【使用レビュー】PARISBROWのアイブロウアイテムで、スタッフ3名が眉メイクをしてみました
編集スタッフ 田中
眉に特化したコスメからスタートしたブランド・PARISBROW(パリブロウ)のアイブロウアイテムが発売スタートしました。
「自眉が濃くて、どうメイクしたらいいかわからない」「眉毛が消失している部分がイメージ通りに描けない」など、眉メイクに苦手意識を持っているスタッフが多いと分かりました。
今回は、PARISBROW専属ヘアメイクアップアーティスト・三笠裕樹さんに、スタッフ3名それぞれの「自眉を生かしつつ、装いや髪型に合った、垢抜けた眉メイク」をアドバイスいただきました。
自眉の形や、髪色・顔立ちの雰囲気などが異なる3名のメイクレッスンを見ながら、ご自身に合うアイテム選びの参考になったらうれしいです。
眉の悩みは?
自眉は薄く、小さめ。いつも描き足すときに、形があやふやになり「これは今の自分に合っているのか?」と分からなくなる。眉の描き方はなかなか更新できず、40代を迎えるにあたって今の自分に合った雰囲気の眉が知りたい。
使ったアイテムは、これ!
\三笠さんからアドバイス/
眉毛を描く範囲が広い方は、3つのマーキングをすると描くときに迷わないし、左右のバランスがとりやすいですよ。
また、アイテムの順番はパレット→ペンシルで。自眉が薄い方はパレットで全体を整えたあと、形をつくるのがおすすめです。
齋藤さんは、お顔のパーツや全体の雰囲気からも柔らかな印象を受けたので、自然な陰影をつくれる「イエローブラウン」のパレットを。眉の印象ははっきりさせた方が素敵なので、ペンシルは「オリーブグレー」を選びました。
– 手順 –
1.アイブロウペンシルで、眉の形のマーキングをとる。
\マーキングの方法/
・内小鼻の延長線上に、眉頭の点をつける
・外小鼻と正面を向いた際の黒目の際の延長線上に点をつける
・外小鼻と白目の際の延長線上に点をつける
2.眉中〜眉尻にかけて、自眉の薄いところはダークカラーとミディアムカラー①*を、自眉が濃いところはミディアムカラー①と②のどちらかをブラシでとってのせる。
※パレットのカラー呼称はページ下部を参照ください。
\三笠さんからアドバイス/
齋藤さんの場合は、形ははっきりさせすぎずでも十分整うので、パレットだけでもOKです。眉尻に使うブラシを、しっかりかける斜めにカットされたものを使えば輪郭も整います。
3.ペンシルで眉頭と眉尻など、薄いところ中心に描き足す。
\ 完成! /
齋藤:
「眉が整ったら、なんとなく全体がまとまって、これだけでもかなりご機嫌になるな〜と感じました!
自分でも何日か試し使いしてみました。私は4色あるアイブロウパレットを使ったことがなかったのですが、ダークカラーとミディアムカラーの組み合わせが絶妙で発色もよく、自分でも綺麗に眉メイクができました。
黒髪なので、眉色はダーク系がいいのかな?と思うこともあったのですが、ちょっと明るめのブラウンを組み合わせていて意外でした。なりたい雰囲気に合わせて、構わないんだ!と」
齋藤:
「ペンシルも想像より細くて驚きましたが、繊細なのに折れたりヨレたりもせず、足したいところに、きれいに足せるのがいいですね。
丁寧に眉を描きたいな〜というときにはマーキングをしたり、お休みの日はふわっとパウダーをのせるだけにしたりなど調整もしやすそうで嬉しいです」
眉の悩みは?
一本一本が濃く、太めで印象が強いのが悩み。唇もぽってりしているから、顔の中でパーツだけ主張が強くなりがち。メイク時は、なるべく眉毛の印象をおさえるために工夫している。
使ったアイテムは、これ!
