて持ち歩いています」
週一の「戻す」で、無理なくゴミが減らせる
▲繰り返し使って資源を大切に。牛乳や調味料の空きびん、卵パックは返却してリユースします
数年前、健康を気遣い、家で料理をすることが増えたときに城さんが感じたのが「ゴミが増えたなぁ」ということだったそう。
城さん:
「特に卵パックは、汚れてもいないし形も凝っているからゴミにするのが忍びなくって。だからといって残しておいても再利用もできずたまっていくばかり。
でも、生活クラブの宅配に変えたら、卵パックも牛乳びんも配達と同時に回収してもらえる。特に頑張るわけではなく、普通の生活の中でゴミが減って、リユースに参加できているのは嬉しいです」
約30年前からびんのリユースを続けている生活クラブ。ケチャップ、マヨネーズ、ジャムなども同じ規格のびんにすることで資源を循環しています。
配達用のケースも回収されるので、ダンボールのようにたまっていくこともありません。無理せずゴミが減らせれば、気持ちにゆとりも生まれます。
楽ちんとキチンとが、両立しました
城さん:
「私の地域は毎週月曜日に生活クラブの宅配が届くので、最近はその日を『ビオサポ食材セット』*の日と決めています。下ごしらえ済みの食材がセットになって届くので、ささっと一品作れちゃう。
料理は好きですが、毎食作っているとひと休みだってしたい。だからこの日はビオサポに頼って、夕飯は楽をすると決めたら、月曜日が待ち遠しくなりました。
あと、食べるのが好きでスーパーに行くとついつい買いすぎちゃうんです。配達にしてから、月に一度届く明細書が食費を把握することに役立っています」
*ビオサポ食材セット……生活クラブのミールキットで、カットされた食材と調味料がセットになっており、野菜たっぷりのメインディッシュ2〜3人前分が簡単にできあがります。(一部地域では取り扱っていないことがあります)
城さんの家では、朝食にはじまり、日々のごはんの多くを担っている生活クラブ。ワンプレート朝食を定番にすることで朝にゆとりが生まれるように、生活クラブで買う定番食材が、豊かでゆとりのある暮らしを支えていました。
家族みんなにとって、安心でおいしいごはんを真ん中にめぐる暮らし。一日三度、毎日避けられないことだからこそ、自分たちにとってうまくめぐる方法や頼れるものを見つけて、健やかな日々を過ごしていきたいものです。
スタッフにもお気に入りを聞きました!
▲スタッフ高松のお気に入り(左奥から時計回りに、焼きのり、ホットケーキミックス、マヨネーズ、万能つゆ、トマトケチャップ、国産小麦のむし焼きそば麺、きな粉)
「決まって買う調味料や生鮮食品、冷凍食品は主に生活クラブで購入。野菜は特に、スーパーと値段はあまり変わらないのに、どれもおいしくて。値段が高いと『いつも』というわけにはいかなくなってしまいますが、生活クラブでなら続けられる。せっかくなら安心できるものを食べていたいので、重宝しています」
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【写真】鈴木静華(16枚目を除く)
もくじ
城 素穂
スタイリスト・chizuさんのアシスタントを経て独立。食まわりのスタイリストとして活動後、ベルギー・アントワープのレストランへ遊学。帰国後再びスタイリストとして活動。夫と娘、愛犬と共に暮らす。
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