【BRAND NOTE・LEXUS編】第3話:モヤモヤも失敗も大事。「今の仕事」への道筋が決まっている人なんて、ほとんどいない。
今の仕事が自分に向いていないのではないか、今の仕事をこのまま続けるべきか。仕事をしていると、どこかの場面でそんなふうに考えることがあるかもしれません。今回トークイベントを行った編集者の一田憲子さん、女性写真家の中川正子さん、「北欧、暮らしの道具店」店長の佐藤も、今の仕事にたどり着くまでは、まさに三者三様。インテリアの仕事を経て現在店長をつとめる佐藤や、はじめは全く別の職業を目指していた中川さん。共通していたのは「やりたい仕事」にたどり着く道筋なんて、用意されていない。ということでした。
編集スタッフ 長谷川
写真 平本泰淳
全3話でBRAND NOTE「LEXUS(レクサス)」編をお届けしています。
本連載では、「クルマに乗る人」を見つめる「LEXUS」と、「モノを使う人」を見つめる私たちクラシコムが手を取り合い、良い選択の先にある快適さを実現するための方法を探っています。
今回、その探り方として、南青山にあるカフェ&ラウンジ「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO(インターセクト・バイ・レクサス・トーキョー)」でのトークイベントを開催しました。
昨日の前編に続き、編集者の一田憲子さん、写真家の中川正子さん、当店の店長・佐藤友子が、2016年2月7日に開催したトークイベントの内容をお届けします。テーマは「わたしの、暮らしと仕事」です。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
【BRAND NOTE・LEXUS編】
第1話:トークイベント開催のお知らせ(そして、私たちと高級自動車ブランドのふしぎな出会い)
第2話:「夜19時からの時間割」をどうしてる?快適な暮らしは “スイッチ” を作ることから。
第3話:モヤモヤも失敗も大事。「今の仕事」への道筋が決まっている人なんて、ほとんどいない。
快適な暮らしと仕事は、まいにちの選択から。
日本のラグジュアリーカーブランド「LEXUS」は、 “豪華できらびやか” とイメージされる「過去のラグジュアリー」から、“クルマと同じくらい、ライフスタイルを考える” 取り組みを通して「現在のラグジュアリー」へと変化しようとしています。
私たちはその話を聞いたとき、LEXUSは「ラグジュアリー=良い選択」と捉え直しているのではと考えました。
自分にとっての良い選択をした先に待っているのは、誰でもない「自分にフィットする快適さ」であるはずです。
このトークイベントでは、立場と視線が異なる3名のセッションから、良い選択をするためのヒントをつかめたらと考えました。
それでは以下、今日は「仕事」のトークを中心にイベントの様子をお届けします。
登壇者プロフィール
▲左から、一田憲子さん、中川正子さん、店長佐藤
一田憲子(いちだのりこ)
OLを経て編集プロダクションへ転職し、フリーライターになる。『暮らしのおへそ』(主婦と生活社)『LEE』(集英社)など、多数の女性誌で暮らしまわりの取材、著名人などの人物インタビューなどを手がけ、パワフルに日本全国を飛びまわる日々を送っている。
中川正子(なかがわまさこ)
津田塾大学在学中にカリフォルニアへ留学し、写真と出合う。帰国後、山路和徳氏に師事。自然な表情をとらえたポートレート、光る日々のスライス、美しいランドスケープを得意とする。雑誌、広告、CDジャケットなど多ジャンルで活躍中。2010年4月に男児を出産後、写真集『新世界』『IMMIGRANTS』を発表。現在、新しい写真集の制作を進めている。
佐藤友子(さとうともこ)
インテリアコーディネートの仕事を経て、実兄と株式会社クラシコムを創業。「人の暮らしに近いこと」を仕事にしたい思いから、2007年9月に「北欧、暮らしの道具店」をオープンし、店長を務める。子会社が運営するフードブランド「KURASHI&Trips」のブランドマネージャーも兼任。プライベートでは5歳になる一児の母でもある。
写真家・中川正子は「深夜の表参道」で生まれた?
