CULTURE
特集｜わたしたちが北欧に惹かれる理由 最終日 ー編集後記
編集スタッフ 松田
特集「わたしたちが北欧に惹かれる理由」
最終回：編集後記
6月9日から9日間にわたってお送りした、
特集「わたしたちが北欧に惹かれる理由」。
いよいよ本日で最終回です。
これまで、いつもとは違った視点で
暮らしのこと、社会のこと、
人びとの生き方について
北欧のデンマークで暮らす針貝さんに
お話を聞きながら考えてきました。
毎日テーマを変えて、
一緒に旅するようにデンマークを辿った9日間、
いかがでしたでしょうか。
■私がデンマークに惹かれた理由
第一話：プロローグ
第二話：自由と豊かさの手がかりを探しに
第三話：デンマークでみつけたもの
■デンマークに暮らす、針貝さんへ聞いてみました
第四話：憧れのデンマークの第一印象
第五話：デンマークでみつけた本当に贅沢な時間
第六話：暮らしてはじめてみえる、デンマークの内側
第七話：「自分」を求められるとは？
第八話：やっぱり高い税金のコト。
第九話：デンマークに暮らす一人の女性として
■私たちが北欧に惹かれる理由
最終回：編集後記
私がこの特集を通して得たこと
遠く離れたあこがれの国々、北欧。
外からみると素敵で幸せな国にみえても、
内側で暮らす上ではそれぞれ課題があったり
変化の時代にあるのは、
私たちと一緒なのかもしれません。
それでも、デンマークの人々の、
自分の内側を灯すように、個々の
アイデンティティを大事に育てていく文化、
それと同じように相手の意思を尊重する風土、
社会への参加意識の高さ、
ゆったりとした時間の過ごし方など、
自分の中に取り入れたい考え方や
学び、気づきがたくさんありました。
また、この特集を担当させてもらい、
デンマークの旅で撮ってきた写真を整えたり
旅での色んな出来事を文章に綴ることで、
私は、デンマークで感じた
「自分の内側に灯りが
ともるような感覚、温かい時間」
を伝えたかったんだと気づきました。
そして、その時間はきっと
自分の家の中や働く場所、
もしかしたらすぐ近くの公園や庭、カフェ、
図書館、友だちの家でも
つくれるものなんじゃないかと思うのです。
過ぎていく日常の中で、また悩んだり、
進むべき道がわからなくなることは
これからもたくさんあるはず。
そんな時はちょっと立ち止まって
デンマークで過ごした「温かい時間」を振り返ろう、
そしてこれからは
そんな時間を過ごせる場所を、少しずつ
自分の周りに増やしていきたいと思いました。
毎日ドキドキしながらの更新でした！
今回の特集は、社内で一緒に
デンマークへ旅に出たような、
新しい試みへの挑戦でもありました。
入社間もない私に、
これまでにない変わった特集を
どんと任せてくれた店長佐藤。
初めての特集づくりで迷走しがちな私と
一緒に10日間走ってくれた、先輩スタッフ田中。
記事について、その度に
真剣なアドバイスをくれた
クラシコムみんなのおかげで、
旅のまま止まっていたデンマークの時間を
もっと掘り下げて考えることができました。
そして、この特集で伝えたいことを
すぐに全部理解してくれて、
今のデンマークでの暮らしと内側について
快く寄稿をしてくださった針貝さん。
本当に、心から感謝を申し上げます。
お伝えしたいことや
みなさんと一緒に考えたいことがたくさんあって、
10日間という、いつになく長い
特集となってしまいましたが、
皆さまにとって、ほんの少しでも
何かの気づきになればうれしいです。
最後までお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。
そして、これからも
「北欧、暮らしの道具店」という場所で、
豊かな暮らし、フィットする暮らしを
追求する旅は続きます！
もくじ
■私がデンマークに惹かれた理由
第一話：（6月9日更新）
プロローグ
■デンマークに暮らす、針貝さんへ聞いてみました
第四話：（6月12日更新）
憧れのデンマークの第一印象。
第五話：（6月13日更新）
デンマークでみつけた本当に贅沢な時間
第六話：（6月14日更新）
暮らしてはじめてみえる、デンマークの内側
第九話：（6月17日更新）
デンマークに暮らす一人の女性として
■私たちが北欧に惹かれる理由
最終回：（6月18日更新）
編集後記
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