編集スタッフ　藤波

リップに手帳、お財布、ポーチ。名前をみるだけで心おどる、そんなアイテムたちが一堂にあつめられた「バッグの中身」には、そこかしこに 「その人らしさ」 が詰まっているのかもしれません。

特集「あの人のバッグ」は、気になるあの人のバッグやポーチの中身を、あれこれ聞いてみる連載シリーズ。

今回のバッグの持ち主は、フリーランスのバイヤー / ディレクター / PRとして活躍する中山良子（なかやま りょうこ）さんです。

 

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−バッグの中身−

心が動いた瞬間をつづる、特別なノートと

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左上から時計回りに、

・ポーチ / HENRY BEGUELIN
・のど飴
・水筒 / HIKE × MiiR
・財布 / LOEWE
・カメラ / NIKON
・リングノート / 『大竹伸郎展』グッズ
・本

中山さん
「革製のポーチは社会人になりたての時に購入して、それからずっと愛用しているもの。使い込んでいくうちに出てきた経年変化を楽しんでいます。

中山さん
「毎日持ち歩いているノートは、東京国立近代美術館で開催していた『大竹伸朗展』のグッズ。

大竹さんの展示を拝見したとき、とても気分が高揚したんです。その記念に買ったものなので、業務的なことではなく自分の心に留めておきたいことをつらつらと書くノートとして使っています。

携帯のメモ機能も使いますが、すぐに忘れてしまうんですよね……文字を書くことで記憶に留められる気がして、本を読んでいて心に引っかかった言葉や、誰かのお話でぐっときた言葉などをここに記しています。

カバンからノートやペンを取り出す動作が少し億劫に感じることもありますが、このビビッドなジャケットは思わず取り出したくなります」

 

形も色味も。ちょっぴりレトロなバッグが定番

中山さん
「普段使っているバッグは、ベルギーのブランド『DRIES VAN NOTEN』のもの。

少しレトロなムードの配色やデザインで、コーディネートのポイントになってくれています。幅広のマチだったり、内ポケットがついていたりと、使い勝手が良いのもお気に入りのポイントです」

 

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−ポーチの中身−

気分を上げてくれる、贈り物のリップたち

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左上から、

・口紅 / HERMES、CHANEL
・化粧下地 / & be
・フレグランス / 5W1H
・アイブロウ
・マスカラ
・カラーパレット / 7NaNatural
・日焼け止め / Yunth
・ハンドクリーム / MARKS &WEB

中山さん
「化粧品には詳しくなく、こだわりも特にないんです。だからこそ、周りのコスメ好きの友人の情報はすごく信頼していて、おすすめしてもらったものをよく使っています。

他には、継続できる値段、使いやすさであることを重視して購入していますね。

中山さん
「メイク用品には無頓着なのですが、退職時に職場の先輩や後輩がくれたリップは大切なアイテムです。

どれも質感や発色に個性があって、その日の気分で使い分けています。 午前、午後で別のリップをつけて、モチベーションを上げたりすることも。

使用感だけでなく見た目もラグジュアリーなリップは、使うたびにちょっと特別な気分にさせてくれる気がします」

 

お気に入りのアクセサリーは？

中山さん
「祖母の形見の大きなターコイズのリングと、大好きな先輩から頂いたインディアンジュエリーのリングをベースにアクセサリーを選んでいます。

なので、どうしてもシルバージュエリーが多くなりがちなのですが、それだけでコテコテになるのはつまらなくて。別素材のバングルやラグジュアリーな雰囲気のリングをあわせてつけたりと、バランスを見ながらコーディネートしています」

 

素材だったり、作られた年代だったり。様々なジャンルのものが程よくマッチして、中山さんらしい雰囲気をつくり出しているバッグの中身でした。

次回もどうぞお楽しみに。

 

【写真】中山良子

「あの人のバッグ」
そのほかの記事はこちら

中山良子

 

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