【新ドラマできました】〜欠ける前より、ずっといい景色〜『庭には二羽』。愉快でまっすぐな「ふたり」の物語がはじまります。

広報担当 馬居


新ドラマ『庭には二羽』
4/28・29 二夜連続公開です。


気がつけば4月も後半。桜が咲く中での春雨を憂いたり、寒暖差に惑わされたりもしましたが、いよいよ春到来といった今日この頃ですね。

そんな何か新しいことを始めたくなる季節にぴったりのお知らせです。

私たちにとって4作目となるオリジナルドラマ作品『庭には二羽』が完成しまして、4月28日(木)29日(金)の前後編・二夜連続での公開が決定いたしました。

ー予告編ー
『庭には二羽』
4/28(木)29(金)公開

おせっかいなバディがひと騒動を巻き起こす!?

最新作『庭には二羽』(にわにはにわ)は、蒼井ツグミ(あおい つぐみ)と、修繕士の鳥海つばめ(とりうみ つばめ)というちょっと変わった“バディ”の物語です。

主役・蒼井ツグミを演じられるのは美村里江(みむら りえ)さんです。

2003年に「ミムラ」というお名前でデビューされて以降、様々な作品で活躍する美村さん。

読書家としても知られ、エッセイや書評に著される柔らかくも深く誠実に物事を捉えられる眼差しは、元々印象的な透明感ある佇まいだけでなく、近年の温かく時に凄みのある演技にも醸し出ているように感じられます。

そんな年々魅力を増していく私たちもあこがれの美村さん。今回ドラマ出演をご依頼させていただいた後には、なんと以前より当店をご利用のお客さまだったというとても嬉しいサプライズもありました。

そんな美村さん演じるツグミとバディを組むのは、壊れた食器を金継ぎで蘇らせる修繕士の鳥海つばめ(とりうみ つばめ)。

演じられるのは森本華(もりもと はな)さんです。

劇団「ロロ」での活躍をはじめ、朗読、コント、ラップなど、様々なジャンルの舞台作品に数多く出演される森本さん。コロコロ変わる表情と、絶妙なタイミングで繰り出されるセリフまわしに思わず見入ってしまいます。

不動産エージェンシーと修繕師というちょっと変わった組み合わせのふたりの物語。おせっかいなツグミとつばめが今日も探偵ごっこをやりはじめ、ひと騒動を巻き起こす!当店ドラマ初の女性バディによる謎解きストーリーです。

そして、ふたりがおせっかいを焼く相手・依頼人となる絵麻(えま)を演じるのは、石山蓮華(いしやま れんげ)さん。昨年はエッセイ集「犬もどき読書日記」(晶文社)を刊行するなど文筆家としても活躍するすてきな俳優さんです。

 

コント師が描く、愉快で、まっすぐで、やさしい物語。

今回『庭には二羽』の脚本を手掛けたのは、コントグループ「テニスコート」の神谷圭介(かみや けいすけ)さん。

精力的に舞台での活動を続ける傍ら、映画『青葉家のテーブル』や21年NHK大河ドラマ『青天を衝け』をはじめ俳優としてもさまざまな作品に出演されています。

『庭には二羽』公開を記念した神谷さんと店長・佐藤との対談も近日公開予定です。

「金継ぎの取材で器を継いで金粉で化粧した箇所を『景色』と呼ぶのだと教えてもらったとき、このドラマの大切なものが決まったような気がします」と神谷さん。

その言葉通り、『庭には二羽』の大切なモチーフは、壊れた陶器をつなぎ合わせて金で飾る「金継ぎ」です。

壊れてしまったものは、元通りになることはない。なかったことには、ならない。けれど、それはまた、新しい『景色』をつくっていく。

神谷さんならではの舞台コントのようなクスクスと笑ってしまうような設定や、ひと癖あるセリフが絶妙な間合いで散りばめられつつも、”欠け”を経験しながらも日々を奮闘する人をまっすぐにやさしく描いた作品になっています。

またまた舞台は国立。書き下ろしの主題歌『景色』も。

これまでの作品同様、今回も舞台は私たちのオフィスもある国立。しかも今回は全てのシーンをオール国立市ロケで撮影しました。

『青葉家のテーブル』や『ひとりごとエプロン』にも登場した風景が出てきますので、ぜひ目を凝らして見てみてくださいね。

そして、今回は不動産エージェンシーと修繕師コンビの物語ということで、こだわりが詰まったインテリアや食器も、ぜひご覧いただきたいポイントです。

美味しそうな料理も登場するので楽しみにしていてください。

さらに、この作品のために、シンガーソングライター大比良瑞希(おおひら みずき)さんが主題歌『景色』を書き下ろしてくださいました。

心地よいメロディと、物語とリンクする歌詞にもぜひご注目いただきたいです。

 

コメントご紹介

美村里江さん(蒼井ツグミ役)

台本を大変楽しく読み、撮影現場の美術も素敵で、休憩時間はつばめと絵麻ちゃんと一緒にまったり寛ぎました。人生を懸命に歩けば、誰でも欠けたり綻んだりする。それを無理に直さず保持する選択は、この物語のやさしさであり、今を生きる人へのエールにもなっていると思います。リラックスしてご鑑賞頂ければとても嬉しいです。

