映画”かもめ食堂”を語る会をひらきました。後編「映画を見たあとで・・・」
お客様係 桑原
映画”かもめ食堂”を語る会、
前編は「好きなシーン」について
お届けしました。
本日お届けする後編では、
「かもめ食堂」を見た後で影響を受けたこと、
感じたことについてお届けします!
それでははじめますね。
ティーマを好きになったきっかけは
かもめ食堂(安田・ヨシベ)
安田:
このシンプルなティーマを
好きになったきっかけは、
間違いなくかもめ食堂!
和食を盛り付けようと思って、
一番はじめはホワイトのプレートを
買ったんですよね。
それからティーマが大好きになって、
今ではボウルもマグも、いろんな色で
揃えてもっていますよー。
イッタラ/ティーマ/21cmボウル 2,415円~
ヨシベ:
うんうん、わかるわー!
わたしはね、ティーマのカップ&ソーサーを
トレーにのせてテーブルに運ぶところが
すっごく好きなのよ。
(そそくさと、セットを始めるよしべさん)
こんなセットだったよね?
やっぱりティーマっていいなーと思って、
ティーマのカップ&ソーサーを買ったんだよね。
佐藤:
このセットのまんま、ほしくなるね。(笑)
ティーマ/カップ&ソーサー(ホワイト)3,465円
ティーマ/15cmプレート(ホワイト)1,365円
ティーマ/ミルクピッチャー3,675円
オリゴ/スナックボウル2,310円
おにぎりがお行儀良くならぶ、
アベックのプレート(佐藤)
佐藤:
私はねー、かもめ食堂のキッチンで
おにぎりをにぎっているシーンを見て
思わず購入したのが、アベックのプレート!
安田:
アベックは印象的でしたもんねー。
佐藤:
そうなのよ!
お店で取り扱いはじめるよりずっと前に、
他店で購入したんだよね。
発売開始にスタンバッて。(笑)
ヨシベ:
わはは!好きだねー!
アベックをはじめてみたとき、
日本の食器かと思ったよ。
フィンランドのデザインと
日本のデザイン、通じるところが
きっとあるんだろうねー。
かもめ食堂の
水色っていいな(ヨシベ・佐藤)
ヨシベ:
かもめ食堂の映画を見た後、
なんとなく「水色っていいな」と感じてて
それが心に残ってたからなのか、
フラフラ~っと立ち寄ったお店で
野田琺瑯の水色のポットを手にしてた。(笑)
佐藤:
わたしもかもめ食堂を見て以来、
あの「水色」がすっかり好きになって
水色っぽい雑貨や道具を
集めるようになったよ。
ダンスクのターコイズの片手鍋、
ティーマのターコイズ、
北欧のヴィンテージの花瓶でしょ。
集めてみたら、けっこう多いなー。
安田:
暮らしノオトvol.5では、
スタジオのキッチンをかもめ食堂風にするべく、
キッチンを水色に塗ったんですけどね、
そのときに使用したペンキについて、
お客さまからお問い合わせをもらうことがあったので
せっかくなので紹介させてもらいますね。
イマジンペイントストアというお店で、
型番:【133】YK09(vintage)、
ブリッジウォーターベイという名前の
カラーを使いましたよ!
(背景に写っている水色はこちらのペンキで塗りました!)
カラフル元気な
マリメッコの洋服!(全員)
今日は3人にマリメッコの洋服を
着てきてもらいました!
佐藤:
もたいまさこさん演じるマサコさんが
パッとカラフルな柄のマリメッコの洋服を
着ている姿を見てから、
マリメッコが気になってたんだよねー。
そういえば、マリメッコを知ったのも
かもめ食堂だったかも?
安田:
マリメッコって着ているだけで、
気持ちがあがりますよねー!
そういえば、
クラシコムのスタッフみんな1着は
マリメッコの洋服持ってますね。
クラシコムの制服みたいになってる(笑)
(ヨシベさん思わず、グーサインしてます。)
“かもめ食堂”を語る会
さいごは感想文で締めくくらせてもらいます。
今回のかもめ食堂を語る会、
いかがでしたでしょうか?
舞台となったフィンランドの空気感、
主人公サチエさんのまっすぐ前向きな姿勢、
登場する北欧の道具や食器たち、
そして何よりおいしそうなごはん。
公開してから7年経った今も、
愛され続けている理由が
すこしわかったような気がします。
お客さまとも今回の特集を通して、
いっしょにかもめ食堂を振り返ることが
できていたらうれしいです!
今回の特集の最後に、
3人にかもめ食堂を見た感想文をお願いしました。
最後は感想文で締めくくらせて
いただきたいと思います。
好きなことは真面目にやろうと思えてきます。(ヨシベ)
お日様の時間には、
せっせと手を動かしてお店を磨き、
ご飯をこしらえ、夕方にはプールへ行く。
夜には自分の為のご飯をこしらえ、
明日のために身体を整える。
マイペースながらも怠けない
サチエさんの毎日を見ていると、
嫌な事はしたくないが、
好きなことは真面目にやろうと思えてきます。
お店にいらしたお客様は
「かもめ食堂見ながら家事をすると手を抜けなくなる(笑)」
とおっしゃっていて、あ、そうかもと思いました。
真面目にキリッと立ち働いてる人の前では(映像ですが!)
怠けていられません。
こんなふうに、小さな物語がたくさーーんの人のお家や、
誰かの心の端っこのほうで暮らしのものさしとなって、
ずっと愛されているって、すごい事だな~と思います。
不思議と何度でも観たくなる映画です。(安田)
かもめ食堂のキッチンや、
主人公のサチエさんのお家のインテリア、
登場する北欧や日本の道具のバランス、
カラフルでかわいい洋服。
観るたびに新しい発見があるから、
私の中では何度でも繰り返し観たくなる
数少ない映画だなーと思います。
今思えば、
北欧をより身近に感じるきっかけが
かもめ食堂だったかもしれません。
そして、かもめ食堂を見終わったあとは、
いつもすーっと爽やかで心地よい気持ちに
なれるから不思議です!
忙しくてバタバタした中でも、
暮らしのちょっとしたことを丁寧にすることの
気持ちよさを思い出させてくれます。
なにか人生のヒントをもらったような
気持ちになりました。(店長・佐藤)
話すと長くなりそうですが、
わたしは公開時に映画館で見たのですが
当時は銀座のシネスウィッチでしか上映されてなくて
友達と仕事帰りに待ち合わせて見に行きました。
あまりにいい映画で
まっすぐに帰りたくなくって
すぐに銀座の飲み屋に入って
友達と映画の感想を語り合いまくったのを覚えています。
当時は今のお店を始めるよりも前で
いろいろと自分のこれから先のこととか、
自分が好きなことってなんだろうと悶々と
悩んでいた時期と重なっていたこともあり
なにか人生のヒントをもらったような気持ちにもなりました。
自分が好きなこと、自分でもできること、
これなら続けられると思うこと、
そんなことを地道に追いかけていけば
サチエさんがいうように
「どうにかなるのかもしれない」と
ささやかな希望が持てたような気がしました。
今でも繰り返し見ていますが
見終わるとどこかさっぱりとした気分になります。
自分のなかで澱んでいた何かが
きれいになって流れていくような感じというか。
そんな感覚が得られる映画は
他にそうそうないので
これからもずっとことあるごとに
見続ける映画だろうなと思っています。
もくじ
▲実際に映画のなかでも登場したアイテムや、
「かもめ食堂」みたいな暮らしを作ってくれる、
アイテムをずらりと集めてみました!
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