【初夏はかんたん麺で】第1話:冷凍そばで! ニラとミントの、鶏そぼろ焼き蕎麦
編集スタッフ 松田
湿度も気温も上がってきて、台所に立つのも億劫になる季節。「食欲もないけれど、つるっとした麺なら不思議と食べられる」そんなひとも多いのではないでしょうか。
そこで、この夏きっと頼れるお助け麺レシピを、料理家の瀬戸口しおりさんに教えていただきました。一皿で完結して、それでいて満足 & 元気になれる麺料理を味方に、夏を乗り越えましょう。
1品目は、ニラとミントの鶏そぼろ焼き蕎麦です。
爽やかさと香ばしさの、
絶妙な組み合わせ。
ニラとミントの、鶏そぼろ焼き蕎麦
材料(1人分)
鶏ひき肉…100g
蕎麦(冷凍)…1袋(160g)
サラダ油…大さじ1/2
にんにく(みじん切り)…1/2片
豆板醤…小さじ1/3
ニラ…1/2束
醤油…小さじ2
ペパーミント…適量
ごま油…適量
【準備】
・冷凍の蕎麦は、袋ごと電子レンジ600Wで2〜3分ほど温めて解凍しておく。
作り方
① フライパンにサラダ油をひき、にんにく、豆板醤を入れる。
▲辛いのが苦手な方やお子さんが食べる場合は、最初に豆板醤は入れないようにして、出来上がり時に好みで添えても
② 香りがしてきたら、鶏ひき肉を加える。ひき肉に火が入ったら、刻んでおいたニラ、醤油を加えて炒める。
▲加熱するとかさが減るので、ニラは惜しまずたっぷりと入れましょう! 細かめに刻むと、より麺に絡まりやすくなって◎
③ あらかじめ電子レンジで温めておいた蕎麦を入れ、炒める。
④ ミントをちぎって加えて混ぜ、最後にごま油で香りづけして出来上がり。
▲ミントを最後に入れると、爽やかな香りがふわーっと広がります
瀬戸口さん:
「お蕎麦って、実は炒めても美味しいんです。
乾麺のお蕎麦を茹でてから炒めてもいいのですが、冷凍のものを使えば、炒める前に電子レンジで温めておけばよいので、より手軽に作れます。お蕎麦ではなく、うどんや中華麺など、どんな麺でもOK。そのとき家にある麺でぜひ作ってみてくださいね」
一口食べてまず広がるのが、爽やかなミントの香り。そしてお蕎麦に絡んだ、みずみずしいニラの甘みと旨味が食欲をかき立てます。
それでいて、お蕎麦の風味もきちんと感じられるのが、また美味しくって。爽やかさと、香ばしさが交互にやってきて、もうお箸が止まりません。
お肉も入って、ボリュームも大満足の一皿。休日のお昼ごはんや、晩酌のお供にぜひ。ビールがすすむこと間違いなしです。
【写真】 佐々木孝憲
もくじ
瀬戸口 しおり
夫と息子の3人暮らし。イラストレーターを目指していたセツ・モードセミナー在学中に、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働きはじめる。その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。著書に『わたしの作りおきおかず』(アスペクト)、『自分ごはん時々おやつ』(主婦の友社)など多数。Instagram:@kururichan
【写真】 衛藤キヨコ(プロフィール写真)
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