【朝の過ごしかた】目覚めのスープから始める、朝時間のマイルール。(フルタヨウコさん)
朝ごはんを大切にしたり、ランニングを欠かさなかったり…。朝の過ごし方には、1日を気持ちよくスタートさせるためのこだわりが詰まっています。まだ眠い体を起こしながら、みんなはどんな段取りで朝時間を送っているのだろう?こちらの連載では5名の方の朝時間をのぞかせてもらいました。
編集スタッフ 二本柳
写真 フルタヨウコ
「朝じかん」の連載がはじまります。
朝の過ごし方は、段取りも習慣も人それぞれ。
でも今日という日をより良いカタチで始めたい!という思いはだれもが共通して抱いているものではないでしょうか?
本日からお届けする連載は、そんな「朝」がテーマ。フリーランスの方から会社員、お子さんを持つ母など様々な立場にある方の朝じかんを拝見しました。
「朝」という、なかなかのんびりもしていられない時間だからこそ、そこにあるのはささやかな習慣の積み重ねでした。
第一弾は、料理家フルタヨウコさんの朝から。
当店でご紹介しているレシピや、社食ブログ(記事はこちら)でおなじみの料理家・フルタヨウコさん。
“心にも身体にも栄養を” の合い言葉をもとに、自由大学主催(※)の「朝ごはん学」の教授としても活動されています。
そんなフルタさんにとって「朝」は暮らしの基本。ふだんはどんな朝を過ごしているのでしょうか?
※自由大学とは?
「大きく学び、自由に生きる」をテーマに、およそ150種類のユニークな講義を展開する学びの場を提供。2014年にキャンパスを表参道「COMMUNE 246」に移し、学びのセンスをより自由に広げている。
朝の時間割
7:30 起床後、着替えとともに体重計にのってから水を飲む
7:40 洗濯機のスイッチをつけてゴミ出し
7:50 朝ごはんの支度
8:00 朝ごはん
8:20 食器を片づけながらキッチンまわりを掃除
8:45 洗濯物を干す
9:00 仕事開始
朝のカラダと要相談!
フルタさん:
朝ごはんで必ず食べるのは、パンとスープ、果物、コーヒー。
あとは朝起きた時の体調にあわせて卵料理やサラダ、ヨーグルトを加えたりと微調整します。
それから、食べる前に必ず朝ごはんの写真を撮るんです。
バタバタとよく内容を見ずに食べ始めるのではなく、ひと呼吸おいて落ち着く時間を持ちたいなあ、と。また、すばやくスタイリングしたり写真を撮る練習にもなっているように思います。
まず最初にスープを飲む
朝ごはんのときは必ず最初にスープを飲むんです。そうすると、より身体が目覚めやすいと管理栄養士の友人にアドバイスしてもらったのがきっかけで。
まだ身体が少し寝ている状態なので、スープをこぼさないよう、持ち手つきのスープカップが必須アイテムですね。
朝食の準備は事前に整える
たとえばコーヒーは水だしで出しておく。スープはスープストック(記事はこちら)を作っておく。準備に時間がかかるものは前もって用意しておくと、朝バタバタとすることなくしっかりとした朝ごはんを食べることができます。
朝ごはんは何があっても必ず食べる
学生の頃は、寝坊をして朝ごはんを食べないで登校することもありました。でもそうすると必ず登校途中で貧血になってしまい、結局部活の朝練に遅刻をしてしまっていたんです。だから遅刻をしても(笑)朝ごはんだけは必ず食べるようにしていて。その習慣が今でも続いています。私は何かお腹にいれないと、行動開始することができないようです。
また、冷え性になったことがないのも、毎日朝ごはんをたべていることが一因だということを朝ごはん学を通じて知りました。
白湯を飲めるくらいの余裕を
フルタさん:
朝はまず最初に一度沸かしておいた水か、あるいは煮出したお茶を飲むようにしています。
身体を起こすという目的もありますが、常温の水やお茶をグビグビっと飲みきってバタバタと家事をはじめるのではなく、白湯をゆっくりと飲めるような時間をもちたいな…と。そういうゆとりのある時間をもてれば1日がさらに充実しそうな気がするんですよね。
朝の体重が1日の食事目安
フルタさん:
毎朝同じタイミング(着替えるとき)に、欠かさずに体重計に乗ることを続けています。その日の体重を確認し、その日1日の食事量を決めているんです。もう5、6年続けているのですが、知らない間に何キロも太っていた!ということがなくなりました。
朝ごはんを軸に、1日のスタートを考える。
「朝の過ごしかた」第一弾は料理家のフルタヨウコさんに登場いただきました。
自由大学で朝ごはんの重要性を教えるフルタさんの朝は、やはり食事を中心にまわっているよう。
朝食の時間をいかにゆとりを持って大切に過ごせるか、ということが、今日という日の質に大きく影響を与えているようでした。
毎朝体重計にのって1日の食事量を決めたり、コーヒーやスープのストックを事前に準備しておくことなど…私も今すぐ取り入れてみたいです。
さて、次回は3人のお子さんの母として毎日忙しい朝を送るひぐまあさこさんに登場いただき、朝の過ごしかたをお聞きしました。どうぞお楽しみに!
(つづく)
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