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【スタッフの愛用品】北欧のリネンクロスで、新しいキッチン習慣を頑張れています

編集スタッフ糸井

今住んでいるところは、どちらかというとかなり古い家です。部屋のところどころにその面影があり、掃除をしてもとりきれないシミや、塗装欠けがちらほら見つかります。

そんな古さは、洗面所やキッチンといった水回りにも当てはまるので、たとえば備え付けの水切りかごは、塗装が剥げて少し錆びていたりなどしています。これを長いこと気になりながらも使っていたんです。というのも、お皿を乾かす＝水切りかご以外に試したことがなく……。

でもキッチンの気分転換もかねて、この前思い切って水切りかごをやめてみることにしました。

かわりにするのは、ふきんを敷いて、食器を重ね、せっせとキッチンクロスで水を拭き上げる作業。これまでに比べたら作業が増えるので、自分の性格的に、まめに拭き上げるなど続かなさそうだな……と思っていたのですが、案外いいことも多く、気に入って続けられています。

思えば「キッチンクロスを楽しむ」というのが、生活にはじめて加わったのも大きな変化だったのかもしれません。水切りかごのときは、拭かなくても時間をいくらか置けば済んだので、キッチンクロスが必要になるケースが少なく、ほとんど持っていなかったんです。

皿洗いは毎日のこと。だからキッチンクロスも毎日使うことになるので、せっかくならばお気に入りを。それを、頻繁に使って楽しんで……。

そのきっかけとなった、LAPUAN KANKURIT（ラプアンカンクリ）のキッチンリネンには感謝しています。

届いてすぐに、くったり柔らか

ラプアンカンクリのキッチンクロスは、リネン100％。届いたまま、触ってすぐ感じたのは柔らかさでした。

リネン100％というと、使い始めからしばらくは強くコシがあるような、ハリのある肌触りで、少し吸水もしにくいイメージが。でもこれは、届いてすぐに柔らか。製品後に一度洗いをかける「ウォッシュドリネン」が行われているので、使いはじめからくったりとなめらかなんだそうです。すぐに水をぐんぐん吸ってくれるのは、かなりうれしいところでした。

柔らかいとはいえ、生地はしっかりともしています。洗濯をしたあとに訪れる、ハリ感が戻ったような肌触りも気持ちいいんです。

▲カーブのきいたものにも柔らかく案外沿いやすいので、底の方にも届きやすく。敷いたり、吹き上げ用にしたり、どちらにも重宝しています。

北欧柄が、かわいくて

一番の気に入っているポイントは、柄と色合い。北欧の森や、そこに自生しているハーブなどをモチーフにしたデザインを、やさしいカラーリングでつくられたテキスタイルは、大人っぽさと可愛らしさどちらもあるような雰囲気。いくつか種類があるなか、落ち着いた色をまず選んで、そこに洗面所付近に合いそうな水色も足して、計3枚を家に迎えました。

こういった、可愛らしさのある柄物を買うのはほぼはじめてでした。このキッチンにも馴染むかな？と思いつつ、白地と色のある柄のバランスからか、思った以上に空間に馴染みました。いずれも、ブラウン系にも白系にも、シンクのステンレスにも合う気がします。

お気に入りがゆえに、最初はこぼれたお茶や茶渋を拭いてシミができたらどうしようとシビアに使っていましたが、柄があるからか、最近はあまり気にせずに使えるように。茶渋がちょっとついたら、すぐに水でさっと洗って、そのまま干しておけば、気にならない手軽さもありがたいです。