◆プロフィール
1984年、埼玉県出身。2003年ドラマ『ビギナー』でデビュー。ドラマ・映画・舞台・CMなど幅広く活躍。近年の主な出演作は『青天を衝け』『大岡越前』『科捜研の女』映画『空に住む』等。執筆活動も行い、新聞等で複数のコラムを連載中。2018年「ミムラ」から改名。

 

森本華さん(鳥海つばめ役)

ツグミとつばめの二人暮らしにほっとする瞬間がたくさんありました。「しっくりくる」という気持ち、大事だなぁと改めて思った作品です。おかしな会話にあたたかい食事、丁寧に選ばれた小物たちにも遊び心がたくさん込められていますので、”お気に入り”と過ごす楽しさを感じていただきたいです。

◆プロフィール
東京都出身。演劇、朗読、コント、ラップなど、様々なジャンルの舞台作品に数多く出演。ナレーションなども務める。映像作では「北欧、暮らしの道具店」オリジナル短編ドラマ『青葉家のテーブル』第三話にも出演、現在も配信中。

 

脚本:神谷圭介さん

金継ぎの取材で、器を継いで金粉で化粧した箇所を「景色」と呼ぶのだと教えてもらったとき、このドラマの大切なものが決まったような気がします。様々な出来事があり人々の暮らしも変わっていくものだと思います。そんなあたらしい景色を肯定していけるようなドラマになればと思い作り上げた脚本。完成した映像は、これは本当に自分が書いたのだろうかと思うほど、とても良いお話でした。俳優、監督、音楽や美術などなど素晴らしいスタッフの方々のおかげです。みなさんにこの作品も好きになってもらえたらとてもうれしいです。

◆プロフィール
コントグループ「テニスコート」のメンバー。玉田真也と共に企画・出演した公演『夜衝』(21)など多数の舞台に出演。2022年はソロプロジェクト『画餅』を立ち上げ、8月にはケラリーノ・サンドロヴィッチ新作にも出演するなど精力的に舞台カルチャーを盛り上げる。さらにEテレ『シャキーン』では脚本を担当、映画『青葉家のテーブル』(21)NHK大河ドラマ『青天を衝け』(21)に出演するなど映像での活躍も続く。

 

本作エグゼクティブプロデューサー
「北欧、暮らしの道具店」店長・佐藤友子

監督の髙橋さん、脚本の神谷さんとタッグを組んで新しいドラマを作ろうとなったのは2年前のことでした。当時お互いにハマっていた韓国ドラマについて語り合ったり『庭には二羽』の脚本会議で夜遅くまで3人でアイデアを出し合ったり。あらゆるコミュニケーションを経て出来上がったそれはこれまでのドラマ3作品ともまた異なるリズム・雰囲気でありながら、やっぱりささやかに「らしさ」が滲むものになったんじゃないかと思っています。

このドラマに出てくる主人公たちは、これまでになんらかの欠けや傷みを経験しながらも、努めてそうしているのではなく、きっと息をするように自然に、明るく毎日を生きている人たちです。私自身もそんな彼女たちが繰り広げる愉快なやりとりに、ドラマを作りながら励まされていたひとりです。
「欠ける前より、ずっといい景色。」
観終わったあと、痛快な気分でそう思い至れる作品になっていたらよいなと願って送り出すことにします。

 

4/28(木)29(金)21時にYouTubeにてプレミア公開!

『庭には二羽』は、YouTubeの「北欧、暮らしの道具店」公式チャンネルにて4月28日(木)前編、29日(金)後編の二夜連続で21時からプレミア公開(無料)いたします。

プレミア公開では、チャットをしながらご覧いただくことができますので、ほかのお客さまやクラシコムのスタッフといっしょにぜひ楽しみながらご覧いただけますと嬉しいです。下記リンクからリマインダー設定をすると30分前にアラートが届きますので是非ご設定ください。

もちろん、あとからゆっくりご覧いただくことも可能です。

4/28(木)21時公開・前編はこちらから

4/29(金)21時公開・後編はこちらから

ぜひ、楽しみにお待ちください。

『庭には二羽』作品情報

作品名:庭には二羽
出演: 美村 里江、森本 華、石山 蓮華
辻 しのぶ、矢田 政伸、小路 さとし、鈴木 奈津子、阿見 201、大貫 花子、村中 玲子、吉村 えり
主題歌:大比良 瑞希「景色」
脚本:神谷 圭介(テニスコート)
監督:髙橋 真

エグゼクティブプロデューサー:佐藤 友子
プロデューサー:髙橋 真 石井 将

企画:株式会社クラシコム
製作:KURASHI&Trips PUBLISHING
制作:HOEDOWN
クレジット:©︎ 2022 Kurashicom.Inc

あらすじ
その事務所(事務所と言うにはあまりに青々しい場所だ)には、様々な悩みをもったお客がやってくる。 事務所の主は、不動産エージェントの蒼井ツグミ(41歳)と修繕士の鳥海つばめ(35歳)という少し変わった、変わったというより変な組み合わせの2人である。 一度話を聞いてしまったら放ってはおけない。おせっかいなバディが今日も探偵ごっこをやりはじめ、ひと騒動を巻き起こす。


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