\三笠さんからアドバイス/
自眉・量ともにバランスのよい状態で、描き足す部分が少なかったです。
一瀬さんの顔立ちから、やさしい印象に直結しやすい「ピンクブラウン」のパレット、髪色や色白のお顔立ちから「ブラウン」のペンシルを選びました。
ふんわりしすぎるとボヤけた印象になりがちなので、眉山はややしっかりめにつけた方がおすすめです。
– 手順 –
1.アイブロウペンシルで、眉尻から形を整える。眉山はちょっとしっかりめに描く。
\三笠さんからのポイントアドバイス/
一瀬さんの場合は、毛量がしっかりあるのでペンシルだけでもOKです。この後スクリューブラシでぼかせば完成! 急いでいる日はこれだけでも十分整いますよ。
2.パレットの右上・ミディアムカラーと左上・アクセントカラーを軽くのせる。自眉が濃い方は、眉頭など薄い部分だけでもOK。
3.スクリューブラシで整える。
\三笠さんからのポイントアドバイス/
毛量が多い方は眉毛が中央に集まりやすく、そこだけ濃く見えがちなので、ブラシで整えるのがおすすめ。眉マスカラを使って形をホールドしてもいいかも。
\ 完成! /
一瀬:
「パウダーパレットのアクセントカラーを見たとき、ピンク色の印象が強かったのですが、ミディアムカラーと一緒に眉にのせると、ピンクの主張がそこまで強くなく、黄色味のない深めのブラウンにまとまっていました。
眉マスカラで自眉の色を抑えなくても、この色のおかげなのか表情をいきいきとさせてくれて、自眉を生かしながら眉メイクを楽しめるんだ!と嬉しい発見がありました」
一瀬:
「ペンシルは細いのに芯が硬い感じがなく、スルスルと滑らかに描けてとっても使いやすかったです。
細かく描き足しても自然ですし、暗めのブラウンカラーが眉になじんでくれ、それでいて雰囲気は明るめに仕上がるので三笠さんのおっしゃる通り、ペンシルだけでもいいなと思えました」
眉の悩みは?
だいぶ前に細眉が流行ったとき、抜いてしまった部分があり「自眉を生かすメイク」ができないのが悩み。自然な印象で描きたいのに、はっきりした形になってしまう。また、パレットやペンシルの色選びも「これでいいのかな?」と自信がない。
使ったアイテムは、これ!
\三笠さんからアドバイス/
自眉はある程度は形が残っていて、眉毛の生えているところと生えていないところの差があるので、埋めるカラーは自眉の色に近い「オリーブグレー」にしました。
また、健康的なミディアムトーンの肌色やハイライトがある髪色に合わせて、パウダーパレットは「イエローブラウン」を選びました。
– 手順 –
1.アイブロウペンシルで、眉の形のマーキングをとる。
2.ペンシルで眉尻から眉中にかけて、ソフトタッチで一本一本描き足していく。
3.パレットの右上・ミディアムカラーと左上・アクセントカラーをブラシで混ぜてふんわり全体にのせる。
\三笠さんからのポイントアドバイス/
自眉がしっかりあるので、パレットは上2色を使うだけとしました。あまり濃い色を足すと印象が強くなりすぎてしまうからです。
パレットも全てのカラー使わなければならないわけではないので、ご自身に合ったカラーを使ってください。アイシャドウやシェーディングにも使えるので、ぜひそちらで活躍させてほしいです!
\ 完成! /
木下:
「仕上がりを見て、『わ!自分でメイクした時と全然違う!』と嬉しくなりました。
イエローのパウダーパレットを使うと聞いたとき、自分ではイエロー系を選んだことがなかったので、どんなふうになるんだろう?と不安でした。
いざ、ふわっとのせていくと、軽やかな印象になるのはもちろん、変に浮き立つこともなく、なじみがよくて。
思ったよりイエローは主張せず、だけど眉尻や輪郭はきれいな形。一番難しかった『濃さ』がちょうどいいと感じます」
木下:
「最初ペンシルの芯がとても細くて心許なく思えていたのですが、するする滑らかな描き味で、なくなっていた眉尻を自然な感じで描き足せました。
その上からパレットをのせてぼかすと、程よくなじんでくれて…..。眉毛を描くのに自信がない自分でも、うまく調整できるようになってきました
髪色にも合っていて、これなら安心して眉毛メイクと向き合っていけそうと感じました」
***
なりたい眉を叶えるPARISBROWのアイブロウアイテム、使い方や色選びの参考になったらうれしいです。
※パウダーパレットの各カラーの呼称は次のとおりです。
photo:平本泰淳
hair & makeup:PARISBROW専属ヘアメイクアップアーティスト 三笠裕樹
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