おふたりとも仕事を持つプロフェッショナルでいらっしゃいますね。
今の中川正子さん、佐藤友子さんになるまで、仕事をどうゲットしていったかに興味があるので、聞いてみたいと思います。
大学は英文科で、安直に字幕翻訳家がいいなと思っていたけれど、入学してみたらまわりは本気で英語をやっている人ばかり。私は早々に「こっちじゃないな……」と思って。
ただ、当時はアメリカのドラマやバンドにハマっていたから、「勉強したい」というより「行きたかった」だけなんですが、アメリカへ留学することにしたんです。そこでたまたまフォトグラフィーのクラスをとったら、すっごく面白くて。
撮った写真を通してディスカッションしたり、写真を撮るという行為そのものがコミュニケーションなんだと気づいたり、今までにない「コレは私に向いているな」というフィット感を得ました。
写真といえば、それまでは写ルンですで撮っていたくらい。でもアメリカへ行く直前に「後ろの背景をぼかしてみたいな、かっこいいなぁ」って一眼レフを買っていたんですよね。
後ろがぼけた写真の良さに気づくっていうのも、なかなかないですよ。
ファッション誌や音楽雑誌が好きだったので、ミュージシャンのポートレイトはだいたい後ろがボケていて、「どうやるのかな、いいなぁ」と。
それでアメリカから帰ってきたら、字幕翻訳家の道はすっかり忘れ、「私はアメリカで写真を勉強してきたからフォトグラファーになる!」と友達からバイトの雇い主にまで言い触らして(笑)。
父に「やりたいことをやれ」と子供の頃から言われ続けていたけれど、「私のやりたいことってなんだろう?」は早い段階から思っていたんです。だから、軽い気持ちで決めた字幕翻訳家ではなくて、かつてないフィット具合のあった写真家を職業にしようと。
その「フィット」っていうのは、どういう感情ですか? 写真を通してのコミュニケーションが「フィット」なんですか?
それもそうですし、今でも私の大きい目安なんですけど、「頼まれもせず、得にもならないし、むしろめんどくさいのに、やっちゃうこと」っていうのが尊いことだなと思っていて。それまでの21年くらいの人生で、写真は初めてそう思えたものだったんですよ。
頼まれもせず……うーん、名言ですね。
それで、バイト先の雇い主がたまたま広告代理店の方で「俺の知っている編集者を紹介してあげるよ」って。そこから紹介つながりで、今も20年以上お世話になっている事務所の社長と出会ったんです。私の師匠でもありますね。
言葉に出しておくものですねぇ。
大学3年生でミニスカートを履いていたアルバイトの子が、2週間でフォトグラファーへの道が開けたいうことになります。社長は猫の手も借りたいくらい忙しい時期で、スキルも全然ない私を雇ったのを後悔したらしいですけど(笑)。
師匠の下について、そこからひとりで仕事をするようになるまでは?
最初は「この現場が素敵だな」「プロの凛とした姿はかっこいい」って思うばかりだったんですけど、だんだん仕事で撮る写真……たとえば、コップをきれいなライティングで撮る、みたいなのだけでなく、私が本当に好きだと思える個人的な作品を撮りはじめたんですね。
へー! どんな作品なんです?
そのころ、私は可愛い女の子を撮るのがすごく好きだったんです。もともとファッション写真をやってみたのもあったし、映画監督のウォン・カーウァイが好きで、『恋する惑星』みたいな写真が撮りたいなって。ウォンと組んでいたクリストファー・ドイルというシネマグラファーに大きく影響を受けました。
でも大学もあるし、師匠が忙しすぎたので、自分のために使える時間が深夜しかなかったんです。
深夜だから仕方なくISO感度を高くして、ざらざらっとした見た目の仕上がりになる写真を撮ってみたら、それがウォン的な質感になったことでまた夢中になっちゃって。
深夜にモデルを連れ出して撮るわけですか。すごいね!
