特集|わたしたちが北欧に惹かれる理由 Day.6 ー暮らしてはじめてみえる、デンマークの内側
編集スタッフ 松田
特集「わたしたちが北欧に惹かれる理由」
第六話:暮らしてはじめてみえる、デンマークの内側
6月9日から毎日更新で、
特集「わたしたちが北欧に惹かれる理由」
をお届けしています。
■私がデンマークに惹かれた理由
第一話:プロローグ
第二話:自由と豊かさの手がかりを探しに
第三話:デンマークでみつけたもの
■デンマークに暮らす、針貝さんへ聞いてみました
第四話:憧れのデンマークの第一印象
第五話:デンマークでみつけた本当に贅沢な時間
第六話:暮らしてはじめてみえる、デンマークの内側
第七話:「自分」を求められるとは?
第八話:やっぱり高い税金のコト。
第九話:デンマークに暮らす一人の女性として
■私たちが北欧に惹かれる理由
最終回:編集後記
デンマークで国際結婚し、
子育てをされながら、ライターとして
情報を発信されている
針貝有佳さんのお話をお届けしています。
本日は、実際にデンマークに
暮らされて不安に思う事を
教えてもらいました。
北欧の諸国が、国民の幸福度が高い
とされる理由のひとつとして、
福祉が充実している
ということがよく挙げられています。
例えば医療が無料だったり、
学費は大学まで無料!だったりと
日本に住んでいる私は、やはり
いいな〜と思ってしまいます(苦笑)
そんなデンマークでも、
針貝さんが実際に暮らしてみて
困った事や、これは厳しいなと
感じることはありますか?
日本とは異なる医療の仕組み
針貝さん:
暮らしてみないとわからないことは
沢山ありました。
1番不安になったのは、医療です。
無料なのは有難いのですが、
日本のようにすぐに
専門医に診てもらうことができず、
何につけても、
まず担当医を通さなくてはなりません。
何かあれば担当医に連絡して予約をとり、
担当医が専門医に紹介してくれた場合に
やっと専門医にかかれます。
けれど、専門医には
長いウェイティングリストがあり、
数週間待ちは当たり前で、
数ヶ月待ちということもあります。
また、怪我などで
救急診療所に行っても、
待機時間が数時間ということも
少なくありません。
実際、手遅れになってしまう
ケースもあるようなので、
医療システムには不安を感じます。
移住について
また、厳しいと感じたのは、
ビザの取得です。
高福祉国家なだけに移民も多く、
厳しい移民規制をしています。
デンマーク人と結婚していても、
デンマークに滞在するためには
厳しい条件をクリアする必要があります。
また、永住権を取得するには、
何年もかけて、
さらに厳しい条件を
クリアしなければなりません。
EU圏外から来た外国人にとっては、
デンマークに滞在する
ということ自体が困難です。
でも、実際に暮らしてみて、
大変なこと以上に
ステキな発見がいっぱいあって
楽しいですよ!
*************************************
本日はここまででおしまい。
針貝さんが見つけられた
ステキな発見って何なのか、
すっごく気になります!
週末も引き続き更新していきます。
明日もぜひご覧くださいね!
もくじ
■私がデンマークに惹かれた理由
第一話:(6月9日更新)
プロローグ
■デンマークに暮らす、針貝さんへ聞いてみました
第四話:(6月12日更新)
憧れのデンマークの第一印象。
第五話:(6月13日更新)
デンマークでみつけた本当に贅沢な時間
第六話:(6月14日更新)
暮らしてはじめてみえる、デンマークの内側
第九話:(6月17日更新)
デンマークに暮らす一人の女性として
■私たちが北欧に惹かれる理由
最終回:(6月18日更新)
編集後記
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