【あの人のデスク事情】真っ白なワンルームを、カラフルな雑貨と花で彩って
編集スタッフ 岡本
自宅の一角で、デスクワークをするならば。仕事がはかどるように、かつインテリアとしても素敵にしたいところ。
デスクやチェアは? 書類の管理はどうしてる? 仕事モードへの気持ちの切り替え方も気になります。
今回ご紹介するのは、都内の花屋にお勤めの大矢さんのデスクです。
すっきりしたインテリアとチャーミングな雑貨のバランスが絶妙な大矢さんのご自宅。コンパクトな空間に独特のセンスが詰まっていました。
▲TJM interiorのデスク。
大矢さん:
「デスクは昨年、今の部屋へ引っ越したときに購入しました。仕事をしたりご飯が食べられるシンプルなデザインの丸テーブルを探して、偶然ネットショップで見つけたもの。
とりあえずのつもりでしたが、表面がビニール加工されていてサッと拭くだけで汚れが落ち、気負わず使えるところが気に入ってそのままにしています」
大矢さん:
「簡易的な作りでありながら、意外と疲れにくい『IKEA(TORPARO)』の椅子を愛用中。軽くて取り回しがいいので、掃除のときなど移動しやすいところが気に入っています。
長時間家でデスクワークをすることがあまりないので、軽作業程度ならこれで十分。いつか長く付き合いたいと思える椅子との出合いを密かに楽しみにしています」
▲CIBONEで購入。作り手は、ガラス作家の髙橋漠さん。
大矢さん:
「洗練されたアートのような『TOUMEI』のライトは、以前住んでいた部屋から愛用しているもの。
赤・黄・緑の色合いといい、さりげない格子柄といい、ガラスの美しさに気付くきっかけになったアイテムです。
テーブルや椅子をシンプルなデザインにしたのは、この照明が引き立つように配置したかったから。
椅子に座り、何をするでもなくこのライトを見て過ごすこともしばしばです」
大矢さん:
「空間に馴染むシンプルな飾り棚を、IKEA(EKETシリーズ)で見つけました。別売りの取っ手と脚をつけたら、より理想に近づいて嬉しいです。
椅子に座ったとき正面に飾り棚が見えるように配置し、そこに観葉植物やお花を並べているので無理せず観察することができるんです。
今日はグリーンにお水をあげた方がよさそう、お花の水替えしなくちゃと、草花のお世話が朝の日課になっています」
▲スイスの家具メーカー・Vitraのツールボックス
大矢さん:
「日常で使う文房具はこのボックスにまとめています。出しっぱなしにしていても気にならない色味と持ち運びのしやすさがちょうどよいアイテムです」
▲原宿・bob’s boxで購入。
大矢さん:
「ポストカードやステッカーが好きで、昔から旅先や出かけた場所でよく買っています。飾りきれないものたちはこの竹編みのケースに入れて保管。
天然素材なので手触りがよく、ならではの温かみが感じられます」
大矢さん:
「一日の仕事を始める前には、お香をたくのが習慣。
マッチを点け、お香に火を灯すことで自分のスイッチも入る気がしていて、なにか始めるときには必ずといっていいほど欠かさず行っています。
今は青山フラワーマーケットの『香花伝』がお気に入り。ホワイトフローラルの香りがほのかに漂い、ルームフレグランスの代わりとしても楽しんでいます」
大矢さん:
「集中が切れたときには、甘いお菓子と苦い飲みもののセットでスイッチを入れ直しています。
昔から好きでよく飲んでいる青汁を苦めにつくってグイっと飲むと、頭もリフレッシュされるような。
お菓子は食べっ子水族館にハマっていて、コンビニなどで見つけるとつい買ってしまいます。チョコの染み具合が絶妙で気付くとなくなっていることも」
▲フラワーベースのブランドpart of natureのオリジナルブランケット。
大矢さん:
「疲れたら無理をせず、ブランケットにくるまって、小説や雑誌を読みます。
part of natureのブランケットは、手触りのよさはもちろん、デザインもおしゃれで最近の嬉しい買い物でした」
***
ずっと付き合っていきたいと思うものと、手頃だけれど今の暮らしにぴったりなもの。
両者をバランスよく取り入れられたら、より納得のいく空間に近づけるのかもしれません。
大矢さんのデスク周りを拝見して、物選びのヒントをもらったような気持ちでいます。
次回の更新もお楽しみにお待ちください。
大矢 慎太郎
新潟県出身。地元で花屋を営む事を目標に都内の花屋で修業中。仕事の傍らInstagramで暮らしやお花について発信している。@____084taro
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