モデルはね、みんな街でスカウトですよ(笑)。
当時の事務所が南青山のあたりだったから、仕事が終わった21時くらいから表参道の交差点をウロウロしていて、好みの女の子がいたら声をかけるんです。
「私は写真を撮っているのだけど、モデルやんない?」って感じで声をかけると、「やるやる!」って乗ってくれる子も多かったな。女の子同士だから、あまり警戒もされなかったし。
そうやって撮った写真を持って、音楽雑誌やファッション雑誌の出版社に行って、けんもほろろに断られるところも多かったんですけど、その勢いを買ってくれる奇特な方もいらっしゃって。
それで作品というか実績がだんだんそろっていって……今に至る、という感じです。
「20代の壮大な自分探し」を経た、店長・佐藤友子。
じゃあ次は、佐藤さんはどうやって今の仕事に。
前職はインテリアコーディネーターとして、インテリアデザインの事務所でモデルハウスをつくったりする仕事をしていました。30代の前半に「クラシコムという会社を兄と作った」こと、それから「個人的に北欧へ旅行をする」っていう2つの転機が「北欧、暮らしの道具店」につながっていったんです。
実はあまりお話したことがないんですが、インテリアコーディネーターになる前の20代に、壮大なですね、自分探しの迷子の時期があったんです……。
聞きたい、聞きたい。
インテリアコーディネーターになるまで、ほとんど定職にもつかず、2年くらいで転々としていたんです。コーヒースタンドで働いていたこともありますし、新聞社のリサーチ会社でテレフォンオペレーターをまとめる役をやったりも。
その頃の私にとって昼の仕事は「稼ぐため」と割りきっていて、やりたいことを仕事にするのは諦めていたんですね。
「本当の私の価値はそっちじゃない」って自分に言い聞かせて、休みの日に英国式リフレクソロジストの資格を取ったり、カラーコーディネートの勉強をしたり、「文章を書くのも好きだな」と突然エッセイを書きはじめたり。
ある会社へ面接に行ったとき、私のびっしりと書き込みのある履歴書を見た面接官から「あなたはせっせと生きている感じはするけど、何をやりたい人かわからない」と言われたのが、もう10年以上たったのに忘れられないくらい衝撃的で。
そこからどうやって抜けていったんですか?
まずは28歳での結婚がリセットする良い機会のひとつになりました。
そこから「自分は暮らしにまつわることが好きだし、文章を書いたりして人にちょっと元気をあげられるようなことがしたい」って、仕事でちゃんとやりたいことを勝負しようと思い直したのが、インテリアデザインの会社に応募したきっかけだったんです。
課外活動をやめて、一度は本当にやりたいフィールドで勝負をしないと、私はこのカルマからいつまでも抜け出せない……と思ったのが、28歳のとき。だいぶかかっちゃいましたね。
なるほどね。インテリアの仕事はやってみて「これかな」と思えたんですか?
インテリアも好きで楽しかったし、「いろんなことをやってきた人」という前歴がその会社で初めて肯定された感じもあって。ただ、つくる空間がモデルハウスだったんですね。
30代に入って「もっとリアルな暮らしに近づきたい」というモヤモヤが起き始めた頃に、兄から「やりたい事業があるんだけど一緒に会社を作らない?」と甘い誘いがあり、そこからしばらくは3足のわらじを履く生活が始まりましたね。
インテリアコーディネーター、クラシコム、当時は子どもがいないながら主婦業と、同時並行でやっていたんです。
でも「北欧、暮らしの道具店」はまだ認知されていなかったし、1週間のたまにしか売り上げが立たないような頃だったから続けられていましたね。
そこから「北欧、暮らしの道具店」の仕事に絞るようになったきっかけはあったんですか。
数ヶ月目のときに、今までの人生で感じたことのない快感というか喜びがあったんです。
自分たちが北欧で見つけてきた「価値があると思ったもの」を差し出すと、知らない誰かが「それは欲しい、価値がある」って認めてくれる。このシンプルな現象がたまらなく嬉しかったんです。
それまでの自分は何をやったらいいのかわからず、「私は世の中のここにいるんです」というのを見つけ出してほしかったところに、物を介して人とコミュニケーションが取れることが本当に嬉しくて。
10年たって、おかげさまで会社も大きくなってきていますけど、最初にお店をはじめた頃の「自分たちの見つけたものに、誰かがお金を払ってくれて、その人の暮らしに加わる」という奇跡、それから初心の喜びを思い出すたびに、頑張ろうと感じます。
「やりたい仕事」にたどり着く道筋なんて、用意されていない。
私もお二人のお話を聞いて思ったのは、私も仕事でいろんな人にインタビューをしますが、実は「今の仕事」にたどり着く道筋が決まっている人なんて、ほとんどいないんです。
