【新商品】一輪から気軽に飾れる、「陶器のちいさな花びん」をつくりました
商品プランナー 高山
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こんにちは。商品プランナーの高山です。
3月に入った途端にぽかぽかとした陽気を感じられて、ようやく春の気分に気温が追いついてきました。家の中でも春を感じたくて、お花を買いたい気持ちが強い今日この頃です。
そんな本日は、ぽってりとした形が愛らしい「陶器でつくった、ピッチャー型のちいさな花びん」が新登場! 難しく考えず、気軽に花との暮らしを楽しめるようこだわりました。
花との暮らしの第一歩に
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私がまだ当店のお客さんだった頃のこと。
お花を迎える暮らしへの憧れはあるものの、マメにお花のお世話ができないといけない、センス良く飾る自信がない、素敵な花瓶を持っていない……と数々のハードルを感じて立ち止まっていました。
そんなとき、当店の「花と暮らすを、はじめたい」という記事 を読み、
・花屋に寄るのは月・水・金がおすすめ
・花瓶はジュースの空き瓶でも良い
・とびきりの一輪を見つければいい
など、具体的にどんな一歩を踏み出したら良いのか、ぼや〜っと想像していた部分をクリアにしてもらえたんです。おかげでお花へのハードルがぐんと下がるのを感じました。
もともと空き瓶をとっておくのが好きだったので、花瓶はもう揃ってる! それなら、とさっそく会社からの帰りにお花を買って帰ったのでした。
▲断捨離を乗り越えてきた我が家の空き瓶たちです
いろいろな種類のお花をブーケのように買うのはまだ難しくてハードルを感じるけれど、「この子だ!」と気に入った一輪だけなら、センス的にも(お財布的にも)難しく考えずに迎えることができる。
それにブーケが難しいなら、素敵な花瓶を増やしてそれぞれに一輪ずつ挿したって良いのかも。
当店ではこれまでも様々なオリジナルの花瓶を作ってきましたが、今回作ってみたかったのは、そんなジュースやジャムの空き瓶のその先の選択肢となるような花瓶。
花瓶がたくさん並ぶ部屋への憧れとともに、「まずはここから」と思えるような気軽に飾れる花瓶を目指しました。
一輪でも空っぽでも様になる佇まいに
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お花を毎日飾るぞ! と自分でハードルを上げなくても良いように、空っぽの期間も寂しくないデザインというのは大切にしたいポイントでした。
だから、お花を生けていなくてもそこに置かれている必然性のようなものが感じられるよう、形は道具っぽさのあるピッチャー型に。
持ち手や注ぎ口の形など、お花とのバランスを見ながらパターンを試し、丸い取っ手がポイントのどこかヴィンテージ感漂うデザインになりました。
▲会議の様子。実際にお花を生けながら、飾りやすいバランスを探っていきました
また、形だけでなくサイズ感もこだわったポイント。
一輪でも十分に素敵に見える小ぶりなサイズで、この手で包み込めそうな存在感も愛らしいんです。
小さいから持ち運びやすく、自分の居場所にあわせて移動させたり、お水を替えるのも楽ちんですよ。
インテリアを選ばない、やさしい色合い
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こっくりとしたグレージュは、使いやすくて何より可愛い!と思えたイチオシの色合い。
白っぽい空間でも、木目がよく見える空間でも、どちらでも存在感を醸しつつ馴染んでくれる絶妙な色味なんです。もちろん、どんな色のお花が来ても受け止めてくれますよ。
やわらかなツヤ感と相まって、ずっと撫でたくなるようなやさしい風合いに仕上がりました。
▲右下が最終決定したグレージュ。微妙にニュアンスの違う色味と悩みながら決めました
お花のある景色は心がほぐれるから
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我が家では、仕事中はデスクに、食事のときはダイニングテーブルにと、小ぶりなサイズゆえに渡り歩いていて(笑) いつでもお花が目に入ると、ふっと肩の力が抜けるように思います。
お花を時々買うようになってすぐの頃を振り返ると、部屋にお花がある嬉しさはもちろん、ふと駅ナカの花屋さんに立ち寄る時間が暮らしの中に生まれたことも新鮮で嬉しく感じていました。
私にとっての当店の記事のように、この花びんも花との暮らしをはじめる第一歩のきっかけになると嬉しいです。
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