中川さんでいえば「深夜に写真を撮ってみたら仕事の幅が広がった」のもそうですし、何かしら自分がアクションを起こすことで、細い道の、遠い先にあるドアがちょっとだけ開く、みたいな。
それによって次へまた進んで、またやり方がわからなくなって、いろいろやっていくうちに次の扉が開く。気が付くと「自分が見つけてきた足跡が仕事になっていく」ということが多いのかなと思います。
私もライターですけど、どうやってライターになるかもわからなかったですし、「自分の好きな本を書く」なんてどうやったらできるのかもわからなかったです。でも、わからないなりに必死で、正直に言えば自分のジャンル外だと感じるような仕事もしているうちに、だんだん好きなことが書けるようになってきましたからね。
良い選択をするための「選択力」の磨き方。
私たちのまわりには選択肢がたくさんあって、そのどちらを選ぶかで人生が変わっていくと思うんですね。
グラスの選び方だってシンプルかデコラティブかで暮らしが変わるし、仕事は会社員かフリーランスかで変わる。たとえば車でも「どんな車を選ぶか」でその人の一生が変わるかもしれない。
願わくば自分の暮らしが豊かになっていく選択を、それぞれの節目でやっていきたいと思うんですね。でも、みんな迷ったときに「こっち」って決めるためのやり方が、わからないじゃないですか。
どうしたら「良い選択」ができるのか、その時に必要な「選択力」をどう磨いているかを、最後に聞きたいと思います。
自分が心がけていることは「良い選択をしようと思いすぎないこと」です。
うまくいった時より失敗したときのほうが、むしろ自分をよく知れますからね。だからこそ「失敗はするもの」と織り込むのが大事かなと思っていて。
クラシコムでも「フィットする暮らし、つくろう。」をポリシーにしていますが、そのためには自分自身がどういうときに心地よく思うのか、どういう時にがっかりして落ち込むかを知る必要があります。
失敗から身にしみて学ぶ数をこなしていくと、最初から良い選択ができる確率も上がっていくのだと思います。
先人たちが「失敗を恐れない」なんて言っていますよね。私も若いころは「歯が浮くようなことだなぁ」と思って聞いてましたが、年齢を重ねて、やっぱり真実なのかもと思ったりします(笑)。
そうですよね。先人たちの言葉が「あぁ、そういうことだったんだ」と思えるのも、30代、40代くらいの年齢からですよね。
「急がば回れ」とかも本当にそうだなぁ、なんて。
うんうん。中川さんはいかがですか?
「ポジティブのトレーニング」にも通じますが、世間的に上質だというものでも、それを手にしている自分を考えた時に、心がざらっとしたり、楽しそうじゃない、めんどくさそうと思ったら、選ばないことです。
逆に言えば、食べ物でもなんでも、みんながあまり支持していなかったとしても、自分にとって良い絵が見えるものを選ぶんです。
たとえば仕事上、よくタクシーを利用するのですが、運転手さんの機嫌が悪かったりして、「ここでのタクシーライドで私が受けるダメージが大きいな」と思ったら、申し訳ないのですけど、1メーターだけお支払いして降りちゃったりもするんです。
乗っている時間が2分とかならいいんですけど、これに10分耐えるという選択肢は私にはないな。
へえええ! すごいね。イヤなことはすぐ辞める。
うん、すぐ辞める、すぐ立ち去る。でも、そういうのはタクシーに乗る前から「あ、イヤな感じがするな」って思ったのに、急いでいるからって乗っちゃったら、やっぱりまずかったみたいなことで。
できるだけそういうものから遠ざかって、自分が良いと思うものにどんどん寄り添っていくうちに、「自分にとっての良い選択」ができるようになったのかなと。
なるほど、すぐ手放すのがコツなんだ。
私の考えもちょっとだけ話しますね。私は器が大好きで、若いころは洋服を買うより器を買うのが好きなくらいだったんです。だから今、「この器が自分にとって必要かどうか」はすぐわかるんですけど、洋服についてはまだまだ自信がなくて。
振り返ってみると、器はすごくいっぱい買ったけれど、洋服はあんまり買っていないわけです。それはさっきの佐藤さんがおっしゃったみたいに「失敗する数」が違うんですよね。
やっぱり仕事に関しても、今までの経験のレイヤーが多ければ多いほど、次の選択はちゃんと「自分らしく」できるし、その経験値が自分の選択力を磨いてくれると思います。
南青山のカフェ&ラウンジで、ホッとできる上質なひとときを。
今回、トークイベントを行ったのは「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO」の2階ラウンジ。
ゆったりと落ち着ける空間で、数々のイベントに出演される一田さんも「こういうサロンのような空間でのトークイベントは珍しい」とおっしゃっていました。
表参道駅から徒歩数分、南青山にあるカフェ&ラウンジ「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO」。私たちがトークイベントの会場にここを選んだのは、「お客様にも体感してみてほしい!」と感じた、居心地の良さがあったからなんです。
(▲INTERSECT BY LEXUS – TOKYOの外観。画像は公式サイトより)
外を通るだけでは「ちょっと入りにくい場所かな?」と思われるかもしれません。実際、今回のトークイベントでも「初めて来た」というお客さまも多かったです。
でも、中にはおいしいコーヒーやフードを頼んだり、ラウンジで一息ついたりと、思いおもいの時間を過ごせる空間が広がっています。
(写真 クラシコム)
1階にあるカフェでは、毎朝焼き上げるクロワッサンや、パンやヨーグルトがセットになったメニューも提供しています。
たとえば、カルピスバターを添えた厚切りブレッド、ヨーグルト、サラダ、コーヒーもしくは紅茶からなる「ブレックファースト・セット」。ヨーグルトのジャムは、いちご、しょうがりんご、山ほおずきの3種類から選べます。
コーヒーはノルウェーの老舗コーヒースタンド「FUGLEN」のもの。INTERSECT BY LEXUSのために特別なコーヒー豆を買い付けているのだとか。
コーヒーを手に内装をながめると、建物を取り囲む竹でつくられた印象的なファサードが目に入ります。
ファサードのデザインは、「LEXUS」のシンボルでもあるフロントグリルの形に似せています。フロントグリルとは、自動車の正面に付けられた空気を取り込むためのパーツのこと。特に「LEXUS」はこの形に特長があり、「スピンドルグリル」と呼ばれています。
すきまから光が入り、建物の中からも街の景気が見えます。トークイベント中は晴天だったこともあり、光がさんさんと室内に注いでいました。夜になると、一転してグッとモダンな大人の空間に変わります。
2階のラウンジでは、“今の時代の東京フード”をキーワードにしたビストロも味わえます。ランチ、ディナーともに用意されていますので、南青山で食事をするときの候補にもどうぞ。
▲ランチは1000円より。肉、魚、野菜から選べる「御定食」や、ワンプレートの「カレーライス」などを揃える。
▲ディナーのメインディッシュは2100円より。お酒もしっかり楽しめる本格派。写真は「Lボーンステーキ」(メニュー写真はいずれもLEXUS提供)
建物の造り、家具やオブジェ、用意されたフードにまで、あらゆるところに「LEXUS」のこだわりが宿っています。
INTERSECT BY LEXUS – TOKYOは「家とオフィスの間にある、第三の居場所」をイメージしており、「クルマと同じくらい、ライフスタイルを考える」というコンセプトのもと、レクサスのブランドを体感できるスペース。上質なホテルで過ごすような、心地良い時間を過ごせるでしょう。
トークイベント終演後のアンケートでも「また来たい」と書いてくださる参加者の方もたくさんいらっしゃいました。散歩中のコーヒーブレイクにもぴったりですから、ぜひお気軽にお立ち寄りくださいね。
(INTERSECT BY LEXUSについて、詳しくはこちら)
今回のBRAND NOTE「LEXUS」編では、私たちが共感したLEXUSの取り組み、そこから生まれた「わたしの、暮らしと仕事」をテーマにしたトークイベントの様子をお届けしました。
直感力やポジティブさを行動することで身につけていった中川正子さん、自分探しの時期を経ながら今の仕事についた店長佐藤、そして二人の話をまとめつつ、自分の経験も織り交ぜて話してくださった一田憲子さん。トークイベントは、まさに三者三様の「暮らしと仕事」を垣間見る時間となりました。
良い選択も、フィットする仕事も、支えているのは「失敗の数」。つまり、失敗を受け入れることが良い選択につながる。そんなふうに言えるのかもしれませんね。
今回ご一緒した「LEXUS」は、クルマはもちろんのこと、私たちにとって数々の頼もしい選択肢を用意してくれていると感じます。その真摯な姿勢は、LEXUSのものづくりや「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO」を通じて、体感できることでしょう。
【BRAND NOTE・LEXUS編】
第1話:トークイベント開催のお知らせ(そして、私たちと高級自動車ブランドのふしぎな出会い)
第2話:「夜19時からの時間割」をどうしてる?快適な暮らしは “スイッチ” を作ることから。
第3話:モヤモヤも失敗も大事。「今の仕事」への道筋が決まっている人なんて、ほとんどいない。
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